南スペイン アンダルシアへの憧憬

先々週は「ガルシア・ロルカの詩で綴るフラメンコの旅 南スペイン アンダルシアへの憧憬」と題したフラメンコの公演を見た。
会場は紀尾井ホールの小ホール。金曜日夜1公演、土曜日にマチネと夜の2公演という意欲的な開催だが土曜の夜はほぼ満席。フラメンコの公演はまだ御大が存命だったときのアントニオ・ガデス舞踊団を見て以来ひさしぶりである。
やはりフラメンコは迫力があり、なかなか楽しめる。強い陰影を感じさせる音楽も日本人の感性にぴったりである。後半は能楽師長谷川晴彦が「彷徨える能役者の魂」に扮してアンダルシアの広場でロルカの詩を詠みながらロマ(ジプシー)の踊りを見る、という設定で狂言回しをつとめる。
これがなかなかはまっていて、確かにフラメンコも囃子方のギター2本に謡のカンタオーレが3人、踊りの所作も動と静、能に相通じるものがある。舞台で語られた「インドで生まれた芸能が、日本に渡って能となり、ロマの人々とともに西へ進んでフラメンコになる」というセリフもこうして同じ舞台で見るとなるほどと思わせる。
勝手に写真を使わせていただいた舞踊家の浅見純子さんは今回の公演のプロデユーサーでもあり、自ら出演しているが、実は筆者の知り合いである。これからも楽しい公演を期待したい。
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登録日:2008年 07月 08日 10:32:22
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- 団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
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