カテゴリー [グローバルな世の中]
日本人の義務2
じゃ日本人の義務って何なの?という質問に対しては、下記の理想の実現についてできることをすること、というのがシンプルかつ普遍的な回答だろう。
世界人権宣言
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/udhr/1b_001.html
第三条 すべて人は生命、自由及び身体の安全に関する権利を有する
とあるが、「すべて人」となると日本国内でも世界でもなかなか実現していない。
なお、世界人権宣言のポイントは前文の「人間が専制と圧迫とに対する最後の手段として反逆に訴えることがないようにする」ために、法の支配を確立し人権を保護することが肝要としている点にあると思う。
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登録日:2008年 03月 03日 09:12:25
日本人の義務
いま話題のグローバルリッチリストに自分の年収を入れてみた。世界で35,032,949位、TOP0.58%に入り、richest people in the world というご託宣である。筆者の年収などたいしたことは無いが、日本人のほとんどは世界60億人の中で上位にくるだろう。
http://www.globalrichlist.com/
このサイトはじつは寄付を呼びかけるファンドレイジングのサイトなのだが、おもしろいことを考えたものだ。
日本人の大学進学率は50%だが、後発開発途上国に認定された49カ国の高等教育進学率は3.6%である。前にも書いたかもしれないが、偏差値が低かろうがなんだろうが、日本の大学生は世界のエリートである。
このサイトを見ながら、めぐまれた日本という国に生まれた幸せと、それに伴う義務を考えてみてもいいのではないだろうか。
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登録日:2008年 02月 29日 23:44:33
多文化共生
平成20年度の県の生涯学習審議会がはじまった。
今年のテーマは「多文化共生」。委員には在日ブラジル人や外国人生徒のいる公立学校の現場の先生、企業や労働組合の代表も加わっている。
1988年に12807人だった県内の外国人登録者数は2006年には97992人になった。そのうちブラジル人は359人が51250人になった。
県内の公立小、中学校に通う外国人生徒は4002人、そのうちブラジル人は2619人である。また日本語が不自由な生徒数は2646人である。この中には、日本国籍を持ちながら日本語が不自由な生徒も含まれる。
外国人は日本の義務教育を受ける義務は無い。しかしある委員の発表資料として配られたデータによれば、当初は短期滞在のつもりで来たブラジル人が滞日後は19.1%の人が永住を希望し、日本に長く滞在しその後帰国を希望する39.6%を合わせると約6割が定住志向である。
このような状況を踏まえ、審議会に依頼された審議内容は、
1.外国人の社会的自立に向けた望ましい学習環境について
2.外国人の学習環境整備に向けた支援体制の在り方について
の2点である。
27日の第一回会合では、それぞれの委員から現状や抱えている問題が報告された。
終了後副会長のK先生と一杯飲みながら話したのだが、状況は深刻だがやるべきことははっきりしているだけに、審議会としての結論(県への施策提言)はクリアに出るのではないか、という点で一致した。
簡単に言えば、現場で困っていることについて、一元的な相談体制を作ることである。現場の先生方の涙ぐましい努力はよくわかるが、孤軍奮闘にならないようなサポート体制が必要である。
ただし、審議会ではブラジル本国における貧富の差による教育格差や、日本との学習レベルの違いも指摘された。問題の根が深いことは事実だ。
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登録日:2008年 02月 29日 00:42:22
思い出のサンフランシスコ

パリ出張の話を書いていてやはり同じころのサンフランシスコ出張を思い出した。
トニー・ベネットが歌う「思い出のサンフランシスコ」を頭に浮かべながらお読みいただきたい。
当時の常務と部長に筆者がかばん持ちでお供をしてサンフランシスコに行ったときのこと。普段は工場の管理をしているこの部長さんも、このときが初めての海外だった。
さて、夕食の時間になり、常務が「桧森君、日本人には和食中華でなければイタ飯がいい。どこかおいしいイタ飯屋を探しなさい」というので、港の方にあるそこそこのイタリアンレストラン(ウェイターが全員男性、というランク)を予約した。
