The Police
ポリスのパリ公演チケット、7万9千枚が90分で完売 - フランス
【パリ/フランス 22日 AFP】音楽界がその再結成を待ちわびていた英ロックバンド、ポリス(The Police)のパリ公演チケット7万9千枚が、発売開始からわずか90分で完売となった。
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(c)AFP/Getty Images Frank Micelotta
「無人島にもっていくロックグループのアルバムを選べ」と言われて、ぼんやりしていたら間違って「ポリス」をあげかねない私が『ポリス インサイド・アウト』を見るために川崎まで行ってきた。つねに無秩序に人が多い川崎は、家族連れからカップルからギャンブル帰りのおじさんまでがごった返しているのはいつものごとく(しかし、デートの場所で川崎を選ぶというのはどういう感性なんだ)。日本社会の縮図といった感じでうんざりしながら目眩がする。かつては、世界の縮図のマンハッタンでクリスマスイブに朝まで大騒ぎをしていたことを考えると「ワシも年をとったものじゃのお」と、いきなりおじいちゃんになってしまう。たとえば、原宿(若者)とか巣鴨(おばーちゃん)とか銀座(大人)とか、人の種類がある程度一定しているならば群れられても少しは気がラクで、だから、人口密度が高くても人の種類がコワイくらいに一定している年末の「コミケ」はある意味コワイながらも居心地がよかった。人の動きが予想できるからね。街ごとに特徴がなければあとはブツや店に楽しみを求めるしかなくて、それならば、どこに行こうが住もうが同じになってしまうのではなかろうか。シネプレックスとドトールとコンビニとユニクロと・・。もしかしたら新しくできる巣鴨の駅ビルにもスタバとか入っちゃうんだろうか。せめて「巣多婆」にしてくれるならば、最低限の街の雰囲気を保てるような気がする。でも大概のおしゃれ系の喫茶店はすでにおばさんらに占領されていて「おしゃれ系」とは名ばかりである。旦那さんの悪口と子供たちのお世辞に彩られたぜんぜんおもしろくない会話で盛り上がっているおばさんたちと闘いながら本を読んでいる私。と書いてすぐに思い出すのは、銀座の「ニューヨーカーズ・カフェ」で、場外馬券売り場の斜向かいにあるこの「おしゃれ系」カフェの店員たちとギャンブラーたちとのコンバットは注目に値する。おしゃれな名前のコーヒーしかおいてないのにカウンターで「ホット」と頼むなんていうのは日常茶飯事で、銀座では「ニューヨーカー」とは「深緑色のジャケットに野球帽をかぶりながら競馬新聞をにらみつけている」人たちのことを指しているのである。歌舞伎座へ行く前にここでコーヒーを調達するときの楽しみ。しかし、歌舞伎の演目はいったいどうやって決められているのだろうか。ファン投票で決めればいいのにといつも思う。ということで、ここ数回の歌舞伎の感想はなし。本題に戻れば、ポリスのデビュー曲「Fall Out」(アルバム未収録だが、むかしアマチュアバンドを組んでいたときにもっとも熱心に練習した)から始まる映像は一気に引き込まれた。しかし、私の聞きたい「No Time This Time」などのポリスらしい元気のいい曲はかからず、スチュアートが編集したマニアックな音源を楽しめる程度。映像もはっきり言って映りがよくないので、私のような思い入れが深い人間が見ないとほとんど楽しめないだろう。ふらっと迷い込んだ一般のお客さんのためにも、売れ線の曲をPVをはさみながらでいいから流せばいいのに、とこの映画につき合ってくれた友人のことを思いながら考えた。アンディがこのバンドの緩衝材になっていたことはよく伝わった。エネルギーがなければいいことも悪いこともできない(「元気があれば何でもできる」)のだが、スティングは何かが過剰に有り余っているように見える。スチュアートの映像にこだわらずに、さまざまな映像を盛り込んでレベルの高い「映画」にしてほしかったとも思った。そして、時代を超越できたビートルズと違って、ポリスの音楽にはその時代のアウラがこびりついていることを再確認した。この21世紀にもう一度聞きたいとは思わないのはそのせいだろうか。彼らの音楽をCDで買い直したことがないのもそのせいだろう。とはいえ、日本に来たらもちろん行く。ガンズに行くくらいだから。
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登録日:2007年 04月 10日 12:01:21
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