必死!

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新入生の3日間のガイダンスも今日が最終日。よくわからない履修の説明などを受けて緊張していた顔も、ここにきてやっと緩んでいる。午後から始まるクラブ紹介を待ちながらのんびり談笑。

ところが新米教員であるこちらは必死である。履修や教務の説明を新入生と一緒に受けて必死に理解する。それなのにそんな筆者に聞いて来る子がいる。「先生、この選択必修科目から何科目とればいいんですかぁ?」「そんなこと知るか!」という言葉を飲み込んで今聞いて覚えたばかりのことを説明(学生も一緒に聞いていたのに・・・)

もっと必死なのが授業の準備である。例えば明日の一時限からさっそく始まる「社会的起業論」の授業。もちろん、学部の学生に伝えるべき知識や考えさせるべき内容は持っているのだが、問題は、それをどうわかりやすく伝え、どのように評価するかだ。つまり授業としての組み立てである。。

知っていることをだらだら話すだけでは通じない。しかも居眠りや携帯メールやおしゃべりに負けず、授業に集中させなくてはならない。どうやったら理解してもらえるかは極めて技術的な問題だ。技術のない新米としては他の先生方にも聞きながら必死であれこれ教材を準備するのである。果たしてどの程度通じるだろうか?
・・・・・・・・・・

と、肩に力が入っていたら、大学院時代の恩師からありがたいアドバイスが・・・

「最近の学生諸君はなかには知的な水準が高校生レベルなのがいます。あまり期待をしないほうが気分は楽です。悪く言えば、まあ、定年が伸びたぐらいの軽い気持ちで教えられるのが得策と思います」

わかりました。気軽にやります。

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登録日:2008年 04月 09日 12:57:23

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Ryuichi Himori
(男)
ryuichi.himori@gmail.com
団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
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