行ってみると時間がちょうど夕暮れ、海を見ながらなかなかいい雰囲気。それぞれ注文し(この通訳がまた一苦労)、まずスープが運ばれてきた。そこで筆者は信じられない光景を見てしまった。向かいに座った部長が、スープ皿を両手で持ち上げてズズズ・・とスープを皿から直接啜っているのである。カップではない。平たいスープ皿だ。
この部長とはそれから1週間二人だけで東海岸を回らなければならなかったので、この先どうなることかと頭がくらくらしてしまった。
さて、何とか食事が終わってホテルに帰ってくると、常務が「ちょっと」と呼ぶ。「はい何でしょう」「あの部長はまじめ一方の堅物でおよそ遊びというものを知らん。君がちょっとポルノショップへでも連れてってやってくれ」
はあ?こっちだってまじめ一方なのでそんなところは知らないのだが、常務の命令とあればしかたがない。確かホテルの近くにあったとめぼしをつけておいた店へ、部長を誘って連れて行った。
店に入ると、ポルノ雑誌などを売っている店の奥に個室ビデオ鑑賞コーナーがある。では、とそれぞれブースに別れて入ったが、操作がよくわからない。いろいろやってみたがちっとも映らないので、特に見たいわけでもなし、そのままブースを出て店の中をうろうろしながら部長が出てくるのを待った。それがなかなか出てこないのである。
いいかげん痺れを切らしていると、ようやく現われた。「よくわからなくて見れませんでしたが、部長はどうでしたか?」と聞くと、「桧森君、それはカウンターでお金を専用のコインに替えて、それを入れて見るんだよ」とのお答え。
一言も英語がわからないのに、なんでそんなことだけわかるの?
そんな部長の積極性で東海岸の出張も無事済んだことは言うまでもない。
今から26年前のサンフランシスコでの思い出である。
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登録日:2008年 01月 29日 23:18:46
いつか来た道
今晩のブロードキャスターでは、来日した中国人観光客の「爆買い」が紹介されていた(写真)。
これを見て思い出したのが、1980年代の始め、パリへ出張した時のことである。
まだ30代前半の筆者は二人の部長さんの通訳兼かばん持ちだった。二人の部長さんは出張でもプライベートでも海外は初めてだった。おりしも時期は1月、SOLDES(セール)の時期。お二人がエルメスへ行きたい、というのでご案内した。
店の一番奥のカウンターの後ろにセール対象品のバッグか飾ってあり、お二人はカウンターに張り付いて片っ端から買っていった。二人で五個づつぐらい買って棚はほとんど空に。さらに一人がパールホワイトに輝く小さな四角いバッグに手を伸ばしたところで、さすがに声をかけた。
「部長、それはイブニングドレス用のバッグなので奥様はお使いにならないと思いますよ」「そうかな、じゃこれはやめとくか」
人口7万2千人(当時)の地方都市にお住まいの奥様が、イブンニングドレスを着てパールホワイトのエルメスのバッグを持ってパーティーに行くとは思えなかったからだが、余計なお世話だったか。
あれから26年、中国も、いつかきた道を通っているようだ。
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登録日:2008年 01月 26日 22:40:54
サブプライム問答
【1月16日 AFP】米国経済の後退による株式市場の続落を受け、福田康夫(Yasuo Fukuda)首相は16日、市場に平静を呼び掛けた。
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(c)AFP
八「ご隠居さん、ちょっと教えてほしいことがあるんですがね」
隠居「おお八っぁんかい。なんだい?」
八「へぇ、今騒がしいサブプライムなんとかですが、あれはいったいどういうことなんで?」
隠居「うむ、あれか。おい八つぁん、おまえさんは貧乏かい?」
八「なんでぇやぶからぼうに。そりゃ貧乏も貧乏。自慢じゃねぇが、先祖代々極めつけの大貧乏ですよ。それがどうしったってぇんです?」
隠居「別にいばることはないだろう。で、そんなお前さんでも家はほしいかい?」
八「そりゃ、六畳一間の裏長屋に嬶と餓鬼三人ですからね。もちっと大きい、てめぇの家がほしい。しかしこちとら筋金入りの貧乏ですからね。買えやしませんよ。貯金もねぇし。嬶はへそくりがあるかもしれねぇが」
隠居「ところがな、メリケン国ではそんなお前さんのようなのに金を貸して家を買わせようってことになってな」
