指定管理者の大事なコツ

今日はある市の文化施設の指定管理者導入のアドバイスに行ってきた。

現在は直営でなかなかいい運営をしているが、平成21年から指定管理者に移行する予定だ。19年準備、20年選考、21年移行ということで意外とゆとりはない。しばらく定期的に通うことになるだろう。

帰りがけに雑談で話したのだが、大事なことはいかに優秀な応募者を多数集めて競争の中から選ぶか、ということだ。民間企業が慎重に案件を選んでいるこんにち、優秀な応募者に来てもらうのも、自治体間の競争になる。

ただインターネットに情報を流して待っているだけでは集まらない。それなりの仕掛けが必要だ。その辺のコツを伝授するのが、これからの仕事になるだろう。

もはや、民間企業を当て馬にして外郭団体に取らせるような時代ではなくなっていることは確かだ。

カテゴリー[ 指定管理者制度 ], コメント[3], トラックバック[0]
登録日:2007年 02月 21日 00:02:23

コメント

いくら世の中の流れとはいえ、「現在は直営でなかなかいい運営をしている」施設を指定管理者制度に移行する必要はないように思います。「直営」でやっていても、それが民間に任せるだけが能ではなく、行政が直営のよさを市民に説明することも必要だと思います。
「優秀な応募者に来てもらうのも、自治体間の競争になる」というお言葉にまったく同感です。それゆえ、民間企業取り合いの自治体間競争に負けることもありうるわけです。その意味では、行政も民間と競って仕事を取るというような、本来の意味の「市場化テスト」を自治体でやる必要がありそうです。法律などで枠を決められようとも、条例でできることは数多くあるはずですから。かつての先進自治体のような地方自治の精神は、まだ生きていることを、個人として望みます。

yoshi @ 2007年 02月 21日 05:07:21

yoshiさん、こんにちは。
おっしゃる通りで公認会計士による外部監査でも、非公式には市場化テストにしたらどうか?という見解があったそうです。いずれにしろ指定管理者にはするということなので、事業部分を直営に残すなど今まで評価の高かったところをどう継承していくかが課題になります。そのあたりの方法もアドバイスしてきました。

himori @ 2007年 02月 21日 08:31:27

ご回答、ありがとうございます。
わたくしも「事業部分を直営に残すなど今まで評価の高かったところをどう継承していくか」は、今後の重要な課題となるように思います。とくに、現業系職員などで、非常に努力している方々もおられます。そのあたりの処遇なども真剣に考える時期に来ているのでしょう。指定管理者を自治体などでつくった公団やNPO(いわゆるquangoなど)が取りに行くということもアリだと思います。いずれにしても、官民も競争し、切磋琢磨しなければならない時代が来たということでしょうか?そうした制度設計が求めらています。
まさに、公共サービス戦国時代です。
そのなかで、himori さんには光明をお与えいただくことを希望します。よろしくお願いします。

yoshi @ 2007年 02月 22日 01:21:32

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プロフィール
Ryuichi Himori
(男)
ryuichi.himori@gmail.com
団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
(なお、mixiもやってます。)
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