2010年 01月
伝説の味
夏目漱石も愛した空也の最中。銀座の並木通りにあるが、予約をしていないとなかなか買えないので有名。甘いがしつこくない。おいしくて3個も食べてしまった。
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登録日:2010年 01月 31日 17:03:14
国際交流月間
今日で1月も終わりだが、今月は筆者にとっては国際交流月間だった。
まず、中旬には提携している南ミシシッピ大学から研究交流のため教員が来日した。
彼女は女性起業家の比較研究をしているとのことで、学長の紹介で何人もの成功した女性起業家にインタビューしたが、私の方は「小平商工会新年賀詞交歓会」にお連れして Typical Japanese-style party を経験していただくとともに、ローカルでがんばっている女性起業家を紹介することができた。
先々週は中国の大連から大連民族学院の先生方が来日し、新たな提携に調印した。
先週は既に提携している武漢大学から国際交流の責任者が来日し、今後の留学生交換事業などについて話し合った。
筆者の肩書は副学長・社会連携、国際交流担当なので、セレモニーで挨拶し、交渉し、宴席にもお付き合いする。大変と言えば大変だが、外国人と話すのはなかなか楽しいのでまあいいか。
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登録日:2010年 01月 31日 16:45:29
国境線

これが日本国と東京国の国境線です。
国境線の外側はどこまで行っても同じ国です。
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登録日:2010年 01月 28日 23:20:16
国道16号線国境説
満を持して新カテゴリー「国道16号線国境説」の登場。
筆者は国道16号線は国境であり、その内側と外側は別の国である、という説を唱えている。
内側を仮に「東京国」、外側を「日本国」としよう。
日本国と東京国では様々な点で異なっている。日本国の中は北海道から沖縄県まで共通点が多い。
それではどんな違いがあるのだろうか。
例えば、
東京国では移動はほとんど公共交通機関だが、日本国ではほとんど自家用車である。
薬を買いに行く場合、日本国では車で駐車場のあるドラッグストアに行くが、東京国では近所の薬屋か駅前のマツモトキヨシへ行く。
東京国ではタクシーは街で手を上げて走っているのを止めるものだが、日本国では電話で呼ぶものである。
日用品の買い物は、東京国の人は複数の店を買いまわるが、日本国の人は普通は大型店(巨大ショッピングモールなど)一か所で済ませる。
東京国では電車に1時間乗って通勤するのは普通のことだが、日本国では1時間電車に乗るというのはとんでもないことである。ちなみに日本国静岡県では、浜松ー静岡間は在来線で1時間5分だが、静岡県庁に勤める人が浜松市から静岡市に通う場合、新幹線通勤が認められる。日本国富山県富山市と日本国石川県金沢市の間は在来線で1時間5分程度だが、通勤圏とは認識されていない。
日本国では地元で一番良い進学校は公立高校だが、東京国では私立高校である。
日本国は東京国に農産物から工業製品まで多くのものを輸出しているが、東京国から日本国へ輸出される産品はほとんどない。
他にもたくさんの違いがあるが、日本国と東京国の間には情報の非対称性がある。日本国の国民は東京国にしょっちゅう越境しているので、またマスメディアで流れる東京国の情報が多いので東京国のことをよく知っているが、東京国の国民は日本国のことはほとんど知らない(特に日常のライフスタイルは)。
今後このカテゴリーでは日本国と東京国の違いを解明し、東京国の異質性を明らかにしていく。
写真は国境の標識。
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登録日:2010年 01月 28日 16:40:49
アートマネージメント講座最終回
土曜日はかなっくホールのアートマネージメント講座「プロデューサーのお仕事Ⅱ」の最終回。
内容は実務研修ということで、このホールの裏方、表方のそれぞれの担当者からコンサート当日の仕事について説明を受ける。表方については実際にもぎりの動作をやってみるなど実践的な内容だ。
その道のプロから教えてもらうのはほんとうに気持ちがいい。プロがいかに細部までこだわって仕事をしているか、そしてその細部へのこだわりのひとつひとつが積み重なっていいコンサートができあがることを知ってほしかった。「神は細部にやどる」である。
一見誰にもできそうに見えることでもその徹底さがプロとアマの違いだ。プロデューサーはアマチュアができても出演者は企画によってはアマチュアでも、スタッフはプロフェッショナルでなければならい。
講座受講のみなさん、お疲れ様でした。
ところで市民のプロデューサーを育成することはこれからの公共ホールの新しい自主事業のやりかたなので、ご希望があれば一度ご相談ください。
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登録日:2010年 01月 26日 16:40:34
最後の授業
最後の授業といってもアルザスの話ではない。
2年間愛知県の大学で教えたが、この日が最後の授業。
春はNPO/NGO論、秋は地域社会貢献論。
実はここで教えるのは筆者が東京の大学の専任教員になることが決まる前に約束した話なので断れなかったのだ。
当時の筆者の計画では、定年までの間にここで慣れ、定年後はあちこちで非常勤をしながら講演や執筆、コンサルをする、ということを漠然と考えていたのだが。
教えていて感じたのは、この大学で教えるためにはベテランの高校教員のような教育技術を持った人の方がいいのではないか、ということだ。筆者の授業もなんか熱血教師みたいな乗りになってしまった。
私たち大学教員は教員免許を持っているわけでもなく、訓練を受けたわけでもない。しかしそれが必要な学生が多い大学も現実にはある。
もうひとつの問題は留学生の日本語レベルが低いことだ。日本語の予備校を経て入学してくるのだが、学部に入学すると日本語教育漬けの状態ではなくなり、逆に日本語力が落ちてくるらしい。これは本学でも気をつけなければならない。
ともあれ素直でいい子たちなので皆がんばれ。
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登録日:2010年 01月 26日 08:24:52
