気の持ちよう!

若者に負けずにネットを楽しむシニア世代 - 東京

【東京 23日 AFP】日本のシニア世代が若年層同様にインターネットを活用している実態が、情報サービス、「日経リサーチ」が23日発表した調査で明らかになった。
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(c)AFP/Yoshikazu TSUNO

AFPBB News


私も以前、年輩の方々にパソコンをお教えする仕事をしたことがある。なかなか骨の折れる仕事だ。ほとんどの皆さん、パソコンを使うのは始めだったりするし、中にはなかなか気難しい方もいる。でもそのような仕事を通して感じた、一つの確信みたいなものがあるので、今日はそのことについて触れてみたい。
一般に我々は、年齢を重ねると物覚えが悪くなると言われている。そして、その年輩の方々が何か新しいことを学ぶ時、その「物覚えの悪さ」が障害となる、と考えがちである。
ではなぜ我々は、年を取ると物覚えが悪くなる、と考えがちなのか?

ここで、例えば大脳生理学の専門家の方々などは、年齢と共に脳細胞も衰えるから、と言うかもしれない。そしてそれはきっと、ある部分真実なのだと思う。
しかし私は思うのだが、はたしてそれが一番の理由なのだろうか?
先に挙げた仕事をしていてつくづく感じたのだが、私は、決して年輩の方だからといって、物覚えが悪いわけではない、と思う。そして仮に物覚えが悪い方がいたとしても、それは、その方の脳細胞のせいではなくて、ただ単に、何か新しいことを学ぶことに消極的なだけ、のような気がしてならないのである。
先にあげた仕事をしていると、何名か、なかなか億劫がってパソコンを覚えようとなさらない方がいた。そしてそういう方々に共通なのは、パソコンのことを覚えたり考えたりする余裕がないというか、脳ミソにそのような情報を入れるスペースが無いぐらい、毎日の生活の他の事柄でいっぱいいっぱいのように思えたのである。
年輩の方々が、折り合いを付けづらい様々な問題でいっぱいいっぱいになるのは分かる気がする。長い年月生きてきただけに、毎日の生活の総情報量は若い方々とはくらべものにならない程多量であろうし、若い方々だったら何か折り合いを付けづらい問題が出てきても、その問題の質上、比較的短時間で解決の糸口が見出せるように思う。(もちろん個々の若者にとっては、きっとその間本当に悩んだり苦しんだりなさるとは思うが)。だが、年輩の方々はそうかんたんに片付かない問題が多いだろうから、結局それらの問題を抱えつつも日々創意工夫して生活していらっしゃる印象を受ける。人間年齢を重ねれば、それに応じた複雑多岐な問題が浮上してくるのは仕方のないことなのだろう。
それで、新しい情報に対してなかなか積極的になれない方々には、そういう問題に捕らわれ過ぎてしまっている方が多いような印象を受けた。
そこで登場するのが、「気の持ちよう」という言葉である。
様々な、なかなか答えの出づらい問題を抱えながらも、日々元気よく、毎日の気分をリセットさせ、新鮮な気持ちで生活しようとする気持ちを持つことで、新しい事柄も積極的に取り入れていけるようになるのではないだろうか。
指導に当たらせて頂いた何名かのご年輩の方々と接しながら、そんなことを考えた。
これは何も年輩の方々に限ったことではない。
我々もそう心がけ、日々生活したいものである。

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登録日:2007年 02月 26日 13:08:49

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プロフィール
小林浩隆
(男)
■肩書き:映像ディレクター
■プロフィール:早稲田大学卒業後、サラリーマンを経て映像ディレクターに。主な作品に、「初恋のふる里」、「夏の疼き」、「野村不動産PROUD」など。
■得意ジャンル:ワイドショー的社会論。
■一言:例えばライブドアに地検が入った当夜、パパエモンは地元派出所に駆け込み息子の安否を問いただしたそうです。愛ですよねえ。そういうのを取り上げます。
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