近場の中山間地域②くんま水車の里

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白倉峡から車のすれ違いにも苦労するような細い林道をたどり、峠を越えるとそこは浜松市天竜区熊(くんま)、有名な「道の駅くんま水車の里・かあさんの店」がある。名物の蕎麦や五平餅をはじめ、地元の食材や物産を売る店は、たくさんの観光客を集め、繁盛している。

過疎化の進行に危機感を持ったくんまのかあさんたちが20年前に始め、いまでは全国的に有名な村興しの事例になっている。運営するかあさんたちは2000年にNPO法人夢未来くんまを設立し、施設の運営にとどまらずさまざまな地域活動に取り組んでいる。

http://www8.ocn.ne.jp/~kunma/

過疎化はその後もじわじわと進み、中学校も小学校も廃校になり、子供たちは毎日スクールバスで天竜区中心部の学校に通っている。しかしかあさんたちのがんばりで、水車の里には多くのお客さんが来るようになり、売上は7000万円を超えるという。現金収入の少ない中山間地域で、かあさんたちの稼ぎは貴重だ。

かあさんたちのいつも変わらぬホスピタリティあふれる接客と、メニューや物産に施された創意工夫が、どこかへ抜ける街道に面しているわけでもない「どんづまり」のこの集落に、リピーターを引き寄せる。

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登録日:2008年 11月 18日 17:19:27

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Ryuichi Himori
(男)
ryuichi.himori@gmail.com
団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
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