やっぱりおかしい小沢代表

民主党の小沢代表が辞任を表明

【11月4日 AFP】(4日 写真追加)民主党(Democratic Party of JapanDPJ)の小沢一郎(Ichiro Ozawa)代表は4日、党本部で記者会見し、代表を辞任すると発表した。

小沢氏は「連立政権樹立をめぐり、党内外に政治的な混乱が生じたことを受け、民主党代表としてけじめをつけるため、代表職を辞する」と語った。

 小沢氏は福田康夫(Yasuo Fukuda)首相から大連立政権の打診を受け前向きな姿勢を示していたが、党内からは反発を受けていた。(c)AFP

AFPBB News


辞任の記者会見を見たが、なぜ連立かについての小沢代表の考えはやっぱりおかしい。

言ってることは次の2点だ。

1.民主党の政策を実現するためには、今のところ政策協議を経て政権に参加する必要がある。

2.民主党が政権に参加して政権担当能力があることを見せないと、国民が安心せず政権交代は実現しない。

1については、政権交代の上で堂々と自分の政策を実現すればよい。政権に参加すれば自分が望まない政策についても妥協しなければならなくなる。それでは野合であり政権交代を目指す意味がないし、繰り返せば政権交代は永遠に実現しない。

2については、国民は今の自民党とはちがう政権担当能力を求めているのだから、連立で同じ穴の狢になれば失望する」だろう。

政治家ははっきり言わないが、はっきりした政権交代によって政治の透明性が高まり、癒着や不正がやりにくくなることが重要なのである。今の与野党は、憲法観や政府の規模など根本的な政策の違いによって分かれているわけではないので、政策の実現のための政権交代に意味はない。今の日本で政権交代の唯一の意味は権力の腐敗を防ぐことである。

古いタイプの政治家として、真の意味の政権交代を一番恐れていたのは小沢代表なのかもしれない。

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登録日:2007年 11月 04日 17:32:41

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Ryuichi Himori
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ryuichi.himori@gmail.com
団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
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