行政経営フォーラム例会

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本日土曜日は筆者が副代表をつとめる行政経営フォーラムの例会が行われた。
筆者の役割は総合司会。本日の内容は以下の通り。

テーマは「会員の「今」から見える、行政経営の「今」とこれから」

今回のスピーカーはすべて行政経営フォーラムの会員である。

○セッション1 10:00~14:30 リレースピーチ
10:10~10:25 
  伊関友伸さん(城西大学)
  「崩壊する地域医療とその再生」
10:25~10:40 
  上山信一さん(慶応大学)
  「公営住宅事業の政策評価-経団連21世紀研究所報告より」
10:40~10:55 
  阪口博司さん(滋賀県庁)
  「改革の前に改善!」
10:55~11:10 
  高橋千里さん(ヴェオリア・ウォーター・ジャパン(株)中国営業所)
  「将来の水道事業の運営オプション(仮題)」
11:15~11:30 
  谷口敏彦さん((財)日本特産農産物協会)
  「行政評価の今日的課題と方向 ~ 練馬区の取組から」
11:30~11:45 
  手嶋隆行さん(福岡県庁)
  「まちかどから「新しい公共」を考える~「まちの駅」の可能性」
11:45~12:00 
  戸崎将宏さん(千葉県庁)
  「政策を「売る」難しさ」

12:00~13:30 
  東西南北会(グループに分かれて昼ごはん)
    お弁当持参&ゴミ持ち帰りしてくださいね!
  
13:30~13:45
  南 学さん(横浜市立大)
  「行政サービスのコストから見える公務員の専門性」
13:45~14:00 
  馬場伸一さん(福岡市役所)
  「自治体の内部統制~監査の現場から。そして国の動き」(予定)
14:00~14:15 
  吉田恵子さん(栃木県庁)
  「韓国に学ぶ電子自治体のつくり方」


○セッション2 14:30~15:45

 --分科会--グループに分かれて議論


○セッション3 15:55~16:30

 --全体会--各グループ討議発表とまとめ

最後の分科会のディスカッションも含めて感じたのは、「自治体は行政評価とかNPMニューパブリックマネージメント的手法を導入してさんざん改革してきたが、疲れて行き詰っている」という見方は単純すぎる、ということだ。確かにさまざまな手法を導入しても、自治体の内部だけの改革は限界だった。

しかしこの間いつの間にか「行政の解体」が進み、公共を担うのは官だけ、という意識が薄れてきた。NPMは行政と民間の「共通言語」を生み出しつつある。大きな公共を小さな政府と企業、NPO、個人など「民」が担う時代になった。公共の担い手としては官はその一部にすぎない。そうなると初めて新たな官の役割が見えてくる。それぞれの発表からは、そのような時代の流れがひしひしと感じられた。もはや公務員バッシングなどしている時代ではない。新たな公務員の役割を議論すべき時だ。

上山信一さんと筆者の共著「行政の解体と再生~ニッポンの公共を再構築する」(東洋経済新報社)はそんな時代への提言である。「行政評価の時代」以来NPMと言われた10年は壊す改革だった。これからは創る改革の時代だ。何を創るのかと言えば新たな公共とそのの多様な担い手、そして新たな公務員の生き方だ。

詳しくは著書をお買い求めの上お読みください。多少の印税が入りますので・・・

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登録日:2008年 08月 10日 00:01:34

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プロフィール
Ryuichi Himori
(男)
ryuichi.himori@gmail.com
団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
(なお、mixiもやってます。)
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