2010年 02月
東京都現代美術館
おとといは久しぶりに東京都現代美術館。
まずは常設展示へ。入り口にはおなじみヤノベケンジのロッキング・マンモスがお出迎え。
リキテンスタインの「ヘア・リボンの少女」にも再会(漫画に6億円事件で有名)。筆者は20世紀美術のファンなのでおおいに楽しめた。で、思ったのは、やはり芸術家にはパトロンはいてもクライアントはいない、ということ。そこが建築家やデザイナーとの違いだ。
確かに岡崎乾二郎の羽咋の家「TO邸」の模型も展示されていたが、あれはどう見ても住宅としての効用を買ってるわけではないので、施主はクライアントでなくパトロンである。
次に「サイバーアーツジャパンーアルスエレクトロニカの30年」へ。写真は八谷和彦「Postpet V3」。このジャンルの日本の作家のレベルがとても高いことはよくわかるのだが、気になったのは作家の中に大学の先生が多かったこと。自分が大学の先生をやっていて教育や学務がいかに忙しいかわかるので、アーティストが大学の先生というのは演劇青年がコンビニでバイトしているのと同じではないかと。
つまり、アーティストには技術を磨く時間が必要だ、ということ。確かに大学の先生には研究する時間はあるが、それはアーティストにとっては作品を作る時間であり、それプラス技術を磨く、鍛錬する時間が必要なので、ほんとうは先生をやってる暇はないのでは。
最後に企画展示「装飾」を見る。これはすごい。圧倒された。こういうのは企画の勝利、キュレーターの勝利だろう。確かにゴスロリやデコ携に共通する時代感覚がアートで表現されている。
三つを通しでみると、常設展が過去、サーバーアーツジャパンが現在、そして装飾が未来、ということではないかと思った次第である。やっぱり21世紀はサイバーじゃなく装飾だ(サイバーはまだモダニズムの範疇)。
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登録日:2010年 02月 28日 00:45:37
地域ブランド
今日は小平商工会が主催する「コダイラブランド」を認定する選考会。応募32点の商品・サービスから選ぶ。
なかなか難しいのは、東京近郊の都市としては比較的農地が残っているとはいえ、特産品といえるものはブルーベリーぐらいしかなく、それも生産量は少ないこと、そしてこれといった伝統産業もない、ということだ。
そこで、小平という町のアイデンティティは何か、それがどのように商品に表現されているか、ということになる。しかも、それだけではわかりにくいので、地名や風物などがアイコンとして必要だ。
その上で私が提案した基準のひとつは、市民が手土産に持っていくだけの品質とストーリー(小平という町を表現する)があるか、というもの。
写真は、市内の野菜工場で無農薬水耕栽培で作られるリーフレタスの株から離れた規格外品を豆腐に混ぜ合わせた「大豆丸ごと手作り豆腐~レタスの気持ち」という商品を試食しているところ。なかなかいける。
都市農家は生産量が少ないため、収穫物はできるだけその場で加工して付加価値を高め、なおかつブランド化してさらに付加価値を高めないとやっていけないと思うが、その点ここはよく工夫していると思う。緑が多く住み心地がいいという小平市のコダイラブランドにふさわしい一品だ。
ところで、写真手前にちらっと写っている応募品の餃子だが、オーナーがわざわざ審査時間に合わせて焼きたてを持ってきてくれてとてもおいしかった。しかしこれをコダイラブランドに認定するのは・・・・・
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登録日:2010年 02月 27日 22:43:09
タイかベトナムか
タイ料理とベトナム料理のどちらが好きかと言われれば、どちらかと言えばベトナムである。
といってもどちらの国も行ったことはないので現地で食べたことはない。
ベトナム料理は東京かニューヨークで食べた事しかないが、どうしようもなくまずかった、という店はない。
なんとなくおしゃれな感じもする。
写真は東京都現代美術館2階のカフェ。ベトナム風バゲットのプレートにベトナムコーヒー。
筆者の好きな香菜もたくさん入っておいしいことはおいしいが、これで1500円というのはいかがなものか。
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登録日:2010年 02月 25日 18:54:50
砂漠に日は落ちて
さ~ばく~に日は落ちて~(キャラバンの鈴:川島芳子作詞、東海林太郎歌)というわけで画一的な日本国の風景も自然となるとまた別。雄大な砂の景観は日本三大砂丘のひとつ、浜松市の中田島砂丘。
でも、30年前に初めて見たときはこんなものではなかった。もっともっと大きかった。天竜川のダムで砂が流れてこないことによる海岸浸食の影響だ。
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登録日:2010年 02月 23日 01:25:14
伸びゆく浜松!?
