2007年 06月 01日

今年度もキャリア教育

今週は県のキャリア教育の手引き編集会議で講演した。

テーマは「キャリア教育が求められる社会的背景ー企業の現場から」。
筆者が話した内容は「企業が求める人材を供給せよ」という単純な話ではなく、「経済と雇用の構造変化の中で、子供たちの幸せな未来のためには、いままでの学校教育だけでは対応できない」ということ。つまり、「いい学校=いい会社=幸せな生活」という幻想が崩壊しているなかで、子供たちが生き抜くために必要なリテラシーを身に着けるためには、企業、NPO,、地域社会の協力が必要だ。そして個が自立し、自ら判断できる子供を育てることが大切だ、という話をした。

参加した先生方からは、受験校で目先の大学進学率が重視される中で、キャリア教育が理解されない悩みや、父親がキティちゃんサンダルを履いて学校に来るような地域の学校で、社会に出て困らない最低限の礼儀だけでも何とか身につけさせようと奮闘する姿など、現場の話を聞くことができた。

キャリア教育は、豊かな時代に、生徒が勉強の目的を見出すための教育であり、大人になったらいやおうなく取り組まなければならない「答えのない問題に取り組む」方法を身につける教育でもある。

さて、今日は「地域自律・民間活用型キャリア教育プロジェクト」コンソーシアムの今年度第一回の会合があった。今月からまた中学校でのプログラムが始まる。今年度はどんな個性豊かな中学生に出会えるか楽しみである。

6月5日には早速ある中学で1年生144人を相手に「働く意義を考える」という話をしなければならない。うまく伝えられればいいが・・・

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登録日:2007年 06月 01日 23:31:48

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プロフィール
Ryuichi Himori
(男)
団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
(なお、mixiもやってます。)
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