2008年 10月 23日

創業塾

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土曜、日曜は大学で市の商工会が主催する創業塾が行われた。

創業に興味のある市民を対象に、中小企業診断士や市内でお店やコミュニティビジネス(介護)を開業した人の話を聞く極めてローカルなイベント。ITベンチャーを創業しようというのではなく、小売業や飲食業、サービス業など身近なビジネスがターゲットだ。

参加者も定年退職者から家庭の主婦まで様々だ。

参加者の発表でおもしろかった話を二つ。

1.男女の違い

ある男性が、高級な子供の預かりサービスのコンセプトを発表した。高額な代わりに急な預かりや時間変更などありとあらゆるニーズに対応する、というもの。
それに対して、実際に子供の預かり事業をしているNPOの女性から「お母さんは子供のためにはお金を使うので、習い事などと組み合わせればお金を出すが、子供を預けるのは子供のためでなく自分のため、という認識がある。お母さんは自分のためにはお金を遣わない」というコメントがあった。

なるほど、子供を預けるのは子供のためでなくやむを得ない自分の都合なのだから、そんな自分勝手に高級なサービスは買わない。できるだけ安いところを探す、というのは男にはない発想だ。

2.ビンボーが生んだビジネス

アメリカ人と結婚してアメリカに住んで貧乏暮らしをしていた若いお母さんの話。あまりにも貧乏なのでいろいろ考えた末、近所のスーパーで日本ではあまり種類がない13号や15号の服を買ってきて日本のネットオークションに出した。すると飛ぶように売れて15ドルくらいで買った服が7000円くらいで売れた。一時は生活費の大半をこれで稼いでいた、とのこと。

この人のたくましいのは、売れなかった服はそのままスーパーに返品していたのでリスクゼロの商売だった、ということ。これも女性ならではの発想だ。男ならもっと格好つけてしまうだろう。

この日は大学の教室に託児室を設け、地元のNPOが参加者の子供を預かった。地域社会に開かれた大学にしていくためには、これからますます必要となるサービスだ。

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登録日:2008年 10月 23日 09:16:59

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プロフィール
Ryuichi Himori
(男)
ryuichi.himori@gmail.com
団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
(なお、mixiもやってます。)
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