2007年 07月 22日
Chica@?
【エルパソ/テキサス州 18日 AFP】3月に行われたメキシコ法務局機関の調査の結果、メキシコ側国境の町シウダフアレス(Ciudad Juarez)は、一人当たりの暴力件数が最も多い都市であるとされている。写真は15日、メキシコとの国境の町テキサス(Texas)州エルパソ(El Paso)通りを歩き買い物をする人々。エルパソには、国境を越えて電気製品や衣類などの数百の店舗が建ち並んでいる。(c)AFP/HECTOR MATA
木曜日、鎌倉の鶴岡八幡宮で開運厄除けのお祓いをしてもらった。季節はずれのせいか、客(?)は私たち二人きりだった。いままで何度も歩いている小町通りはがらがらで、すべての店をゆっくり見ることができた。帰りは江ノ電で七里ヶ浜まで。そこから海沿いに江ノ島まで歩く。いつもは右斜め前に見える江ノ島を左斜め前から見る。空と海がもっとも美しい時間。ふたたび江ノ電に乗り込む前に、駅前の「備屋珈琲店」でビーフシチュー。2000円以上もするシチューは「何か」が違う。もしかしたら、こちらの「気分」が違うだけかもしれない。鎌倉も江ノ島もすべてが不思議に落ちついていた。世間さまが夏休みに入る前の静かで充実した午後を送れてよかった。
金曜日、大学で試験。試験の日は話ができないのでつまらない。辻堂のタリーズが閉店したのもショック。前期の内容は、抽象的な思考に終始した。高校まで、知識を仕入れることが勉強だと教えられてきた学生たちにとっては、とまどうことも多かったのではないだろうか。この時代、欲しい本をそれほど待たずに手もとに置くことができ、ちょっとした知識ならネットで居ながらにして手に入れられる。そういう時代にこそ、思考訓練は重要だ。かつて、本や知識がこちらに訪れるのを「待つ」あいだに人は自然と「考える時間」を持つことができた。映画が上映される前のあの何とも言えない濃密な時間のように。こちらの脳みそを柔軟にしておいた上で、知識を摂取しても遅くはない。お堅い頭に入ってくる知識は限られているから。後半は一転して、素材と知識のオンパレードです!
土曜日。ラテンアメリカ交流グループでお話をさせていただいた。ラティーノやチカーノに関するさわりの部分と、個人史を少々。若い方々もたくさん来てくれてよかった。というのも、チカーノ研究のもっともおもしろくて複雑な部分(反近代的で理解しがたい部分)に触れることなしに、既存のパラダイムのなかに情報を当てはめていくような「お勉強」に時間を費やすのはムダだからだ。勉強すればするだけ対象から遠のいていき、勉強のための勉強になってしまう。そして、初々しい感覚はなくなり、無意味な競争意識だけが残る。とはいえ、同じような関心を共有する者同士の居心地の良さをこれほど感じたことはなく、私を呼んでくれた後藤さんと寺本さんにはあらためて感謝したい。直接、話ができなかった人たちとは次の機会に。どれだけネットが発達しても、人と人が会うことの意味は減殺しない。私の話に触れて「なんだか、おもしろそうだ」と感じてくれた人が一人でもいてくれたらいいのだが。
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登録日:2007年 07月 22日 14:17:49
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