2009年 12月
いるべき人がいない年の瀬
12月23日に行われた恒例の学生時代の友人たちとの忘年会。
今年はいるべき人の姿が見えない。8月と10月に友人が相次いで癌で亡くなった。二人とも59歳、還暦まであと一歩のところだったのだが。
特に10月に亡くなったY君はよくこのブログを見て意見を送ってくれていた。それももう来ないと思うとさびしい限りだ。
H君、Y君、お二人の冥福を祈る。
来年はみんな健康で元気に活躍できますように。
皆様、よいお年を。
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登録日:2009年 12月 31日 21:56:37
雪雲の先っぽ
日本海を越えてきた雪雲が脊梁山脈を越えてはるばる浜松までやってきた。
これが雪雲の先っぽでこれより南側は晴れている。そして風花が舞っている大晦日。
来年は穏やかな年でありますように。
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登録日:2009年 12月 31日 21:50:47
多摩六都科学館
26日は多摩六都科学館の第一回評価委員会に出席。
委員会に先立って2時間ほど館内を見学したが、なかなかいい施設だと思った。
何がいいかというと、雰囲気が全体的に暖かく、施設が「生きている」感じがする。
暖かい雰囲気は、ひとつは手作り感あふれる展示によってつくられている。展示物はオープン当初のものはお金がかかっているが、オープン以降は多少見栄えは悪くてもお金をかけずに追加していこう、という方針のようだ。
このような集客施設は頻繁な展示の手直しやリニューアルが必要だが、たいていの施設はお金がかけられずに陳腐化していく。ここも予算が少ないのを、手作りで知恵をつかってやっている。むしろそれがよそよそしさを感じさせず、親しみやすい展示になっている。
もう一つは、スタッフがたくさんいることだ。特にボランティアの活動が活発で写真のように幼児のコーナーで子供たちと遊んだり、昔遊びのイベントをやったりしている。当日外の雑木林では「落ち葉プール」が作られていて大勢の子供たちで賑わっていたが、これもボランティアが外部の補助金をとって自然教育の活動をしている一環とのこと。
科学館で大切なのは来場者の子供たちが人との触れ合いの中で科学に興味を持つことだが、スタッフだけではなかなか難しい。この館ではボランティアがその役目をうまく担っているようだ。
評価はこれからだが、施設が「生きている」感じがするのは、マネージメントがうまくいっているからだろう。
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登録日:2009年 12月 31日 01:53:21
ゼミの忘年会
先週は学生が企画したゼミの忘年会。
といっても単にチェーンの居酒屋で飲み会だ。最近の学生は個人主義(というか友達主義=気の合う友達とつるむだけでゼミやサークルで溶けあわない)が多く、ゼミの飲み会の設定もままならないと他の教員から聞くが、幸いうちのゼミではそんなことはない。
大学の教員に転職して、今年からゼミを持ってはたしてどうなるかと思ったが、学生の協力でなんとかここまで一人の脱落者もなくやってきた。
自分が学生のころと比べると、ゼミの学生は総じてやさしい。人がよく、他人を押しのけてでも、というところがない。お人よしというのは世の中渡っていくのはなかなか大変だが、人をだますような人間よりはいいのではないだろうか。私はその方が好きだ。
パターナリズムに陥らないように気をつけなければならないが、自分としては学生はかわいいし、自分の子供のように見てしまうところがある。教師としてそれでいいかどうかはわからないが。
ほとんどの学生の親は私よりも年下である、というのも当然といえば当然だが驚きである。
ところで、今の学生は「ゆとり教育世代」だが、とくに何か違いがあるかと言われれば特に感じない。ただ、これはうちのゼミの学生ではないが「第二次世界大戦でアメリカとイギリスは日本の同盟国だった」に6人中3人が〇をつけ、「東西冷戦で日本は東側陣営だった」に6人中4人が〇をつけるなど歴史について極端に常識がないという傾向は見られる(本学だけかもしれないが)。高校以下の教育でこのような知識が求められていなかったのだろうが由々しきことである。
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登録日:2009年 12月 30日 00:42:39
ミラー富士
本日の一枚は逆さ富士ならぬミラー富士。
サイドミラーに映った富士山。
(露出は合っているがピントがいまいち)
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登録日:2009年 12月 28日 22:16:53
1月9、10は文化政策学会!

