2007年 02月 24日
元中央線至上主義者
<ロデオ・ドライヴ・ウォーク・オブ・スタイル賞>授賞式会場にミーシャ・バートンが登場 - 米国
【カリフォルニア/米国 9日 AFP】ファッションとエンターテイメント業界に貢献したクリエイターに贈られるロデオ・ドライヴ・ウォーク・オブ・スタイル賞(Rodeo Drive Walk of Style)の授賞式が8日に開催された。
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(c)AFP/Getty Images Charley Gallay
批評家の切通理作さんが中心となって活動している「柳田国男完読会」に九ヶ月ぶりに参加した。私の柳田への関心は泉鏡花からきている。泉鏡花への関心はおそらく夏目漱石からきていて、ほぼ同時代に生きた両作家の残した文体の違いに驚いたというのが最初だったと思う。私の琉球方面の作家への関心も同様の問題意識からきている。もちろん、スパングリッシュもその延長上にある。
読書会が開かれる高円寺の駅に、というか中央線の駅に降り立つのも九ヶ月ぶりだった。「元中央線至上主義者」(高尾までのすべての駅に深い思い出が染みついている)の私にとって、この読書会は中央線のイメージと密接に結びついている。京葉線が結婚生活と結びついていて、西武新宿線が実家のイメージと結びついているように。
毎月倦まず弛まず地道に前進し続けていった彼らから見たら、春から参加していない私はもうこの時点で「完読」のペースから大きく後れをとっているわけで、この穴を埋めるのはなかなか大変そうだ。しかも私は、来年度の大学の授業で柳田の言語に関する論点について話そうと考えているので、この点に関してはもっと勉強して読書会に貢献したいものである。
夏秋と長期間参加できなかったのは、今年度がこれだけ公私ともに忙しくなるとは予想できなかったからである。来年度は行動の範囲をさらに広げつつも余計なことには構わないようにしよう。それでもかなりの本を読むことができたのは通勤時間がとてつもなく長いせいで、この読書会に行くときもアメリカの批評家エドマンド・ウィルソンの文章を読んでいた。
たとえばこんな文章。「アメリカ合衆国は、英国やフランスが国家であるという意味では、国家ではない。それは、今なお多少とも実験状態にある社会、ないしは政治組織である。ゆえに、われわれは独自のさまざまなパニックにおびえてきた」。
アメリカの特徴をそのように述べたすぐあとでウィルソンは、アメリカが外部から訪れる移民を受け入れてきただけではなく、テキサス、カリフォルニア、メキシコ、キューバ、プエルトリコを「侵略行為」によって攻撃し獲得したことにも触れている。
そして、そのような侵略行為に対しては「正義の糾弾と人道的動機によって正当化されたが、ただ倫理問題からだけなら、これらの挑発行為のどれ一つとして戦争をするほどのことではなかっただろう」と断じている。つまり、アメリカは世界中の移民を受け入れる「移民大国」としての側面を携えているとともに、帝国主義的な領土拡張に対する「本能的欲望」をも抱えていることにウィルソンは注意を喚起しているのである。
ヒスパニックは、アメリカが侵略行為を行使した国々にアイデンティティの源をもつ人びとであることをあらためて確認させられた。アメリカの大地に初めて足を踏み入れたヨーロッパ人はスペイン語を操る人びとであったし、侵略されたメキシコ、プエルトリコ、キューバの人びとこそがヒスパニックの三大集団であることを思い出す必要があるだろう。また、テキサスとカリフォルニアは、アメリカが帝国主義的な侵略行為を行う前はメキシコに属していたのである。
今度の日曜日は歌舞伎を見にいく予定。
ポリスもガンズも日本に来るのならどちらも見にいく予定。
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登録日:2007年 02月 24日 00:46:40
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