The OC
<ロデオ・ドライヴ・ウォーク・オブ・スタイル賞>授賞式会場にミーシャ・バートンが登場 - 米国
【カリフォルニア/米国 9日 AFP】ファッションとエンターテイメント業界に貢献したクリエイターに贈られるロデオ・ドライヴ・ウォーク・オブ・スタイル賞(Rodeo Drive Walk of Style)の授賞式が8日に開催された。
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(c)AFP/Getty Images Charley Gallay
チャンネルを回していると(「回す」なんて言い方はもうしないのか)、たまに「The OC」というタイトルのアメリカ産のドラマにぶつかることがある。「OC」はオレンジ・カウンティの頭文字で、私の関心からいえば、その場所はラティーノの都でもある。
http://www.superdramatv.com/line/theoc/news/index.html
気が向けばそのままにして、見るとはなしに眺めたりしている。それが「青春群像」系のお話であることは、どの場面を見ても、そして、主役の一人のベンジャミン・マッケンジーのマイケル・J・フォックス風のお顔を拝見すればすぐにわかる。背があまり高くなくて繊細な役どころ。母性本能を刺激するキャラクター。
http://www.superdramatv.com/line/theoc/cast/cast2.html
さらに、マッケンジーの親友アダム・ブロディは、ホームページによると「ティーン雑誌の各誌で<彼氏にしたいNO.1>に輝く人気ぶり」とのこと。これだけでも、アメリカではかなりの人気ドラマであることがわかる。共演している女優のミーシャ・バートンの人気は言わずもがな。
http://www.superdramatv.com/line/theoc/cast/cast3.html
それにしても、マッケンジーもブロディもなよなよした感じの男の子で、どうしてそこまで人気があるのか私にはよくわからない。女の子たちの快活さと比べるとどことなく弱々しいイメージを与える。おそらく、いまどき、ぎらぎらした男性はもてないのだろう。
その反対に、ドラマのなかの刑務所のなかの人たちはとても「ぎらぎら」していて好ましい。無意味に元気で、本能丸出し。マッケンジーくんをいじめちゃうのである。彼らは坊主頭であちこちにタトゥーを入れていることからして、間違いなく、チカーノとして描かれている。一緒にいる黒人よりもはるかに元気がよくて、しかも悪そうなところが場所柄と時代を映し出している。
しかし、ドラマの舞台がオレンジ・カウンティであるにもかかわらず、彼らチカーノが登場するのはなんとこの塀の中だけ。画面のなかの99パーセントは、セレブな白人たちが豪奢な舞台セットのなかで、誰かと好きになったり嫌いになったり、くっついたり離れたりするお話。
あとはアダム・ブロディの暮らすお城のような家のお手伝いさんが(おそらく)ラティーナなのだが、彼女にはまったく台詞が与えられていない、見事なまでに。
たしかに、ラティーノが集中している地区はOCのなかでもサンタ・アナではあるが、アーヴァインにもハンチントン・ビーチにもアナハイムにもニューポート・ビーチにもラティーノはたくさんいるし、スペイン語の店は各地に山ほどあるのだから、ここまで脱色してドラマが作られているというのは違和感がある。
ちなみに、Wikipediaによると、オレンジ郡は「2000年現在の国勢調査で、この郡は人口2,846,289人。この郡の人種的構成は白人64.81%、アフリカン・アメリカン1.67%、先住民0.70%、アジア20.45%、太平洋諸島系0.31%、その他の人種14.80%、及び混血4.12%である。人口の51.26%がヒスパニックまたはラテン系である」。ここにも人口調査のまやかしが。
また「この郡は富裕な階層が数多く住むこと、および共和党の地盤であり政治的に保守的であることで知られているが、実はイメージに反して多くの貧困層(ヒスパニックなど)もいるうえそれほど政治的に保守的なわけでもない」。
そういう間違った「イメージ」をさらに助長しているのがこの「The OC」なのであった。この地域には日本人もたくさんいて、私の祖母も隣接するロングビーチに住んでいたから、懐かしい場所ではある。しかし、私の「イメージ」とも違っている。
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登録日:2007年 04月 07日 09:04:07
コメント
