2008年 07月 29日

やっぱりおかしいシューカツ

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インターンシップ授業の終盤は先輩の体験発表。昨年のインターンシップを経験し、その後就職活動に飛び込んで見事内々定を勝ち取った4年生が、これからインターンシップに行く3年生に対して体験を語る。

筆者のアイディアで、10人の先輩が10グループに分かれた3年生に15分づつ体験を語り質問に答える。時間が来たら次のグループに移る。1グループにつき6人の先輩の話が聞ける。先生の話はろくに聞かない学生も、先輩の「12月から5月までに20社受けてすべて落ち、21社目にようやく決まった」というような話を真剣に聞いている。

さすがにシューカツを経てきた学生はしっかりしていて一皮むけた感じがする。しかしよく考えて見ると、大学・学業とは関係のないシューカツで一皮むけるというのも大学としてはなさけない話である。本来であれば一皮むけさせるのは大学でなくてはならないはずなのだ。きびしいシューカツ体験に匹敵する何かを大学が与えていないということか。

一方で、今の3年生の秋からはじまるシューカツはどう考えてもおかしい。学生がいろいろなことに興味を持ち始め、学業に取り組む姿勢ができ始める時にエネルギーをとられてしまう。学生が充分成長する前に企業が採用を決めるというのもおかしな話だ。

そもそも、新卒を4月に一斉に入社させる、というシステムがもう時代に合わないのではないかという気がするが、このことはもう少し考えてみたい。

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登録日:2008年 07月 29日 00:01:38

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プロフィール
Ryuichi Himori
(男)
ryuichi.himori@gmail.com
団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
(なお、mixiもやってます。)
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