2007年 12月 30日

だいじょぶか~

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昨年の今頃の記事にも書いたが、名古屋駅前には雨後のたけのこのように高層ビルが生えてくる。

もうすぐ完成するこの変わったビル。ねじれたような形をしている。これは専門学校のビルだ。この学校は景気がよいのか名古屋と新宿で同時にビルを建てている。

筆者が心配するのは23年後のことだ。23年後にもこのビルは立っているだろう。しかし中身はどうなっているだろうか。

なぜなら、23年後の2030年、名古屋市の15歳~19歳人口は67,293人、これは2005年の105,592人の63.7%だからである。余計なお世話かもしれないが、それだけ対象年齢人口が減っても、この専門学校はビルを維持するだけの学生数を確保できるだろうか。

高齢化は、経済が元気かどうかには関係なく、どの地域でも確実に進む。2030年筆者は81歳だが、名古屋市の80歳~84歳人口は105,085人、2005年の49,518人の212%である。

もちろん、したたかな専門学校としては、「80歳からの自己啓発講座」のたぐいを用意して学生確保に努めるだろう。それにしてもこれからの20年に進むすさまじいばかりの高齢化ショックに社会も企業も対応しなければならないことは間違いない。

データを基に考えると、世間で一般に言われている事・イメージとは異なる姿が見えることが多い。そして、未来予測はたいていはずれるが、将来推計人口だけははずれない。

お正月は、日本社会保障・人口問題研究所の将来推計人口データベースの中の市区町村別将来推計人口で、皆さんの地域の将来の姿をじっくり眺めてみてはいかがだろうか。
http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Mainmenu.asp

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登録日:2007年 12月 30日 20:46:15

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プロフィール
Ryuichi Himori
(男)
団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
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