2008年 03月
今日でお別れ
日本では、桜は出会いと別れの象徴でもある。
今日は最終日なので会社の庭に咲く桜の前で同僚たちと記念撮影。
お世話になりました。
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登録日:2008年 03月 31日 23:15:30
非常勤講師会議
で、早速だが、昨日27日はある大学の非常勤講師会議に出席した。
この大学は筆者が専任になる大学(業界用語で本務校というらしい)ではなく、ここが決まる前に一こまだけ非常勤講師をやることを約束していた大学である。
家から遠くない(隣県だが)し、フレックスタイムを使えば週一日夕方からなら会社に勤めながらできるかと思って約束したのだが、急遽こうなってしまったので、あらためて日にちと時間を調整してもらった。本務校とは遠く離れているが約束だからしかたがない。
さて、この日は来年度(平成20年4月から)の非常勤講師が集まる連絡会。今の大学はたくさんの非常勤講師がいないと成り立たない。この日の出席者も六十数名で実務家や教授OB、留学生向け日本語講師、英会話講師、など様々である。
懇親会も含め約半日ほどの会議だが、今の大学がおかれている状況が垣間見えておもしろい(とは言っていられない)。
1.再来年度からひとつの学部の二つの学科を統合して定員を減らすことになっているとのこと。これは第三者機関による認証評価(大学版ISOのようなものらしい)を受けようとしているが、定員を大幅に割り込んでいると問題になるからだそうだ。少子化の影響などで現在の定員は維持できないらしい。
2.FD*で授業改善に取り組んでいるが、その一環として学生アンケートを行い、その結果を先生方にフィードバックするので、(怒らないで)授業改善に役立ててほしい、とのこと。決して先生方の評価に使うものではないし、学生のいい加減な回答もあるが、役に立つところは取り入れてほしいそうだ。
3.三分の一以上欠席すると単位は与えない、という規則だが、先生方には極力欠席者のフォローをしてほしい、とのこと。単位がとれないと退学してしまう学生がいるが、極力退学者は出したくないので配慮してほしいそうだ。その意味するところは、欠席が多い学生に個別指導で課題を与えるなどしてほしいということのようだが、それに対しては非常勤側から、「まず専任の担当教員が個別指導をしっかりしてほしい」という意見がでた。
4.非常勤講師は公認会計士や中小企業診断士、社会保険労務士など仕事をしながら専門科目を教えている人(いわゆる実務家)が多かったが、その人たちから「授業中に寝る、おしゃべりをする、携帯メールをするなどに対して専任教員はどのように対処しているのか?」という質問がでた。専任も悩んでいる、という話も出たが、「極力眠くならないようなおもしろい、魅力ある授業をやってほしい」というお答え。それに対しては「僕の授業は簿記だからね~」というつぶやきも。
これだけでも、地方の小規模な私大のシビアな現実の一端がわかる。
筆者はここで4月から4年生向けにNPO/NGO論を教える予定だ。シューカツで忙しいだろうが、なんとか興味をもってもらって将来のキャリアの選択肢のひとつとして考えるようになってもらいたい、と思っている。
*FD=ファカルティ・ディベロップメント(Faculty Development)の略称。大学教員の授業内容や教育方法などの改善・向上が目的の組織的な取組み。
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登録日:2008年 03月 28日 23:25:24
新規カテゴリー登場!
新たに「大学にて」というカテゴリーを作りました。
団塊の世代の私が35年間の民間企業サラリーマン生活から転じた大学教員という世界にどのようになじんでいくか、はたまたなじめないか、リアルタイムでレポートをお届けします。
お楽しみに!
