中国が3年以内に米軍通信衛星妨害の可能性

米軍、「中国が3年以内に米軍通信衛星妨害の可能性」を指摘

【8月15日 AFP】中国は3年以内に米軍通信衛星の妨害が可能になるという予測が14日、米アラバマ(Alabama)州ハンツビル(Huntsville)で行われた「米国の宇宙での優越性確保に向けた取り組み強化に関する会議」で明らかになった。
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(c)AFP/Jim Mannion

AFPBB News


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*copy right Gigazine

今年1月に中国が行った人工衛星破壊実験に対しアメリカが警戒を高めているようだ。

中国が行った人工衛星破壊実験とは、07年1月11日に高度約850km極軌道を周回していた気象衛星「風雲(Fengyun)1C」(1999年打ち上げ)を衛星攻撃兵器(ASAT)によって破壊した

中国の意図はアメリカのMDシステムに対するけん制だったと考えられている。
しかし、衛星破壊実験によって発生したスペースデブリに対し国際的な非難が大きく単純に中国の思惑どおりにいったとは考えにくい。

今回の衛星破壊実験で発生したスペースデブリは、確認できているだけで517個ある。スペースデブリは軌道中で人工衛星にぶつかり損傷させる可能性があることから非常に懸念されている。また、今回発生したデブリはISS(国際宇宙ステーション)への衝突の可能性もあることから非難が大きくなったと考えられる。(画像参照)

そもそも、衛星破壊技術は1950年代から開発され始め、アメリカや旧ソ連などはその技術を持っていた。その後、多くのスペースデブリを発生させることなどがわかってからは計画を中止するなど衛星破壊は行われなくなった。また、2002年には衛星攻撃兵器を国際的に制限する条約を中国政府が提案した。

自らこのような提案をしておきながら、あっさりと態度を変えるなんていかにも中国らしいが、どうやら米国がこれほど牽制するのだからこれからも続けていくつもりなのかもしれない。

【参照】

「asahi.com」 衛星破壊実験の破片、国際宇宙基地の軌道と交差 米機関Astroarts 人工衛星破壊実験は「史上最大規模の宇宙ごみ投棄」
Gigazine 中国の作ったデブリが宇宙ステーションと激突する軌道ムービー
Wikipedia 衛星攻撃兵器

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登録日:2007年 08月 15日 17:24:23

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