2009年 01月
ここのところの事情と新ネタ
火曜日の夜から熱がでて、木曜日まで寝たきり生活。
金曜日は愛知県の大学の授業の最終回なので無理して行った。
幸いインフルエンザではなっかたので医者の薬で熱は下がったが、さすがに8度以上の熱が2日続いたのにはくたびれた。皆様もお気を付けください。
熱でぼーっとしている間いろいろ考えたのだが、ひとつ、みんなが言っていること、あるいはみんながそう言っているとマスコミが言っていることに間違いが多いのはなぜだろう、という疑問がわいた。
筆者がよく書いている「潜在的無意識」と「みんながそう言っていると言われていること」にギャップがあるのだ。
そこで、「常識の非常識」というタイトルで、どんなギャップがあるのかを考えるシリーズをはじめることにした。いまのところ思いついているネタとしては、
・協働ってほんとに必要なの?
・共産主義はほんとに間違っているの?
・一人暮らしの山のお婆さんと都会のお婆さん、貧乏はどっち?
・規制緩和はほんとにやりすぎたの?
・不況は小泉構造改革のせい?
・公務員は働かない?
・天下り禁止すれば無くなるの?
などである。
これは筆者が、例えばみんな「小泉改革が悪い」というと「ほんとにそうか?」と疑いたくなる天の邪鬼な性格なので思いつくネタである。
明日から少しずつ、順不同で思いつくままに書いていくことにする。
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登録日:2009年 01月 31日 00:06:05
男の子の衝動買い
今日は渋谷の東急ハンズでつい衝動買いしてしまった。
自分の車、ミニクラブマンの43分の1スケールモデル。
男の子という年ではないが、いくつになってもこういうものを買ってしまう。
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登録日:2009年 01月 25日 22:00:52
協働より共飲
昨日は浜松市役所で行われた東海都市連携協議会で講演した。
静岡、愛知、岐阜、三重のある程度以上の規模で昼夜間人口の差が少ない都市の企画担当者の集まりとのこと。
テーマは「公共の再生と協働の役割」
内容は以下の通り。
はじめに
1.協働とは何か
2.アドボカシーとしての協働
3.政策実現の手段としての協働
4.公共サービスの購入としての協働
5.協働におけるこれからの行政の役割
協働というのは単純にいえば、今後ますます行政が使えるリソースは減っていくのに解決すべき社会的課題は増える一方なので、みんなで一緒にやるしかないんじゃないの、という趣旨。
終わったあとの各都市の市役所の皆さんとの懇親会がおもしろくて二次会まで付き合って飲みすぎてしまった。
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登録日:2009年 01月 24日 20:26:30
うらやましい?
【1月21日 AFP】米国史上初の黒人大統領となったバラク・オバマ(Barack Obama)新大統領は20日、就任式で宣誓を行った後、就任演説を行った。
≫続きを読む…
(c)AFP
ラジオを聞いていたら、もしオバマさんもなれるとして、日本の総理大臣にな麻生さん、小沢さん、オバマさんのうち誰がいいですか、というアンケートに対してそれぞれ14%、16%、70%だったという。授業で学生に聞いてみたが、ほぼ同じような数字だ。
気持はわかるが、考えねばならないことがある。アメリカ大統領というのは、国家国民の統合の象徴である国家元首としての権威と、行政執行の責任者としての権力の両方を併せ持った存在だ、ということだ。
例えば、イギリスの場合、国家元首としての権威があるのはエリザベス女王であり、その権威の源泉は、連綿と続く安定的な機関としての王家ということにある。ブラウン首相には権力はあるがそのような権威はない。
日本では言うまでもなく(国家元首と憲法に書いていないが)国家国民の統合の象徴は天皇陛下であり、その権威の源泉は連綿と続く皇室を人々が認め続けているところにある。麻生さんにそのような権威はない。
若い移民国家、人工国家であるアメリカの大統領の権威の源泉は、最長2期8年だけ続く人々の承認にあり、そのために常に言葉を発信し、本人の魅力を発信し、個人の力で国家国民の統合の象徴性を維持しなければならない。だからあれだけスピーチがうまくなければならないのだ。
このような説明を加えた上で、日本には権威と権力を併せ持つアメリカ型大統領制か、権威と権力を分担する王政(立憲君主制)のどっちが合っているかをあらためて学生に聞いたところ、6対4で王政だった。
日頃は意識しないが、現代日本ではその体制を最終的には国民が選べるということが重要だ。
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登録日:2009年 01月 22日 23:37:04
中山間地の真実
日曜日は市内のある中山間地域の活性化についてミーティング。
メンバーは地域活動に熱心な定年退職者、中山間地域のNPOの人、パリダカールラリー出場選手で田舎暮らしをしている人、自然教育の活動をしている人、市民派市会議員、とりまとめるNPOの人、そしてアドバイザー役の筆者。
配られたたたき台の資料には、過疎化・限界集落・高齢化・産業経済の弱体化・生活サービスの弱体化などの課題に対して地域資源の活用、高付加価値化、エコツアー、伝統芸能の活用などの文字が踊る。
しかしそこで筆者が発した一言。「ところで山の人たちは本当に困っているの?山の人たちは町のNPOがエコツアーなどを送り込んで山を活性化しようとしていることをどう思っているの?本当のところは?」
そこで山の人から語られた本音とは?