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登録日:2008年 03月 28日 22:11:04
こんぐらからないIT
昨晩は赴任する大学の会議(場所は大学ではない)。
ある授業の内容を検討する会議なのだが、全員がモバイルPCを持ち込んでいる。
担当する先生がそれぞれパワーポイントでプレゼンテーションを行い、出た意見を
取り入れてその場で修正していく。
終わるとその場でメールの添付ファイルにして参加者に送る。
ここは持ち込みPCはLANにつなげないので、みんなe-モバイルかウィルコムでつないでいる。今回は使わなかったが、Google Docs を使って、一つのドキュメントにみんなが自分のPCから同時に入力したり直したりもできる。
ITな世の中も便利なものである。
ところで回を追うごとにMac book air を持っている先生が増えているのは、みなさんパソコン好きだからだろう。
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登録日:2008年 03月 26日 16:49:34
こんぐらかったIT
退職日が近づき、とある社内定例会議に出るのも今日が最後。
この会議は本社と札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡を結んで行われるのだが、なにしろITな世の中、テレビ会議システムとパソコンの画面同期のシステムと弊社製の音声会議システムの三つのシステムを同時に使っている(回線も電話回線とインターネットの両方を使う)ため、会議テーブルの上は各種ケーブルがからまってこんぐらかっている。
会議のほうはケーブルのようにこんぐらかることはないのでいいのだけれど。
この光景も見納めだが、早くすっきりさせることを後輩の皆さんに期待したい。
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登録日:2008年 03月 24日 22:10:32
その意気や良し
今日NHKニュースで話題になった福島県矢祭町町議会選挙。
議会自ら議員定数を18人から10人に削減し、さらに昨年は全国で初めて議員の報酬を日当制(一日3万円)にした。そしてはじめての選挙が行れた。
少し長いが以下に矢祭町議会決意宣言文を転載する。格調高く熱意あふれる感動的な文章である。これが自治というものだ。
「矢祭町議会決意宣言「町民とともに立たん」
矢祭町議会は平成13年10月31日、議員提案により、「合併しない矢祭町宣言」を全国に先駆けて全会一致で議決した。町の羅針盤を高らかに宣言したこの檄文は、全国の地方自治体への励ましとなり、目標となり続けている。そして今、我々矢祭町議員は自身の報酬を日当制にすることを決意した。連綿と続く議員報酬のあり方を根幹から変える決断を、我々は悠々として超然と、そして敢然として断行する。現在、国会議員と地方議員を巡り、有権者からの厳しい目が、残念ながら向けられている。議員は有権者に選ばれし、有権者の公僕である。その責務の一切は有権者のために遂行されなければならない。その当たり前の議員の姿勢と哲学がきしみを上げ始めていることを、我々は痛憤の思いで受け止める。だが、我々は看過しはしない。報酬を日当制に変更するという大胆な決断によって、すべての地方議員に対して、自身の立ち位置とあるべき姿を改めて問い直し、警鐘を乱打するものである。我々矢祭町議は、町民とともに立たんの決意をここに宣言する。今、議員たるのその原点に帰る。
国主導による「平成の合併」が雪崩を打つ中、我々の「合併しない宣言」は全国に熱烈な感動をもって受け入れられた。だが、旬日を置かない同年11月13日、総務省行政体制整備室長が来町し、翻意を促された。室長曰く、「合併の何たるかを矢祭町の多くの町民に説明し、合併の方向へ翻ることを期待する」と。室長の語る合併のメリットは、「首長や特別職、議員などを削減することによって大きな財源が生まれ、その削減によって生まれた大きな余財を高齢化社会の軍資金できる」という内容だった。だが、その言質からは、地方自治が担うべき民主主義をいかに為すべきかについて、ただの一言も言及されなかった。そして、国は我々の方向性を「町民に対する背信行為」「首長や議員の保身のため」などと、時に面罵し、時に誹謗した。我々が目指すのは、きめ細かな行政であり、住民の目線に立った行政である。かかる哲学以外に、行政のあり方を指し示す松明はない。「合併しない宣言」によって、我々矢祭町議は松明を手にした。この松明をたやすことは町民への背信行為である。もしこの松明の灯を消すことがあるとするならば、それは有権者たる町民の判断によってのみであり、その他の何者によっても妨げられるものではない。
「合併しない宣言」以来、我々矢祭町議は議会改革に全精力を傾けてきた。平成14年7月4日、議員定数を18人から一挙に8人減らし、10人にした。そして、平成16年3月の改選期から実施した。「一寸の虫にも五分の魂」という、身を切っても自立するために頑張っていく強い意思が込められている。6700人の民意を反映する機能は貶めないという強い覚悟が秘められていることは言うに及ばない。この4年間を振り返るに、議会運営に支障を来したことはただの一度もない。やればできるの意気込みを、実行をもって実証してきたのである。
今、日本の国全体に暗雲が立ちこめている。それは、指導者が国民の立場に立っておらず、自分本位の判断に終始しているからにほかならない。このことは国民にとって非常に辛いことだ。だが、ここ矢祭町に限っては、役場、議会、町民が三位一体となって町づくりを進めてきた。それを体現したものが、平成18年度から始まった「矢祭町第3次総合計画」である。「郷土愛」をうたい、共に支え合いながら暮らせる町づくりを推進し、「元気な子どもの声が聞こえる町づくり」を政策の中心に据えた。また、それを貫くために、町の憲法たる自治基本条例を制定し、平成18年1月1日から施行された。その第7条には町議の責務として「町議会議員は、町民の信託を受けた町民の代表である。議員は、町民の声を代表して、矢祭町の発展、町民の幸せのために議会活動に努める」とうたわれている。我々は常に町民の一人ひとりの立場に立って町政に参画しなければならない。町民の生活こそが、日々の議員活動の中で、最も気に掛けねばならない問題である。
