受験生の親必見!? 日本代表から学ぶ「合格への心構え」その5
<サッカー 親善試合>オシムジャパン 初陣でトリニダード・トバゴに快勝! - 東京
【東京 9日 AFP】サッカー・親善試合、日本vsトリニダード・トバゴ。
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(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA
何度か書いているが、私はサッカーに関して全くの素人なので試合内容について述べるつもりは全く無い。むしろ「オシム語録」に興味を持っている。
8月8日の記者会見では、
・勝つことと同時に分析も大事。
・勝つとかえって大事なことを見落とすことがあるが、負けて内容がいいということもある。
・『敗北は最良の教師』という言葉がある
などと語っている。
これを読んでいる保護者の皆さん、もしも「負けたときの言い訳を用意してるな」なんて感じていた場合には、あなたは「受験生の親」失格かもしれませんよ。
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【入試本番まで・・・ちょうど半年】
中学受験や高校受験(難関私国立)のほとんどは、1月下旬から2月中旬にかけて入試が行われる。ちょうど半年後には、入試の結果が出揃った頃、または入試本番真っ最中といった時期になる。この半年間、保護者の皆さんには「我慢と忍耐」をモットーにして、お子さんの合格をサポートしてあげてほしい。
ところが・・・である。
ある一定の比率で「子供の足を引っ張る保護者(父・母問わず)」が必ず出てくる。どの塾に行っていようが、どの地域に住んでいようが、そういった条件に関係なく、本当にある一定の比率で出現するのである。
「足を引っ張る」って具体的に何をしてしまうの? と考える方も多いだろうから先に書いてしまおう。
模試の結果で「(子供と同様にor子供以上に)右往左往する」のである。
【賢い模試の使い方】
受験生であればこれから毎月模試がある。模試の後「暗~い顔をして」塾へやってくる生徒が必ずいる。そして来るなり第一声も同じである。
「数学失敗しました。何点取ればよかったんですか?」
「何か変だな」と感じてほしい。変な箇所は2つある。
1)自分の目標設定が明確になっていない。
「自分は何点とるつもりだったの?」と聞くと、まぁまず答えられない。難関校受験生向けの模試だから「100点とって普通」というレベルでは決してないのだ。「平均40点以下」の試験だって別に珍しくはない。例えば得点が50点だったとしても、数学が得意で「70点取りに行った」結果であれば失敗と言えるかもしれないが、そうでなければ「平均点との比較」で見なければ評価は出せない。
2)何点取ればよかったんですか?・・・俺は神様じゃない!
私はまだ問題すら見ていないのだ。問題を見た後なら「これなら50点は欲しいね」くらいのことは言えるだろうが、現段階では無理。「自分にとって出来た・出来ない」を基準にしているうちは、まだまだダメ。
「私が50点くらいだから平均は40点くらかな」
と言えるようにならなければ、まだまだ修業が足りないのである。
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賢い模試の使い方、わかってもらえただろうか。
・目標の明確な設定
「60点とろう」でも「時間配分に気をつけよう」でもなんでもいい。自分自身でテーマを決めて試験に臨む。結果が返ってきたら「目先の点数で一喜一憂」ではなく、「自分のテーマ」に対する達成度を確認すること。
トライ→チェック→エラー→トライ→・・・ の繰り返し。
どんなに出来る生徒でも「もう完璧」と胸を張って入試本番を迎えることはない。難関校になればなるほどそうなるのは当然。「入試は何が起こるかわからない」ものだ。「逆転合格」の裏には「逆転不合格」だって必ずある。だからこそ、入試前日の夜までチェックを繰り返すのだ。
「もう明日本番だよ、本当にこれで受かるのかな?」という気持ちは誰でも持っている。口にするかしないか、第三者から見て本当にそう見えてしまうのかどうかは別問題だが。
・成績を安定させろ
「低空飛行で安定」は論外だが、模試の成績は安定しているに越したことはない。いわゆる「ジェットコースター型」というアップダウンの激しい成績推移の場合、どうしても受験校を多めにして、「当たったらラッキー」くらいの感覚で受験を迎えなければならない。この場合の保護者の心中、察するに余りある。そのストレスや費用負担・・・あぁぁ。
その反対が一番本番で強いタイプである。それは、
「俺(私)の出来がこの程度なら、他の人にはかなり難しく感じられるはず」
と本番中に「冷静さを失わない」判断ができる人である。
その根拠は「受験者層が似た模試の結果」でしかない。
「同じ教室の何割かの生徒が受けている」模試で成績が安定していれば、頭が真っ白になることはないだろう。逆に「出来た・出来ない」の基準を日頃から「自分の出来」のみに置いている場合には、本番で想定外のアクシデントがあると「頭真っ白→もう終わり」ということになりがちである。
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この「賢い模試の使い方」は子供向けというより、保護者向けといったほうがよい。お子さんの帳票が戻ってきたら、チェックして欲しいのは「点数」と「合格可能性」だけではないのだ。
【敗北は最良の教師】
日本代表だってあなたのお子さんだって、要は「最後の本番で勝てばよい」のである。それまでは模試。「勝ち負けより内容」をチェックしなければならない。
極端な話だが、
「オウンゴールでもらった1点で1-0の勝利、でも内容はボロボロ」
でもマスコミは「勝った勝った」の大騒ぎだろう。しかしそれでは成長しない。おそらく選手だって「勝ったから結果オーライ、まあいいじゃないの」と考えるのが普通だ。
それではダメだ。
この結果から「何を学び、次に何を生かすか」、これを本番当日まで考え続けることだけが成長するカギなのだ。
「勝ち」まであとどのくらい距離があるのか、それは誰にもわからない。わかることは、「1歩でも近づくことはできる」ということだ。
もうラインを越えているかもしれないし、全くダメかもしれない。
勝ちたいなら、「1歩でも近づけ!」これしかない。
念のため書いておくが「だから模試では負けてもいい」ということではない。今日時点での「勝つための最善の手」は全て打つ。これは当然である。「今日は負けでもいいや」で模試に臨むのなら金のムダである。
最近知り合いの人から聞いた言葉で
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
というのがある。いい言葉だ。
負ける原因は必ずある。それを1つ1つ改善していけば、たとえ1歩でも勝ちに近づくことは出来る。入試本番の教室でも1歩なら近づけるかもしれない。
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皆さんは「お子さんの帳票」を見て大騒ぎしていないだろうか。もしかしたら「勘で書いた記号問題が当たった」だけのラッキーゴールかもしれないのに・・・。
「勝ったら大騒ぎ、負けたらクソミソ」という報道は、食卓での「家庭新聞」ではやめることだ。
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登録日:2006年 08月 09日 23:49:46
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