年明け早々、1月9日(土)、1月10日(日)東京芸大北千住キャンパス他を会場に文化政策学会が開催されます。
9日土曜日のラウンドテーブルでは、私と東大の小林さんの司会のもと、鈴木文部科学省副大臣をお迎えして「新しい政府に新しい文化政策を」と題してディスカッションを行います。
皆様ぜひお出で下さい。
2010年1月9日(土)13:30~18:00 開催!
日本文化政策学会第3回研究大会 公開シンポジウム
「政策のための芸術か 芸術のための政策か―文化政策のジレンマ―」
会場:東京芸術センター 天空劇場 http://www.art-center.jp/tokyo/ (各線 北千住駅 徒歩7分)
一般公開/入場無料、申し込み不要
【Vol.1 基調講演&ディスカッション 13:30~15:50】
「政策のための芸術か 芸術のための政策か―文化政策のジレンマ―」
アーツカウンシルが発達し、政策と芸術現場の連動が進む英国ですが、
昨今は政府の文化政策から芸術団体の経営までデータを駆使した
エヴィデンス・ベースのポリティクスが盛んです。
その可能性と芸術に与える影響を議論します。(逐語通訳あり)
■基調講演:ジョセフィーヌ・バーンズ(英国・BOPコンサルティング代表)
BOPコンサルティングの創設メンバーであり国際的に活躍する文化政策の専門家。
主に戦略的計画や、評価、再生プロジェクトを手がけ、
英国文化・メディア・スポーツ省などをはじめとする大規模なプロジェクトを統括する。
※BOPコンサルティング http://www.bop.co.uk/
1997年に設立された、文化に関連したリサーチと戦略を手がけるコンサルティング会社。
政府の政策立案者や、地方自治体、企業、大学などをクライアントに持ち、世界の経済状況や、
再生、雇用、マネジメントや技術、政策など幅広く視野に入れながら、
文化や創造性の可能性を最大限に引き出すための施策を提案している。
主なクライアントは、英国文化・メディア・スポーツ省、アーツカウンシル・イングランド、
ロンドン開発局、ユネスコ、ブリティッシュ・カウンシルなど。
■ディスカッション
ジョセフィーヌ・バーンズ(英国・BOPコンサルティング代表)
毛利嘉孝(東京藝術大学・文化研究)
曽田修司(跡見女子大学・文化政策)
司会/熊倉純子(東京藝術大学・芸術運営)
【Vol.2 ラウンド・テーブル 16:00~18:00】
「提言―新しい政府に新しい文化政策を 鈴木寛文部科学副大臣を迎えて」
新政権の文化政策を担う政治家をお迎えし、今後の展望を伺うとともに、
新政権の文化政策に対し、文化政策の専門家たちが提言をおこないます。
既にさまざまな団体がそれぞれの立場から提言をおこなっていますが、
政府はそれらを選択しなければなりません。
ラウンド・テーブルでは、事前の理事たちの提案をもとに、
文化政策の何を選択するのか、どのように優先順位をつけるのか、
そのもとになる考え方は何か、などを提言し議論することにより、
学会としての責務を果たしたいと考えています。
■議長 小林真理(東京大学)・桧森隆一(嘉悦大学)
■パネリスト 鈴木寛文部科学省副大臣、
本学会役員/片山泰輔(静岡文化芸術大学)、河野俊行(九州大学)、後藤和子(埼玉大学)、
友岡邦之(高崎経済大学)ほか
※研究発表&若手フォーラム(有料/一部プログラム無料)
1月9日~10日 於 東京藝術大学 千住キャンパス
■プログラムの詳細・お申し込みにつきましては、
公式ウェブサイト http://www.jacpr.jpをご覧ください。
(公開シンポジウムのみのご参加は申込不要)
■分科会テーマ:
「自治体文化政策の目的・主体・手段―分権時代の振興条例や政策のあり方」
「政策の中の芸術・文化」「国際関係の中の文化政策―映画と博物館を例に」
「文化振興と格差」「文化政策を歴史的に捉え返して現代の問題を考える」
「文化事業が(地域)社会や政策にもたらした影響」
○ お問合せ先
日本文化政策学会事務局
e-mail: office@jacpr.jp
〒430-8533 静岡県浜松市中区中央2-1-1
静岡文化芸術大学文化政策学部 片山泰輔研究室内
Phone:053-457-6186 FAX:053-457-6132(学部事務室)
○ 主催/日本文化政策学会、早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点「舞台芸術創造とその環境 日本/世界」
○ 共催/財団法人足立区生涯学習振興公社
○ 後援/足立区教育委員会(申請中)
○ 協力/ブリティッシュ・カウンシル
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登録日:2009年 12月 28日 21:24:40
浜松市・札幌市 音楽文化都市交流シンポジウム
メリー・クリスマス!