かつて日本は「世界で最も成功した社会主義国」と揶揄された。何事も官僚の力が強かったからである。護送船団、行政指導で戦後の産業復興、高度経済成長をリードした。
しかし官僚が力が及ばなかった分野がある。それが都市計画と土地政策だ。市街化調整区域の変更も農地転用もみんなザルもいいとこ。違反建築の強制撤去もせず、闇市のバラックもブルトーザーでつぶさなかったので既得権化した。
私権を厳しく制限しなければ都市計画はできない。社会主義と言われながらそれができなかった。だからヨーロッパのような美しい都市景観は生まれなかった。
そうこうしているうちに成長はストップし、少子高齢化、人口減少が始まった。無秩序に広がった郊外はこれから過疎化する。かといってシャッター通りになった中心市街地はもとに戻らない。今頃コンパクトシティと言い始めたが、これだって強制力がないどころか公的施設の再配置すらできないのだから絵に描いた餅だ。
バブルのころはオフィスや商業施設の高度集積を狙っていた(狙っただけで何もしなかった)浜松市だが、ここに来て駅前に高層オフィスならぬ高層マンションが建ち始めた。強制力を持った都市計画ができなければ、50年後にはこれらのマンションもスラム化し、社会的コストが発生することだろう。
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登録日:2010年 02月 23日 00:28:06
日本国にほしい場所
ここは日本国静岡県浜松市の、カフェのある大型書店。駅ビルの中にある。
日本国の若者の多くは地元で仲間とつるんでいるが、それがいやな若者も多い。そんな若者は東京国に行く。東京国には大勢の中で一人になれる場所が多い。東京国には一人で飲んでいられるBARがたくさんあるが、日本国では居酒屋もスナックも仲間や知り合いがいて騒ぐ店ばかりだ。
日本国は基本的には田舎なので異質性を排除する。しかし現代の日本国には個性的で集団主義になじめない若者も多い。だからみんな脱出して東京国に行く。その証拠に地元に残った若者は集団主義に居心地の良さを感じる者ばかりだ。
せめて、このカフェのある大型書店のような店があれば、大勢の中で一人でくつろいで都会の孤独を感じることができる。それに創造性には孤独も必要なのである(部屋に閉じこもるのとは違う孤独だ)。
たとえば、日本国山口県宇部市とか、日本国山形県米沢市に、このような店が必要だと思うがいかがだろうか。若者流出対策になると思うが。
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登録日:2010年 02月 22日 16:16:37
分譲マンションに住むということ
筆者の住むマンションは大規模改修工事の真っ最中である。
このマンションを新築で買ったのが1985年。今年で築25年ということだ。
このマンションを選んだ理由は、隣が公園で環境がいい、バス停から近いのに表通りに面していなくて静か、行き止まりで車も入ってこない、浜松駅までそれほど遠くない、一応高級住宅地、文教地区で娘が当時通っていた小学校も転校せずに済む(娘は小学校4年から高校卒業までこのマンションから徒歩で通学した)、南向き、売主が三井不動産等などだが、決め手は戸数が25戸だったこと。
バブル前、当時多くの人々はマンションを買って値上がりしたら転売して、それを頭金にさらに大きなマンションに引っ越し、最終的には戸建てに住む、というイメージを描いていたように思う。しかし筆者の場合そうは考えなかった。
マンションは商品であり、中古価格が上がるということがそもそも不自然と考えていた。だからここに住み続けることを想定する。となると考えなければならないのが将来の大規模修繕や建て替えである。
その時、戸数が多いマンションは話がまとまらなかったり非居住オーナーが増えたりで動きがとれなくなる可能性が高い。その点このマンションは25戸。話がまとまりやすい。
結果的には今のところ正解だ。オーナーは全員顔見知り。一時借金がらみでやくざが居座った部屋もあったようだが、マンションの他の部屋の人が買い取って解決。修繕積立金の滞納もなく、今回めでたく外壁全塗装を中心とする大規模改修が実現した。
管理組合の役員は持ち回り。今回はたまたま筆者の番ではなかったので当たった役員のみなさんには苦労をかけた。資産価値を守るというよりも住居の機能や快適性を維持するために、これからもオーナーの結束が必要だ。
そうすればあと25年、85歳まで住み続けることが可能かもしれない。将来はバリアフリーのための改修も必要になるだろう。
分譲マンション住まいの団塊の世代は同じような問題に直面している方が多いのではないだろうか。
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登録日:2010年 02月 22日 12:22:44
日本国の風景
四車線の道路。左側に洋服の青山とコスモ石油、右側にイオンの巨大ショッピングモール。
はるかに続く先にはチェーンの回転ずしやラーメン屋の低層店舗が立ち並ぶ。
土地の高度利用が進む東京国ではあまり見られないが、日本国ではありふれた風景である。
ここが日本国秋田県だといっても日本国熊本県だといっても、否定はできない。
画一的な日本国。さてここはどこでしょう。
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登録日:2010年 02月 21日 23:44:04
チャレンジ精神
果敢に4回転に挑戦して失敗するも銅メダル。サッカー日本代表に足りないものを見せてもらった。
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登録日:2010年 02月 19日 22:12:25
- プロフィール
- Ryuichi Himori
- (男)
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- 団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事、(社)指定管理者協会理事長などいろいろ。公共経営・行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
(なお、mixi Twitter facebookもやってます。)
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