今日も中学生

今日は中学校のキャリア教育の成果発表。テーマは町の活性化。
自分たちで仮説を立て、調査をし、調査結果により仮説を修正してコンセプトをつくり、それをビジュアルやモデルで表現して発表する。
発表はグループ単位でステージ発表かポスターセッション発表。来賓や父兄の前でそれぞれ工夫を凝らして発表してくれた。
はじめて聞いた来賓からは、「発表が論理的で、自分たちで考えていて素晴らしい」というコメントが出たが、事前に指導した筆者としては、薬が効きすぎた気がしないでもない。
ともあれ、正解のある試験ではなく、自分たちで問題を立て、町の人たちに飛び込んでアンケートやヒアリングを行い、自分たちで結論を考える一連のプロセスはいい経験になっただろう。(手間がかかって先生方は大変だったと思うが。)
筆者は講義では、「社会に出たら仕事はみんなこうですよ。どこかから正解が与えられることはありません。自分たちで問題と答えをつくらなければならないのです。」としつこく言ってきたが、ほんの少しでもわかってくれただろうか。
写真はポスターセッションのグループ。パワーポイントでプレゼしている内容は、町の活性化のために、欽ちゃん球団のような社会人野球チームをつくる、というアイディア。駅前でアンケートをとったら72%の人が欲しいと答えたそうだ。この町には都市対抗常連の企業チームがあるが、それとは違う市民の球団ということに意味があるそうだが、お金をどう集めるかが課題だ、という発表だった。
貴重な授業時間を割いた割には、なかにはやっつけの発表があったり、グループ内でも充分役割りを果たせない子がいたり、ということもあった。また学校としては発表で格好をつけることが目的化しているきらいがないわけではない。それでも、学校外の多くの人々が協力し、普段は接することのない大人と接することができたので、やらないよりはやった方が良かったとのではないか、と思いつつ学校を後にした。
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登録日:2007年 01月 22日 23:13:57
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- 団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
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