人気の授業
今日で1年生対象の「現代企業と社会」という授業が終わった。
大教室で200人が受講する人気の授業だ。人気の理由はたまたま取りやすい曜日、時限だからだが、170人くらいは脱落せずについてきてくれたようだ。
今日は最終日なので授業全体の振り返りシートを書かせたが、授業の中で印象に残ったこと、という質問に多くの学生があげたのがディズニーランドのレポートとグループワーク。
その内容は、
授業で株式会社オリエンタルランドの決算を解説した上で、「ここ数年売上も利益も横ばいだが、利益をもっと上げるにはどうしたらいいか?売上を上げるか原価を下げるかを選択した上で具体的な方法を書け」というレポート課題を出す。
レポート提出日に、当日出席した約150人をランダムに15グループに分け、グループ内で一人ずつ自分の書いてきたレポートの内容を発表する。
次に、グループ内で議論してそのグループの最優秀レポートを選ぶ。
最後に最優秀レポート15人が前に出て全員に向けて一人ずつ内容を発表する。
いかに自分とは違う発想がいろいろあるかということがインパクトになったようだ。皆が感心したレポートは、「ディズニーランドとディズニーシーの間に夏はプール、冬はスケートリンクになる施設を作って売上を伸ばし、利益を増やす」というもの。なるほど、いけるかもしれない。
また、今の学生は知らない人とはしゃべらないので、友達と離れて知らない人同士発表し合う、というのもいい経験になったようだ。
もうひとつ学生の印象に残ったのが「新聞の切り抜き」。
これは毎週自分が興味を持った記事を切り抜いてファイルにする、というもの。毎回授業の一番最初に私がマイクを持って学生の間を回り、学生が持ってきた記事を取り上げてその場で解説した。
今の学生はほとんど新聞を読まないしテレビのニュースすら見ない。だからこんな方法で習慣をつけるしかないのだが、学生はそれなりに興味を持ったようだ。
写真は授業の最後に2回目のレポートを提出して帰るところ。
レポートのテーマはこれ。
「レポート課題「この5年間に身近な企業で起こった変化についての考察」
■レポートの書き方
1.自分の身の回り(親兄弟、親戚知人、アルバイト先の人、行きつけの店など)の企業(個人営業、非営利法人も含む)に勤めている人、経営している人に以下の質問をしてください。
「あなたの会社(店、非営利法人など)に最近5年間に起こった変化は何ですか?」
2.その答えを元に、次のような内容のレポートを書いてください。
(1)その会社(店・非営利団体など)は何をしている会社か。
(2)質問に答えてくれた人は誰か。その会社で何をやっているか。
(3)そこで最近5年間に起こった変化は何か。
(その人は何と言っているか)
(4)その変化及び原因について、自分の意見・感想を書いてください。
■レポートの体裁
1.紙のサイズ A4縦
2.字数 1200字~3600字
3.ワード、フォント10.5、プリントアウトして紙で提出
4.表紙は不要です。1枚目に必ず学籍番号と名前を記入してください」
それなりに自分の親兄弟親戚やバイト先の店長にインタビューして書いてきたようだが、昨年もやったこのレポートテーマは世相がうかがえて読んでいて大変おもしろい。
このようにあの手この手でなんとか授業をしているのである。
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登録日:2010年 01月 22日 00:40:37
デフレか企業戦略か?
世の中デフレらしい。
デフレとは物価が継続的に下落する経済現象だ。
原因は単純に言えば供給が需要を上回っているからで、価格下落によって需要が増えるか、供給が削減されるか、政府支出などで需給ギャップを埋めれば解消する。
ところがデフレが長引くと企業の収入が減り、その結果賃金が減ったり失業者が増えたりして消費者の購買力が低下し、価格が下落しても需要が増えなくなる。そうするとますます物価が下落し、企業の収益を圧迫する。これがデフレスパイラルである。
これはマクロの話だ。
ではミクロではどうか。低価格路線は企業が取る戦略のひとつだ。
写真は東京MKのタクシー。車種はなんとレクサスLS600hLという日本の最高級車だ。ことわっておくがハイヤーではなくタクシーである。そして初乗り運賃は710円でなく660円である。最高級車を使って660円とはどういうことだろうか。
タクシーの場合、収益を決定するのは実車率(実車走行距離÷総走行距離)である。そのために高級車を使い、サービスを良くして指名(予約や無線)を狙う。しかしそれをさらに確実にするのが低価格だ。高級車でサービスがよく、その上安い!これで実車率が上がれば十分採算はとれる。しかもGPSで近くにいるタクシーの運転手と携帯で直接話すサービスなど様々な新サービスを開発している(付加的な新サービスに対しては相応の対価がかかるが)。
これはデフレでも何でもない。なぜなら低価格でも企業の収益は向上し、賃金や雇用を増やすことができるからだ。ユニクロなどもみなこの路線だ。低価格で高品質高サービスだから需要が増え、収益が向上する。
日本のメーカーは高コストによる競争力の低下に対して高付加価値路線と称して高機能高価格路線をとった。しかしMKやユニクロの例を見るとそれは間違いだったのだ。高機能でも低価格でなくてはいけなかったのだ。それで需要を喚起して数量を伸ばし、収益を上げる。昔の商人のいう「損して得取れ」である。デフレに流されて何の工夫もなく価格だけだらだら下げても浮かび上がることはできない。
アメリカからアジアに消費市場の中心が移っていく時代、日本のメーカーも低価格に正面から取り組まねばならない。
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登録日:2010年 01月 19日 00:42:45
- プロフィール
- Ryuichi Himori
- (男)
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- 団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事、(社)指定管理者協会理事長などいろいろ。公共経営・行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
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