カテゴリー [大学にて]
今年もゼミの制作発表
今年もゼミの制作発表の季節がやってきた。
昨年と同じくイベントを企画し、プロのプロデューサーの前でプレゼンテーションをして講評を受ける、というもの。今年は卒業制作の四年生だけでなく、三年生もプレ卒業制作として発表。
講評者には昨年と同じく元広告代理店イベントプロデューサーの神田さんと、新たに元公立文化ホールの事業企画担当者前田さんに来ていただいた。お二人とも筆者と仕事をしてきたお仲間である。お二人には学生に的確かつ温かいご指摘をいただいて本当に感謝している。終了後のお二人を交えた飲み会も学生にはいい刺激になったことだろう。
今年の発表を聞いていて、学生にはもっと三現主義を徹底的に教え込まなければ、と気づいた。三現主義とは現場・現物・現実に立脚して考えることに徹しよう、という意味で元はホンダの社内で言われていたのが、日本のメーカー各社に広まったもの。今回の企画は上滑りのものが多かったということであり、それでは社会では通用しない。
さて、学生たちは大学で何を学ぶのか。「考える力」などは高校までにつけてきてもらいたい。暗記しなければならない基礎知識や読み書き計算の基礎もやってきてほしい。
本学では学生は将来研究者への道を進むことはほとんどなく、大多数は企業に就職する。そこで、筆者は大学で身につけたてほしいことは二つあると考える。
一つは物事の原理原則本質だ。筆者が授業で古典を取りげる事が多いのもそれが理由だ。サンデル教授のようなのとか、教養と言い換えてもいい。古今東西の知恵と知識の蓄積にもとづく、自分で考える上でのベースになるものだ。教養なしで自分で考えろと言っても、それは「下手な考え休むに似たり」だ。
二つ目は論理的に考える方法だ。これは様々な学問を通してその学問だけでなくその方法を身につけることができる。つまり仮説を立て、それを検証し、コンセプトを打ち立てる。さらにそれを検証し、修正する。これは学問の方法であると同時に社会に出た時の仕事のやり方でもある。
基本的には筆者の授業はこの二つをもとに考えているのだが、果たして学生に通じているかどうかはいささか心もとない。何しろ経験年数4年の新米教員なので。
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登録日:2012年 01月 29日 11:23:47
地方公務員の仕事
秋学期最後の行政経営論の授業は昨年に引き続き横浜市役所の女性係長Oさんをお迎えして1時間半たっぷり話をしていただく。
なぜOさんにお願いするかと言うと、地方公務員の仕事や生活を本音の部分まで含めて話していただけるから。往々にして地方公務員は建前の話しかしないものだが、Oさんは給料や昇進、日ごろの残業や仕事ぶり、生活設計に至るまで根こそぎ話していただけるので、社会経験のない学生にもとてもイメージがわく。
地方公務員が外部で話をする時は、ぜひ本音で話をしてもらいたい。
Oさんの話は具体的な仕事の話に及ぶが、今している老人福祉の仕事、特に虐待や悪徳商法の被害者となる老人をどのようにして守るか、という話はきれいごとではすまないだけに迫力がある。Oさんの真摯な仕事ぶりが伝わり、学生はステレオタイプな公務員のイメージを改めるのである。
Oさんの言う「地方公務員は地道に仕事をして上司や周囲の信頼を得られれば、本当にやりたいことができる」という話はどの仕事にも共通するものがある。Oさんの話に触発されて地方公務員を目指す学生が出るのはほんとうにありがたい。
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登録日:2012年 01月 24日 00:04:00
学生企画いよいよ本番
以前にも書いているが、筆者のゼミの学生がルネ小平芸術家と子どもたちの出会いフェスティバルに二つの企画を提案し、二つとも採用された。
本番は8月28日。当日に向けて学生は必死に制作に取り組んでいる。8月18日には企画のひとつ、親子のファッシショーの出演者親子を迎えてリハーサルが行われた。まだまだ学生の仕切りは甘いが、リハーサルをしながら細部を詰めることができた。
例によって筆者は極力介入をがまんし、学生の進行に任せているのだが(だから胃が痛くなる)、リハーサル終了後初めて実行委員会のこだいら子ども劇場のお母様方からおほめの言葉をいただいた。
リハーサル終了後にMLにいただいた実行委員会のこだいら子ども劇場のお母様からのメール。
「2回のリハーサル、本当にお疲れさまでした!!!
