2006年 06月 26日

アートで読み解くアメリカ社会:メキシコ系アメリカ人編

<米移民規制法案>不法移民は増加傾向 国境の町の風景 - 米国

【ボカ・チカ/米国 24日 AFP】ピュー・ヒスパニック・センター(Pew Hispanic Institute)の最新の報告書によると、米国の不法移民数は1千2百万人に増加、労働者20人に1人の割合となっている。
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(c)AFP/HECTOR MATA

AFPBB News


早稲田大学エクステンションセンターの佐藤さんから講座の宣伝を依頼されたので、秋講座の紹介を下記に掲げておきます。講師陣は、チカーノ研究の成果を精力的に紹介されている方々なので、きっと楽しませてくれることでしょう。私も受講の申し込みをしました。

彼ら豪華講師陣に加えて、私がいま教えている大学の授業でゲストスピーカーとしてお呼びした、宮田信さん、管啓次郎さん、今福龍太さんらの視点も交えてチカーノ文化に迫っていけば、この国におけるチカーノ研究の全貌はかなり見えてくるはずです。

重要なことは、いままでの研究成果の蓄積をふまえたうえで、新たな潮流も視野に入れつつ、お互いに交流し合いながら、効率的に研究を進めていくことでしょう。

先日ゲストスピーカーとしてお呼びした宮田さんは、アメリカのチカーノ音楽関係の人脈はもちろんのこと、作家のルイス・ロドリゲス氏らとの親交も深く、チカーノ研究に関するきわめて重要な情報を教えていただくことができました。

もちろん、数々の著作のなかでチカーノについて多角的に言及されている管さんと今福さんの文章を読むことは必須です。彼らはこの20年間以上、チカーノ文化の最先端の動向を追いつつ、ただの紹介で終わらないレベルで文章化してきてくれました。

私は「現地に行けば」とか「語学ができれば」などのガイドブックレベルでチカーノを語ってほしくないと個人的には考えています。さらに、学問の世界で昇進のために書かれる論文によって消化されていくチカーノ世界を見るのは耐え難いです。

チカーノ世界はこれからどんどん日本に紹介されていくことでしょう。しかし、どのように紹介されるべきなのかについてもよくよく考えなければ、彼らを永遠に取り逃がすことになるかもしれません(私たちはこれまでどれだけの異文化と人物を取り逃がしてきたことか)。いまは大事な時期です。そのためにも、今回の講師陣の先生方にはとても期待しています。



https://www.waseda-extension.com/o2004s/detail/s370005.html

@ 2006年10月、早稲田大学エクステンションセンターにて「アートで読み解くアメリカ社会-メキシコ系アメリカ人編-」と題し、全5回の講義を行います。美術、文学、映画、音楽、歴史の5分野の専門家にオムニバス形式にて教鞭をとっていただきます。チカーノのたどった歴史的事実を踏まえ、「他者性」、「トランス・ナショナル」といったキーワードを軸に、彼らを取り巻く社会、生活ぶり、思いなどを知っていきます。いまや米国最大のマイノリティとなった中南米系移民の半数を占めるメキシコ系アメリカ人について知ることで、移民社会アメリカをより深く理解する機会をご提供します。チカーノ・アート、メキシコ本国、アメリカ社会など、様々な分野に興味がある方々にぜひ幅広くご受講いただきたい講座です。

日時:10月1日〜11月5日の日曜日全5回(10/8を除く)、13:00〜14:30
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス
受講料:12,000円(初めての方は、別途入会金8,000円)

講義テーマ・担当講師
10/1 美術作品から読み解くメキシコ系アメリカ人の歴史と現実 加藤薫(神奈川大学教授)
10/15 メキシコ系アメリカ人(チカーノ)の音楽 竹村淳(音楽ジャーナリスト)
10/22 バリオ文学から見るメキシコ系アメリカ人 越川芳明(明治大学教授)
10/29 メキシコ系アメリカ人-過去・現在・未来- 齋藤修三(青山女子短期大学助教授)
11/5 映画から見るメキシコ系アメリカ人の眼差し 野谷文昭(早稲田大学教授)

<お申し込み>
お電話もしくはwebにて承っております。※先着順、定員40名
また、詳細記載のパンフレットもご用意しております。
早稲田大学エクステンションセンター 03-3208-2248
(受付時間:月〜土、9時半〜17時)
ホームページ:http://www.waseda.jp/extension/

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登録日:2006年 06月 26日 23:06:24