ゴンドラの少子高齢化社会1

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筆者は1965年に初めてスキーをして以来、41年間、一回も行かなかったシーズンはなっかた。今年危うく記録が途切れそうになったため、今日は一人で車を飛ばし、日帰りスキーに行ってきた。写真は今日のスキー場の様子。雪は重いが快晴で絶好のコンディションだ。

とはいえ、道々いろいろなことが気になるものだ。

気になることその1:公共工事の有効性

今日は名古屋方面から中津川で中央高速を降りずに伊那インターまで行き、昨年2月に開通した権兵衛トンネルを通って木曽町へ出た。中央アルプスを貫通して伊那谷と木曽谷を20kmで結ぶこの道は、トンネルの総工費700億円で無駄な公共事業では?という疑問もあがった。

しかし筆者には、この工事にはそれなりの価値があると思われる。木曽も伊那も古くから開け、そこそこ人口もあるので、両方が一体の経済圏になる意義はあるだろう。伊那の方が人口が多く、大型店もあるので木曽の商業が衰えるのではという危惧もあるが、逆に木曽にも伊那の商圏が開かれるのでメリットはある。

もうひとつは、国道19号線の渋滞が緩和されることだ。木曽の観光地にとって、シーズン中の渋滞はマイナスだった。この道路で奈良井宿や木曽福島に高速道路から30分でアクセスできるのは大きい。(連休なので筆者も当然利用している。)

経済や人口が極端に不均衡なところを便利な交通手段で結ぶと、あっというまにストロー効果で不均衡が助長されるが、このように両端がそれなりの場合には、両方の地域経済が拡大するだろう。もちろん拡大分で700億円の元を取るのは気の遠くなるような話だが。

このトンネルは無料というところに価値がある。中途半端に有料にして利用されないよりは、ただでどんどん利用してもらったほうがインフラとしての効用は大きくなる。だから、道路公団の民営化というのは解せない。田舎の高速道路の無料化が先ではないだろうか。

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登録日:2007年 05月 04日 20:51:52

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プロフィール
Ryuichi Himori
(男)
ryuichi.himori@gmail.com
団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
(なお、mixiもやってます。)
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