「この地域の山の人は生活に困っていない。もともと豊かだった過去の蓄積があるので自分の親の世代まではまともに働いた経験のある人はいないほどだ。今でもこの地域から信用金庫が撤退していない。個人預金があるからだ。生活ができるので危機感はない。確かにコンビニなどないので不便だが、便利さを知らないので不便を感じていない。だから年寄りに何か不便はありませんか?と聞いても無いと答える。若い人は皆町を出ていくがそれが当然だと思っているのでさみしいとは思っていない。自分の高校生の子供も高校から市中心部の高校に通っている(下宿)。本人も将来山に帰るとは思っていない。ここは将来なくなることは小さい頃からの前提だ。車で2時間で市中心部に行けるので、町と山の両方に家を持っていて行ったり来たり二重生活している人が多い。仕事や学業は町で、お祭りのときだけ山に帰る。
だから、山の人は山に来る町のNPOなどの人たち(エコツアーや間伐材の伐採などに来るひとたちなど)を、いろいろやってくれてありがたい人たちだが、自分たちの楽しみのためにやっている人たちだと見ている」
筆者がたぶんそうではないかと思っていた本音が語られた。だから中山間地の振興というのは、実は町の人が山の資源を自分たちのために使わせてもらう、そのために山の人たちにも協力してもらい、そのことで山の人たちにも変化のある生活をしてもらうためのものだと考えればよい。町の人はいろいろな意味で山を必要とし、山が荒れれば困るのは町の人なのであって、山の人たちは困らないのだから。山を助けようなどと上から目線で行くとピントがはずれることになる。
ただしこれは東海地方など地理的にも経済的にもめぐまれた中山間地域の話であり、東北地方や四国地方などではまったく状況は異なる。意外と見過ごされているが、中山間地域にも格差があるのだ。
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登録日:2009年 01月 20日 01:01:25
ついにここまで・・・
家でがぶがぶ飲む安ワインもついにここまできたか。
イタリアQuargentan(クァルジェンタン)の白、1リットル紙パックで550円!
甘くないのでよく冷やして水がわりに飲むぶんにはまあなんとか・・・
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登録日:2009年 01月 19日 17:22:37
今週のお仕事第2弾
さて市長訪問後大学に戻って会議をひとつ。その夜には地元商工会の新年賀詞交換会へ。
商工会長さんの挨拶はとてもシンプル。
「皆さん、こんなご時世なので、買物はできるだけ市内でしましょう。それもスーパーではなく商店で。仕入れも市内の市場や卸から仕入れましょう。市役所は公共事業を増やして、それを市内の業者に落してください。野党の議員もおられますが、じゃませずに景気対策をすぐにやってください」
これには壇上に並んだ市長、市議会議長、地元選出与野党国会議員も苦笑い。先日の記事で東京23区以外はみな田舎と書いたが、山手線の駅から私鉄急行で20分ながら実にローカル色豊かな地域の催しである。
とはいえ地元のNPOやJリーグクラブ事務局、私立高校理事など様々なひとたちと知り合い、先ほど会ったばかりの市長ともゆっくり話ができたので、有意義な会ではあった。
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登録日:2009年 01月 17日 23:01:45
今週のお仕事
先週は学長のお供で地元の市役所に市長を訪問。
「テレビで見る有名な先生」に市長もやや緊張気味。
大学は地域に貢献することが役割のひとつなので、今後いろいろ連携していきましょう、というのが趣旨の訪問である。
それにしても、この市には6校の大学があるが、町で学生の姿をあまり見かけない。
学生が町にもっとでるようになれば活気がでる。そのために市や商業者の努力が必要だ。
せっかくの大学の存在を生かさないのはもったいない。
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登録日:2009年 01月 17日 17:51:45
芸術家とパトロン
私の考える芸術家の定義のひとつは、世の中に新たな美の概念を提起する人である。
新たな概念を提起するのであるから、最初のうちはなかなか人々に理解されない。
現代の市場社会では、理解されないということは食い扶持に困る。
だからコンビニでバイトしたりする。
しかし芸術は一方で表現のための技の修練を必要とする。
だからほんとうはバイトする暇はない。
そこで、芸術家が大成するためには、支えてくれるパトロンがいる。
それはバッハの時代から変わらない。