また、その後まで皆さんの集中力が途切れなかったこと、さすがですね。
ルネの職員さんも、みなさんの変化に驚いていましたよ。
私たちも、とても当日が楽しみになりました。」
本番は8月28日だが、ここまでくれば結果はどうあれ学生の成長という面からは成功だと思っている。
写真はルネこだいらレセプションホールでの出演者リハーサル。音響・照明・舞台美術・動きの指示(演出)も学生がやっている。
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登録日:2011年 08月 21日 00:08:49
学生ボランティア
本学から41人が参加した学生ボランティアが7日間の活動を終えて帰ってきた。
皆さんひとまわりたくましくなったとのこと。
http://www.kaetsu.ac.jp/11-08-06-01.html
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登録日:2011年 08月 06日 15:32:32
こういうのは自粛しない
4月2日は小平市の花まつり。開催が危ぶまれたが義捐金を集めるイベントにしようという主催者の決断で実施。桜の花も人々の笑顔もほころんでいる。花見でチャリティ、おおいに結構ではないか。
うちの学生は市役所職員と協力して会場のひとつ小平ふるさと村の前で募金活動。小平市の誇るゆるキャラブルベーも登場(内緒だが中に入っているのも学生)。集まった義捐金は市社会福祉協議会を通して被災地に贈られる。
ささやかな事だが、学生が発案して実現した活動というのがうれしい。
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登録日:2011年 04月 05日 00:19:12
卒業式挙行
延期されていた卒業式が従来より簡素な形で本日行われた。
就職率が昨年よりさらに低いところへ今回の震災で前途多難だが、日本の復興は皆さんの双肩にかかっているのでがんばってほしい。時代の変わり目はしがらみのない若い人たちの出番である。
終了後ゼミの卒業生から思いがけず花束をいただいて感激した。
自分が教員になってはじめて送り出すゼミ生だ。研究室で皆にこんな話をした。
1.未曾有の災害だが、今私たちにできることは、与えられた持ち場持ち場で一生懸命努めること。原発の作業員や自衛隊消防隊警察隊員も「これが仕事です」と言っている。
2.残念ながら就活が実らず、アルバイトをしながら職を探す人も、社会に必ず自分の場所があると信じてほしい。今の日本は若い人の力を必要としている。
3.仕事は3年がんばろう。一つのところに一生いる時代ではない。でも3年やらないと社会人になりきれない。3年たったらキャリアアップになるなら変わることを考えてもよい。
4.大学は皆さんの第二の故郷である。いつでも帰ってきてよい。困ったことがあれば訪ねてきてください。いいことがあったら報告しに来てください。
さて、卒業パーティーが無くなったのでこれから卒業生有志と飲み会である。
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登録日:2011年 03月 26日 18:09:19
ゼミの卒業制作発表
早いもので一昨年はじめてもったゼミの学生ももう卒業を迎える。先々週はその4年生の卒業制作発表。
筆者のゼミは卒論ではなく卒業制作。内容は「社会で通用するレベルのイベントを企画し、プロのプロデューサーの前でプレゼンする」というもの。
講評者には長年広告代理店のイベントプロデューサーとして活躍されてきて今はフリーの神田さんと東京国際映画祭事務局イベントチームの古田さんに来ていただいた。お二人とも筆者の古くからの仕事仲間であり友人である。
内容は本学のホームページに紹介されているので見ていただきたいが、学生はみんなよく頑張ってくれた。論文を書かせるのではなく、このような卒業制作とすることについては迷いもあったが、結果的にはこの方が社会に出てから役に立つ経験になったのではないかと思う。
途中の指導は先生と学生ではなく上司と部下みたいな雰囲気になってしまったが、それもまたよしとしよう。
ともあれ学生のみなさん、お疲れ様でした。
http://www.kaetsu.ac.jp/11-01-19-02.html
発表が終わってホッとしている学生の写真はこちら。
http://ryuichihimori.blogspot.com/
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登録日:2011年 02月 03日 12:10:09
見る人によっては・・・・・
10月16日土曜日は本学で4年制大学設立10周年及び大学院設立記念式典及びシンポジウムが行われた。
記念式典の後のシンポジウム、タイトルは「どうなる日本」。
元政府税調会長で国鉄民営化に辣腕をふるった本学の加藤寛学長がコーディネーター。パネリストは小泉改革の推進者竹中平蔵氏をゲストに迎え、本学のもう一人の副学長であの本間大阪大教授の弟子で経済財政諮問会議に関わった跡田直澄氏、本学教授で埋蔵金を暴いて霞が関全部を敵に回した男と呼ばれた元内閣参事官高橋洋一氏、そして本学大学院研究科長で中小企業研究の第一人者黒瀬直宏氏というメンバー。
よくまあこれだけの顔ぶれが集まったものだが、見る人の立場によっては嘉悦大学は悪の帝国か?
まあしかし各パネリストによる日本の現状への辛口の炸裂に、来場者はおおいに満足していた。菅政権への批判が多かったが、だから自民党に戻れということではなく、どこが政権を取ろうが日本にとって今やらなければならないことは同じだ、というのが基調だったように思う。
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登録日:2010年 10月 18日 20:43:04
桜も満開
今日は入学式。大学の桜も満開。
早いもので大学に転職して3年目を迎える。
まったく違う世界で何が何だかわからずに夢中でやってきたが、昨年からは副学長もおおおせつかっていて、やってることが本当にこれでいいのだろうかと自問自答する毎日である。
ともあれ、フレッシュな一年生を迎えて、自分自身も新たな気持ちでこの一年をがんばろうと思う年度初めである。
・・・・・・・・
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登録日:2010年 04月 03日 16:09:25
本日のポスター

本学では、新入生へのガイダンス期間をキャリアキックオフラリーと銘うって、様々なイベントがある。
その一つが「教員ナビゲーション」と称するもの。
教室にブースをつくり、先生がポスターを貼って座って待っている。新入生は先生のブースを見て回り、興味をひかれたに先生に話しかけて、カードにスタンプをもらう。新入生は2時間で最低4個スタンプを集めなければならない。
今年は「桧森隆一の経歴と中身」と題してこんなポスターを作ってみた。
話のきっかけになるように趣味を示す絵も適当にちりばめてあるが、果たして効果は?
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登録日:2010年 03月 24日 22:23:09
- プロフィール
- Ryuichi Himori
- (男)
- 詳細プロフィールはこちら
- 団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事、(社)指定管理者協会理事長などいろいろ。公共経営・行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
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