2008年 05月 11日
行政学も様変わり

昨日は学会に出席のため吉祥寺にある成蹊大学に行った。
38年ぶりの再訪だがキャンパスの雰囲気は変わっておらず、とても懐かしかった。
さて学会とは日本行政学会である。2003年にはじめて出席してから5年がたつがこの5年でずいぶん変わったなと感じたのが最初のプログラム共通論題1「公共サービス論再考」を聞いた時である。
もはや誰も公共サービスを民間に委ねることの是非は議論していない。そして行政が「マネージメント(経営)」される対象だというのは当り前の概念になっている。そして議論の焦点は「行政による公共サービスの解体」後の行政の役割や「権力」のありかた、多様な公共サービス提供主体間のガバナンス(コントロールやレギュレーションによる公共性の担保や調整)に移っている。
以前誰かから社会科学というのは新しい現象をすぐには取り上げない。取り上げるのはそれが研究対象として「落ち着いて」からだ、という話を聞いたことがあるが、なるほどこういうことだったのか、と納得させられた。
センセーショナルではないが知的に刺激的な議論になるのはさすがアカデミズムだ。筆者もこれが本職になってしまったのでせいぜいがんばらなくては。
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登録日:2008年 05月 11日 00:19:01
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- Ryuichi Himori
- (男)
- 団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
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