しかし芸術家とパトロンの関係は極めて個人的なものであり、お互いに愛憎半ばするものである。パトロンにとって芸術家は往々にしてアクセサリーであり、恣意的なみせびらかしの道具である。芸術家にとってパトロンは必要悪であり、「今にみていろ」と思う対象である。その極めて人間臭い葛藤の中から、優れた作品が生まれた(後世評価される作品が芸術家のパトロンに対する反発やあてつけ、揶揄だったりする場合がある)。
王侯貴族や個人の大金持ちがいなくなって、現代のパトロンは政府や企業だと言われている。しかし政府は納税者の意向に縛られ、企業は株主や従業員の意向に縛られ、好き勝手にパトロン風を吹かせることはできない。従って個人対個人の人間臭い葛藤も生まれない。政府や企業は本当のパトロンにはなれないのである。
さて、現代日本の個人パトロンと言えば、ジャズドクターと呼ばれる内田修氏である。内田氏は医師として1950年代に愛知県岡崎市で病院を開業しながら、日本のジャズの黎明期から多くのジャズミュージシャンを支援してきた。若く無名のころの渡辺貞夫、穐吉敏子、日野皓正、山下洋輔等が物心両面で世話になった。病気になればただで入院させた。
しかし一番の支援は彼らの音楽活動を広げることだった。渡米の費用を貸し、レコーディングをアレンジし、マスコミや評論家を紹介し、コンサートを主催して演奏の機会を提供した。
そして自らの眼力で若い演奏家を発掘し、世に出した。大西順子、ケイコ・リー、寺井尚子、綾戸千絵など、内田氏に見いだされ、はじめてレコーディングやジャズフェスティバル出演の機会を得てビッグになっていたミュージシャンは多い。
内田氏にジャズミュージシャンとの付き合い方を聞いたことがあるが、彼の答は「演奏をけなさないこと」 だから誰よりも見識があるにもかかわらず評論活動は一切していない。本人が名乗る肩書きは「ジャズ愛好家」である。そんな内田氏の人柄が、多くのミュージシャンに慕われている。もちろん好き嫌いは激しいのでミュージシャンによって距離感は異なる。だから毀誉褒貶もある。しかし内田氏が長年にわたり日本のジャズ音楽そのもののパトロンなのはまぎれもない事実だ。個人的な葛藤も含めて理想的なパトロンと言えるだろう。
内田氏は平成5年に病院をたたむとともに、ジャズに関する膨大なコレクションを岡崎市に寄贈した。その中には、内田氏が病院の中に設けたスタジオで録音されたオープンリールのテープ800本も含まれる。ここにしかない貴重な演奏の記録である。
コレクションは今では岡崎市図書館交流プラザの中に内田修ジャズコレクションとして公開されている。写真はその中に再現された病院内のスタジオである。ピアノは穐吉敏子の希望で購入したヤマハ特注のグランドピアノ。ドラムセットは今は亡き日野元彦が入院したとき持ち込んだもの。そのほか家具やオーディオセットも内田氏が寄贈した、当時のものである。今でもマランツの真空管アンプの音を聞くことができる。隣の録音ブースには1960年代の放送局にしかなかったミキシングコンソールが残されている。
このスタジオで数々の伝説の演奏が生まれた。オスカー・ピーターソンもビル・エバンスもここで演奏した。中でも内田氏が生涯の親交を結んだセロニアス・モンクと、たまたま居合わせた日本人ミュージシャンとのセッションはジャズの歴史に残る貴重な出会いである。
内外のジャズ研究者にとって、訪れる価値のある施設であろう。
http://www.libra.okazaki.aichi.jp/15000.htm
http://www.uchida-jazz.jp/
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登録日:2009年 01月 13日 11:33:46
家事なんかきらいだ!
私は現在半単身赴任生活なので、必要最小限の家事をやらなければならない。
しかし、家事はだいきらいなのである。部屋の掃除も風呂掃除もきらい、ゴミ出しもいや、なかでも一番きらいなのが洗濯だ。そんなの全自動洗濯機がやってくれるではないかと思うかもしれないが、洗濯機の中にへばりついた洗濯物を取出してひとつひとつしわを伸ばし、干すのが死ぬほどめんどくさい。
今日は天気もよく、洗濯物も一週間分たまっているのでしぶしぶとりかかっている。実家にガス乾燥機もあるが、あれはかなりエネルギーを消費するし、おてんとうさまに干すのがいいということはわかっているのである。ああ、めんどくさい。
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登録日:2009年 01月 11日 12:18:07
- プロフィール
- Ryuichi Himori
- (男)
- 詳細プロフィールはこちら
- 団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事、(社)指定管理者協会理事長などいろいろ。公共経営・行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
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