八「へ、奇特なやつもあるもんだ。借りたって返せやしねぇでしょう。こちとら、毎日のおまんまだって困ってるってぇのに」
隠居「それがな、家を買わせれば家が借金の方になるし、貧乏人でも家を持てば、取られるのはいやだから一生懸命働いて返すだろう。だから取りっぱぐれは少ないだろうと考えたのじゃ。これを『合理的選択の理論』というらしいが、いかにも頭でっかちなメリケン人の考えそうなことじゃ」
八「へぇ、そんなもんですかね」
隠居「ところで八、お前の商売はなんだ?」
八「いやですねご隠居、知ってるじゃねぇですか。大工ですよ、でぇく」
隠居「うむ、で仕事は毎日ちゃんとあるか?」
八「そりゃお天気がよければありますがね。ちょっと雨が続けば仕事がなくて銭が入らない。それに景気が悪くなって普請が減ったらたちまちおまんまの食い上げでさぁ。家どころか食うために借金しなきゃなんねぇ」
隠居「そうじゃろう。貧乏というのは働きが悪いから貧乏なのではない。どんなにがんばっても天気や景気はどうしようもないのじゃ。何しろ貧乏人には産業革命いらい『本源的蓄積』というものがないのじゃからの。貧乏は『構造的問題』じゃ。だから貧乏人に無理に金を貸しても、ちょっとしたことでたちまち焦げ付くということじゃ。メリケン人の『貧乏人も家を持てばがんばってなんとかなるだろう』という考えは間違いじゃ。
八「そりゃそうですね。ところでご隠居、メリケン国の貧乏人が借りた金が返せない、というだけで何で世界中が大騒ぎになるんです?貧乏人なんだからそんなにたくさん借りてねぇでしょう?しかも中にはちゃんと返してるやつもいるだろうに」
隠居「おう、いいところに気がついた。それはな、貧乏人の借金証文を小分けにしてあちこちに売っているからじゃ」
八「へ?どういうことなんで?」
隠居「ここに貧乏人が十両借りたとする。利息は例えば一両につき二分じゃ。わかるか?」
八「へぇ」
隠居「この十両の借金証文を一両づつ十枚に分ける。それを金持ちの借金証文と一緒にするのじゃ。金持ちは取りっぱぐれが少ないので利息も安い。例えば金持ちの利息は一両につき一分とする。で、金持ちの借金九両と貧乏人の借金一両を足して十両の借金としたら利息はいくらじゃ?」
八「へえ、金持ちの利息九分と貧乏人の利息二分で十一分になりやす」
隠居「そうじゃ。これが金持ちだけの借金なら利息は十分じゃ。つまり、同じ十両の借金証文でも、貧乏人の借金をまぜると利息が多くなるのじゃ。借金の期限が来たら合わせて十両と十一分の金が入る証文を、例えば今のうちなら十両と五分でいいですよ、と言って売るわけじゃな」
八「へぇ!メリケン人はうまいこと考えるもんですね」
隠居「で、この十両で利息が十一分の借金証文をまた小分けにして、他の利息の安い借金証文と合わせて世界中に売ったのじゃ。一人の貧乏人の借金証文を小分けにして、金持ちの借金証文とあわせて十人に売る。さらにこの借金証文を小分けにしてまた十人に売る。ということは、一人の貧乏人の借金証文を百人が持っている、ということじゃ」
八「へぇ!なるほど」
隠居「さてそこでじゃ。一人の貧乏人が借金が返せなくなったとする。さっきの、十両の借金証文のうち貧乏人の一両がぱあになる。するとこの借金証文は本来は借金の十両足す利息の十一分の値打ちがあったはずが、九両足す九分の値打ちしかなくなってしまう。ここまではわかるな?」
八「へぇ」
隠居「そこで、貧乏人が借金を返せなくなったらしい、といううわさが流れると、証文を持っている奴が一斉に証文を売ろうとするのじゃ。何しろ、どの証文にどれだけ貧乏人の証文が入っているかよくわからないのじゃからな。皆が証文を売ろうとするので値段が下がる。もともとの金持ちの借金証文まで値段が下がってしまう。一人の貧乏人が借金が返せそうもないとなったら、証文を持っている世界中の百人がそれを売ろうとするのじゃからな。だから世界中の借金証文を買って持っていた金貸しや両替屋がみんな大損した。しかも証文を担保に金を借りている連中も大勢いたからの。これがサブプライム問題じゃ」
隠居「しかもじゃ、証文をまとめて売る奴らは、直接貧乏人に金を貸している業者に対して『もっと証文はないか?いくらでも買うぞ』とけしかけておったのじゃ。そこで業者は、最初から金を返せそうもない奴にまで無理やり金を貸して家を買わせたのじゃ。これをメリケンの言葉で『モラルハザード』と言うらしい」
八「へぇ!そこで鼻を垂らしている与太郎みたいな奴にも金を貸したんですかい?そりゃ取りっぱぐれるわけだ」
隠居「だからな、八、お前が家を買うなら借金などせずに、こつこつ働いて貯めて、貯まったら買うことだな。サブプライム問題は、どれが本当に返せない借金かを調べて借金証文を作り直す必要があるので、収まるまで時間がかかるだろう。どうだ、わかったか」