話は戻るが、12月13日に静岡文化芸術大学で表記のシンポジウムが行われた。
http://acch.blog112.fc2.com/blog-entry-10.html
第2部「世界のコンテンツ産業を先導する先端音楽技術」では
浜松の楽器産業と地域文化について・・・・桧森
札幌のソフトウェア・マルチメディア産業の紹介・・・札幌市のクリプトンフューチャーメディア(株)社長伊藤博之氏(あの初音ミクの生みの親)
「電子音楽とコンテンツ産業発展政策」・・・札幌市立大学教授武邑光裕氏
の順番で話が続いた。
私の話はいつものように「地域の産業が高度な技術で付加価値の高い製品の開発を目指すとき、芸術やエンターテイメントなどの文化が欠かせない」という話で終わったのだが、そのあとの伊藤氏、武邑氏の話を聞いてから振り返ると、私のは20世紀の話でこれからは違うのだ、ということがよくわかる。
つまり「高度な技術で付加価値の高い製品」というのがいかにも供給者側の論理で20世紀的なのである。伊藤氏や武邑氏の示すビジョンはフォーマーオーディエンスでありアクティブな表現者である。つまり供給者と享受者の垣根がない世界だ。ネット上で世界各国の大勢の人々が参加・協力しながら創造性を発揮して出来上がるものはプロの域をはるかに越えていく。
終了後伊藤氏と雑談していて、「では企業はどのようにして儲けたらいいのか?」と質問したところ、彼の答は「みんなが参加できる場をつくることでしょう」
なるほど、初音ミクも単なるパッケージソフトではなく、それを使う人々が交流し創造する、概念としての場を提供しているのだ。
なお、伊藤氏の話は地域の地場産業としてのソフトウェア産業全体の発展についても気を配っている点でも印象に残った。
(写真は筆者と伊藤社長、初音ミク)
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登録日:2009年 12月 25日 00:26:25
今年もキャリア選択フォーラム
今年もキャリア選択(旧ゼミ選択)フォーラム。
昨年と同じように先生方がポスターを貼り、ブースに座って学生を待つ。
学生はブースを回り、ポスターを見て先生の説明を聞き、自分が入るゼミを選ぶ。
ゼミの3年生男子から「先生、女の子いっぱい勧誘してください」と言われたので「それなら今日来て勧誘を手伝え」と言っておいたが誰もこない。自信がないのだろう。しかたがないのでのどが痛いのをがまんして一生懸命説明につとめる。
隣のブースは新任教員ということだったが、なんとあの高橋洋一氏だったので驚いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
... 続きを読む
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登録日:2009年 12月 24日 14:57:15
11月のお仕事三題
風邪で寝込んでしまい、ブログの更新もままならない。
そこで11月のいくつかの仕事の報告。
(写真は本文と関係ありません。撮影の練習です。)
まずは11月15日の「コミュニティビジネスフォーラムinこだいら」
私の発言も含めて詳しくはこちらを。
http://www.kaetsu.ac.jp/09-11-16-01.html
この手のイベントに160人以上が集まったのはそれだけでおおきな成果だと思う。
次が11月24日、私のゼミが二つのグループに分かれて「芸術家とこどもたちの出会いフェスティバルインこだいら=通称ルネフェス」の実行委員の皆さんに企画を提案。テーマは「ルネフェスに中高生を呼ぶには」
詳しくはこちら。
http://www.kaetsu.ac.jp/09-11-25-02.html
学生の提案はどちらも中高生参加型でやったら以外とおもしろいかもしれない。
最後がNPO推進小平セミナー。本学と白梅学園大学、武蔵野美術大学の連携プロジェクトだ。詳しくはこちら。
http://www.kaetsu.ac.jp/09-11-26-01.html
私は第一分科会「学生とNPOの絆の作り方・深め方」のコメンテーター。福祉にしろ子育て支援にしろ現場に学生が入れば活気づくし学生が得るものも大きいが、もう少し突っ込んだ関わり方はないものか。
ということであわただしくすぎた11月どころか12月も半ばをすぎてもう年末。恐ろしい。
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登録日:2009年 12月 22日 01:35:33
- プロフィール
- Ryuichi Himori
- (男)
- 詳細プロフィールはこちら
- 団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事、(社)指定管理者協会理事長などいろいろ。公共経営・行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
(なお、mixi Twitter facebookもやってます。)
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