ミスリードの可能性

元厚生事務次官殺傷犯か、男が出頭

【11月23日 AFP】警視庁は22日夜、17日にさいたま市と東京都中野区で元厚生事務次官ら3人が殺傷された事件に関連して、出頭した男を取り調べていると発表した。

 警察は詳しい情報を発表していないが、共同通信(Kyodo News)は血のついたナイフを持った40代の男が出頭し、自分がやったと話していると伝えた。(c)AFP

AFPBB News


マスコミはこれをテロであるかのように報道している。あるいは秋葉原との類似という見方も報じられている。

本当にそうだろうか?

裏社会はお金をもらって殺人を犯す人間を飼っている。ずっと飼い殺しされていていざというときに仕事をする。自首して刑務所で服役するのも仕事の内である。昔の豊田商事事件の犯人がその典型だ。結局仕事を命じた真犯人にはたどり着かない。

もし今回の殺人がお仕事だとしたら、依頼した側の動機はなんだろうか?もしかしたら利権がらみの警告・牽制かもしれない。厚生労働省にもさまざまな利権がある。その一部が反社会勢力の既得権になっていることがないとは言えない。もしかしたら厚生労働省の一部には警告の意味がわかっている人がいるかもしれない。

今の段階でマスコミがこのような可能性に言及せずに、一斉に一つの方向の可能性のみ報道するのは、真実の追求をミスリードする可能性がある。さまざまな可能性を追求すべきだ。

日本に、国民から負託された国家権力の行使が及ばない領域が存在しているとすれば、個人的テロや秋葉原より重大な問題である。なぜなら、犯罪が私たちの社会構造の一部をなしているのだから。なぜこのようなことも可能性として報道しないのか?まさか怖いのではないだろうが。
・・・・・

もっとうがった見方をすれば、ミステリーの常道である被害者がいなくなって一番得する人は誰か?という犯人探しもあり得る(笑)

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登録日:2008年 11月 23日 10:35:04

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Ryuichi Himori
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ryuichi.himori@gmail.com
団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
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