我々が受ける報酬は、町民が汗を流してかせいだ税金であることを忘れてはならない。
議員報酬の経過を辿れば、執行部とのもたれ合いの中、報酬審議委員会なるものを隠れ蓑にして、その額を住民の目に届かないところで決めていたと指弾されても、それに反論する言葉を我々は持たない。右肩上がりの時代からのお手盛りを重ねてきた結果が、現在の議員報酬につながってはいないだろうか。50年後、100年後もびくともしない矢祭町を作り上げるためには、議会はもう一度原点に帰らなければならない。我々議員は、町民の艱難辛苦を憂い、嘆く声を聞き、見たとき、現在の報酬制度にあぐらをかいているわけにはいかない。そして、我々は報酬制度を根本から考え直すことを決意した。その際、我々は世間一般の常識にとらわれない。矢祭町はいかにあるべきか、矢祭町議会はいかにあるべきか―― ここが我々の議論の出発点であり、すべてである。
私たちが描く日当制は実費支給が原則であるから、町民の目からも透明度が高く、議員活動に対する対価という意味合いがより厳格化される。これによって、議員の活動状況も分かりやすく、評価もしやすくなる。また、これから議員になろうとする人も、欲の固まりのような金の亡者は消え、真摯に町を思う若い人や女性も進出しやすくなるなど、有権者の選択肢が拡大するに違いない。「選挙には金がかかる」との風説があるが、この日当制の導入によって、「金のかからない選挙」が実現できるだろう。選挙運動のあり方にも一石を投じることは必至だ。何よりも経費の削減によって生まれる余財を、町民生活を豊かにする町民密着の政策に差し向けることができることを我々は何よりも喜ぶ。
この問題に真正面から取り組むことは、決して地方自治を卑しめるものではない。むしろ地方自治の本来の姿を体現するもので、全国の地方自治体に範を垂れることになると確信している。「合併しない宣言」を決議した矢祭町議会だからこそ、陋習に凝り固まった堅固な壁に風穴を開けることができる自負を持っている。今回の我々の決断が郷土を愛する全国の人たちに全的に歓迎されるに違いないと確信をもっている。
今、我々矢祭町議は宣言する。町民とともに立たん。」
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登録日:2008年 03月 24日 21:23:06
昨日行った会社
月末で退社するというのに、毎日忙しく仕事をしている。
昨日訪問したのは新宿にあるマイクロソフトの本社。
仕事が変わったらあまりこういうところにも縁が無い
だろうと思って写真を撮らせてもらった。
会社の受付とういものはそれぞれ個性があるが、
この会社の受付はカラフルで、蘭の花がたくさん
置いてあるのがめずらしい。
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登録日:2008年 03月 22日 16:33:39
I have a dream

退職の日。
ピカピカのベントレーブルックランズを運転して家に帰る。マンションの小さな屋外駐車場に停めて家に入る。
「おかえりなさい。ところであなた、退職金は?」
「退職金はあれだ」と言って外のベントレーを指差す。
この後の展開は考えるだに恐ろしい(奥さんの反応が)。
(誤解されている方が多いようですが、これは妄想です。こんな車買えるわけありません。車エンゲル係数100%で生活費がなくなります。第一小さなマンションの駐車場に入りませんよ。)
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登録日:2008年 03月 18日 22:39:16
団塊転職
(写真は本日の送別会でいただいた花束)
突然だが、筆者は3月31日付で31年6ヶ月務めた会社を退職することになった。4月1日からは東京都小平市にある大学の教授に就任する。
定年を1年半残しての転職だが、急に話があり、すぐに決断した。会社の仕事はやり尽くした感もあり、まったく新しいフィールドで挑戦するのも楽しそうだと思ったからだ。いろいろと若い先生方や学生さんから刺激を受けられるし、何よりも若い人を育てるのは社会への恩返しになるだろう。
大学の定年は65歳だそうだが、それまで現役でいられるのもありがたいことだ。定年後には、趣味を中心に好きなことにチャレンジする人生もあるが、自分の場合は「現役感=責任のある緊張」の中で新しいことにチャレンジするのが向いていると思っていたので、願ってもない話だと思う。
3月に入って退職届が受理されてから、退職の手続きや新任の手続き、今の仕事の整理や引継ぎ、4月から早速始まる担当授業のシラバスの提出とあわただしい時を過しながら、徐々に退職の実感が湧きあがりつつある今日この頃である。
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登録日:2008年 03月 18日 14:35:02
- プロフィール
- Ryuichi Himori
- (男)
- 団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教員に転職しました。その他行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事、県生涯学習審議会委員、県NPOパートナーシップ会議委員などを務めています。行政への企業経営手法の導入や、文化政策、地域政策、NPO論などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
(なお、mixiもやってます。)
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