こんにちは。昔『エル・パライソ』というアナハイムの場末のラテンクラブにせっせと通っていたことがあり、オレンジ郡は私にとってもラティーノのパライソです。ですが、ビーチエリア(ハンティントンやニューポート)は裕福な白人率がものすごく高くて、『なんかここは雰囲気違うぞ』と感じてました。ハンティントンビーチに住みたくて物件を探したりしていたのですが、お家賃も高い。あと、リッチな白人の方々にとってラティーノは下僕であって、隣人や友人ではありえない…目に入らない存在なんだなと感じることも多々あったので、そのドラマ(見たことない。見たいです!)はある意味真実の一部なのでは?と思ったりしました。先生からは『そんなことは分かっとる!』とお叱りを受けそうですが、オレンジ郡、ラティーノ、ビーチ…という文字を見ると私の中の血が騒いでどうしてもどうしても書きたくなっちゃったので、失礼を承知で書かせていただきました。
しも @ 2007年 04月 10日 17:34:35
コメントありがとうございます! 私なんかよりも「しもちゃん」の方がずっと詳しいはずだから、とても参考になります。「失礼」なんてとんでもないです。「何でも言える、書ける」雰囲気は大事なので、これからもよろしく。もちろん、私もオレンジ郡のなかでリッチな白人たちが醸し出す地域は何となく覚えています。それでも「ラティーノは下僕」なんて言葉は使いたくないんですよ。「現実」というものが厳然としてあって、それを研究者として報告というか確認する作業とともに、言葉や言い回しや文体のなかで、白人を特権化しないような流れにもっていきたいのです。偏りのあるものを対等に語るなかで、現実も対等になっていく、というのかな。そうじゃないと、ただの恨み節になってしまう。視点をずらして語るにはどうしたらいいのだろう、といつも考えています。とはいえ、当たり前ですが「現実」を知ることは重要なので、これからもいろいろと教えてください!
imura @ 2007年 04月 11日 06:07:12
そんなそんなっ~恥ずかしい~~。先生、大人の対応でかっこよすぎで~す。アホなコメントしたことを激しく後悔して『どうにかして消したい!』と思っていたので、怒ってらっしゃらないことが分かってホッとしました。
しも @ 2007年 04月 12日 00:47:41
二文字言葉は良くなかったですね。反省しています。本当は『どこからかやってきて、仕事が終わればどこかへと去って行く人達』って書きたかったのですが、文字数が多いので節約しました。はしょりすぎました。『お城のような家のお手伝いさん~台詞がない』というのは、そんな光景を目にすることがしばしばあったので、分かるなあ~と思ったのでした。家の主人は彼ら彼女らがそこにいることを意識すらしていないのかも、と(ドラマではどうなのでしょうか)。私はといえば、仕事の後は彼ら彼女らのお仲間に入れてもらって、遊んでいただいていたのですが…。…エリートラティーノのことは全然わかりません。
しも @ 2007年 04月 12日 15:02:41
そんなことで怒りませんよ。30代の前半まではあらゆることに怒っていました、というよりも、怒りながら生きていました。周りの人は大変だったでしょうね。いまは、自分や友人や家族や共同体や日本を小馬鹿にするような相手にだけ、徹底的に怒るようにしています。
「下僕」という言葉でも現実を反映していると思うんだけど、言葉は想像力の源でどこへでも飛んでいってしまう可能性があるので慎重に使う必要があります。曖昧な対象を何かのイメージに固定してしまうのは私の目指すところではありません。面倒くさいけど、言葉を選びつつ、丁寧に説明することしかないですね。労力を「節約」したいお気持ちもよくわかります。
おっしゃるとおり、ドラマのなかのラティーナは空気のような存在です。こちらからは見えるけどあちらからは見えない、という感じ。「ラティーノ」と言ってもエリートとそうでない人もいて、ひとことで「ラティーノは・・」とは言えないときに、「エリートラティーノ」っていい言葉かも。使わせていただきます。
imura @ 2007年 04月 12日 18:54:57
>ゆうさん
一生童貞はいやだし思い切って前にゆうさんに教えてもらったコレやってみました!
http://mooootant.net/honey/oKTHJJkX
こんな僕でもカワイイって言って貰えて童貞を卒業出来ただけでも十分なのに、20万も貰えてまるで夢のようです!!!
男として自身がつくまで、ここでしっかり勉強してお金も貯めようと思います!
本当にありがとうございました!!!!
> ゆう 2008/11/20(木) 21:38:19
>
> 普通さん
> 俺は最近週に一回しかやってねーけどそんなに悩んでるんだったらコレやってみたらどう?
> http://mooootant.net/honey/oKTHJJkX
普通s @ 2008年 11月 22日 13:51:11
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