八「へぇ、よくわかりやした。で、問題がサブプライムだけに・・」
隠居「サブプライムだけに?」
八「ずいぶんと寒ぶい話ですねぇ」
お後がよろしいようで。
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登録日:2008年 01月 18日 21:25:33
グローバル化の最前線

グローバル化の最前線。それは行きつけの床屋。
カットのみなら1300円の格安店である。
店内を見回すと、ただいまの客が9人。国籍はブラジル人6人、日本人2人、カナダ人1人(ポルトガル語が通じないのでどこの国の人か聞いたら)。
店員は7人。国籍は日本人4人、ブラジル人3人。
この店にはもう6年通っているのだが、年々ブラジル人の客が増えている。ブラジル人の従業員も最初はマリアさんという国では美容師だったおばさん一人だったのが、年々増えてきた。日本人の理容師のおっちゃんたちもだんだんポルトガル語をしゃべるようになり、今では大きな声で「オブリガード!」などと挨拶される。
ブラジル人によると、ブラジル人がやっているもっと安い店はあるが、この店は腕がいいので人気があるとのこと。
何しろ人口809,118人のうち外国人が30,724人、内ブラジル人が18,188人という土地柄なのだが、この店はそのもっと先を行っている。
多文化共生は床屋から、ということでなかなかおもしろい。
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登録日:2007年 07月 14日 00:45:23
成熟した先進国の武器
‘カワイイ’を武器に世界に羽ばたく東京ファッション - 神奈川
【神奈川 31日 AFP】巻き毛にハイヒール、ミニスカートがお決まりのスタイル。
≫続きを読む…
(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA
以前にも書いたかもしれないが、成熟した先進国の武器は工業製品ではなく文化だ。
1960年代から70年代にかけて、没落した老大国と言われた英国にツイッギーが生まれ、ミニスカートは世界を席巻した。パンクも英国で生まれた。
豊かさと、それゆえに鬱屈した若者のエネルギーが創造性に向かったとき生み出されるサブカルチャーは、同時代の世界の若者の心を捉え、商業主義的成功も収める。
つまり、文化の面では、これからは日本の時代、ということだろう。
但し政府が変に物分りのいい顔をして誘導しようとしなければ、だが。
・・・・・・・・
... 続きを読む
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登録日:2007年 03月 31日 23:01:37
お金が集まるところ
【ドバイ/アラブ首長国連邦 5日 AFP】アラブ首長国連邦第二の都市、ドバイ(Dubai)沖の人工島「パームジュメイラ(Palm Jumeirah)は、環境に与える悪影響が危ぐされるなか、住民が入居を開始する。
≫続きを読む…
(c)AFP/HO
驚くべしこのスケール。ドバイの人工島。飛行機から見るとはじめてわかる椰子の木や世界地図の形の島には高級コンドミニアムが。日本は世界第二の経済大国と言えども、世界的水準で見ればお金は国土と人口に遍在している。ところがオイルマネーが集まる産油国では狭くて人口の少ないところにお金がぎっしり。そこにまた世界のお金持ちがお金を持って集まってくる。日本人は地道に働いてものをつくって、せっせとこのお金を還流させる生き方があっているのではないだろうか。こんなところに住んでも落ち着かないし。
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登録日:2006年 11月 05日 12:10:34
- プロフィール
- Ryuichi Himori
- (男)
- 団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教員に転職しました。その他行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事、県生涯学習審議会委員、県NPOパートナーシップ会議委員などを務めています。行政への企業経営手法の導入や、文化政策、地域政策、NPO論などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
(なお、mixiもやってます。)
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