2007年 09月 27日
ファシリテーターだのコーディネーターだのへの疑問
またまた委託先のNPOを選ぶ審査員をやった。
あらためて審査員になって見て、プレゼする側として大事だと思ったのが、提出した企画書をきちんと説明することである。もちろん審査員は事前に提案書は読んでいるのだが、説明されてあらためて気づくことも多い。別資料を配布して説明されたり、提案書に書いていないことだけを説明されても正直よくわからない。
自分がやるときは気をつけよう。
さて、内容を聞いていてふと疑問に思ったのが(コンペとは直接関係ないが)、ファシリテーターだのコーディネーターだのはいったい何だ?ということだ。どうも行政やNPOはこういうのが好きだ。ファシリテーションやコーディネーションはそれ自体がひとつの技術であり、汎用性がある、ということらしい。それはそうなのかもしれないが・・・
しかし企業の現場で考えると、まず会議というのは必要悪である。やらざるを得ないときに必要最小限でやる。いかに時間を短くするかも勝負だ。だからコンテクストを共有していてあとはファクトと専門用語が飛び交って終わりだ。ファシリテーションの余地などないように思う。
また、企業にはコーディネートでなく「すり合わせ」という概念がある。ひとつの目的に向かってお互い(社内も社外も)同士が少しずつ身を削ってすり合わせるのだからコーディネーターなど必要ない。人件費の無駄である。
要は事業をするのだから目的を共有したらあとはさっさと実行する。現場で実行することに最大限のエネルギーをかける。そして結果を検証し、改善する。営利だろうが非営利だろうが事業なら同じことだ。そこになぜファシリテーターやコーディネーターが必要かが良くわからない。(もちろん臓器移植コーディネーターのように専門分野で職掌がはっきりしているものは別だが)。
自分の理解が浅いのだろうか。どなたかご教示いただきたい。
カテゴリー[ NPOについて ], コメント[4], トラックバック[0]
登録日:2007年 09月 27日 01:41:13
- プロフィール
- Ryuichi Himori
- (男)
- 団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
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