国際交流第一弾
大学で国際交流に関する委員会の委員長をしているので、いろいろ行事がある。
月曜日は年末恒例留学生との交流会。留学生と日本人学生がビンゴゲームなどを楽しみながら交流する。私の乾杯のあいさつは「学生にとって留学生は世界に開かれた窓である。留学生にとって日本人学生は日本に開かれた窓である。お互い積極的に覗き込んでみよう」というもの。日本人学生も積極的に話しかけていてなかなか頼もしい。
さて、本学では規則にはないが慣例として学生の学内での飲酒は禁止している。しかしそれではあまりにも学生を子ども扱いしているのではないか、という意見もあり、今回はテストケースとしてお酒を出してみることにした(何かあったら先生の責任ですよと散々脅かされながら)。やってみればみなさん節度を守ってなんの問題もない。
前にも書いたが、本学は留学生を無理やり入れて定員を埋める必要はないので、結構選んでいる。その結果なかなか優秀な学生が多く、何人か一流大学院に合格した学生もいる。日本人学生にもいい刺激になっているので、なんとかこの状態を続けたいものだ。
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登録日:2008年 12月 17日 23:49:11
明治生まれの気骨

昨日は叔母の見舞いに行った。
ほとんど危篤状態なのだが、私が声をかけると、苦しい息の下から「椅子があるから持ってきて座りなさい」とか「大学は忙しいの?」とはっきりした言葉で気配りを示す。今年大学に転職したことをちゃんと覚えている。
明治39年、1906年生まれの102歳である。明治生まれの気骨と気働きを感じる。
昭和が遠くなったなどというが、まだまだ伝え残したい明治の精神がある。
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登録日:2008年 12月 15日 19:49:55
月と観覧車
月がきれいだったのでシャッターを押しましたが、やはりコンデジではうまくいきませんね。
(腕は棚に上げて)
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登録日:2008年 12月 13日 00:15:19
忙しい1日

朝、東京から浜松へ。
文化ビジョン委員会。来年2月の発表に向けた市文化ビジョン素案の検討。
各委員からも活発かつこなれた意見が出るようになって、徐々に完成に近づいている。
一見総花的で抽象的に見えるかもしれないが、今後の市の施策と予算の根拠となるものなので、慎重な文言の検討が必要だ。
ビジョンは選挙で選ばれた市長が打ち出すことで正当性を得るのだが、二元代表制のもとではそれだけでは十分ではない。私はこれを応援するという議会の議決を何とか引き出せないものかと考えている。
終了後家で2時間ほど休憩。
その後市内のホテルで商工会議所の役員をしている某企業の社長さんと会い、文化政策及び指定管理者制度について質問に答える。
「文化で飯は食えんだろう」という市内のものづくり中小企業の社長さんが圧倒的に多い中で、この方はめずらしく文化に関心があり、楽器博物館の応援を買って出ている。ただ、同世代のロータリークラブの会員さんはほとんど関心を示さないと嘆いていた。こういう方が地方の経済界にいるのは心強いが、世代間のギャップもあり、市内の文化活動についての情報はほとんどお持ちではない。いろいろな人を繋ぐ役割が必要だということを痛感した。
終了後名古屋へ行き、NPOの理事会に出席。
NPO法10周年をめぐりNPO業界の最新動向を話し合う。10周年を期にNPO法という名前をやめて市民活動推進法という名前にしよう、という復古的な動きもあるとのこと。
しかし今のNPOの問題は市民活動とういう側面が薄れていることではなく、十分な力と大きさを持ったNPOがまだまだ育っていない、ということにあるのだ。
終了後ラス前の新幹線で東京へ。
お疲れ様でした>自分
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登録日:2008年 12月 10日 00:36:15
包丁一本
包丁一本晒しに巻いて~♪ 旅に出るのも板場の修行~♪
というわけで明日からの学会のため大阪に来ている。
千日前のホテルに泊っているため、めったに来たことにないミナミ界隈を、韓国人や中国人の観光客に混じって見物してまわっている。それにしても新宿歌舞伎町を凌駕するすごい盛り場だ。派手なネオンに頭がくらくらする。
法善寺の水かけ不動尊は芸の神様らしいので、アートマネージメントのゼミがうまくいくようにせっせと水をかけてお参りした。
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登録日:2008年 12月 05日 21:46:22
これも見納め?
六本木ヒルズけやき坂のイルミネーションと東京タワー新ライトアップ。
私の友人からのメールによると、アメリカがデフォルトで恐慌が来てほんとにみんな貧乏になるが、「いいじゃないか、それで」という気分が日本を覆っているそうだ。
となると、贅沢なイルミネーションやライトアップも無くなってしまうのだろうか?
いや、経済がどん底にあった1960年代のイギリスでも、リージェントストリートのクリスマスのイルミネーションの華やかさは世界的に有名で、観光客や買い物客を集めていた。
経済というのはみんなが今よりちょっといい生活をしたい、と思うから成長するので、「いいじゃない、それで」と思うと成長しない。ただ、みんながそれで自分の趣味に走るとそれはそれで売り物になる。日本もこれから過去の遺産を食いつぶしながら文化・芸術にうつつをぬかし、それで世界に貢献し食っていくことになるだろう。イルミネーションも思いっきり派手に、センスよくしてアジアからの観光客に来てもらわねばならない。
それを先取りする意味で、来年から担当するゼミは「アートマネージメント論~芸術を通して経営を学ぶ」というタイトルにしている。
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登録日:2008年 12月 04日 01:14:54
日本文化政策学会
12月6日、7日二日間にわたり、手塚山大学(近鉄奈良線学園前駅下車)で日本文化政策学会第2回年次研究大会が開催されます。
7日の情報・文化政策分科会では私が座長を務めます。討論者は地域情報化の第一人者である東海大学の河井孝仁先生、私の友人でもあります。
そのほかにもパリ第8大学のアンヌ=マリー・オティシエ先生による「グローバリゼーションとヨーロッパ文化政策」と題した講演や、自治体文化政策、創造都市、アートNPOなど面白そうなテーマの分科会があります。
興味のある方はぜひお越しください。
会員1000円、非会員3000円、
詳しくはこちら。
http://home.att.ne.jp/gold/katayama/cp/cphome1.html
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登録日:2008年 12月 02日 18:50:22
日本アートマネージメント学会
土曜日は昭和音大で行われた日本アートマネージメント学会に行ってきた。
いろいろおもしろかったが、冒頭の青木文化庁長官(写真)の講演は特におもしろかった。
彼はなかなかのミーハーで、かねてからジョン・ウーのファンだが、レッド・クリフの東京国際映画祭の上演のとき会えてうれしかったのと、「文化庁長官の役得はほとんどないが、このときトニー・レオンと握手できたのは役得だった」とのこと。
そこで、今新たな東アジア文化圏ができつつあり、そこで大がかりなプロダクションを仕掛けるような人材をアートマネージメントとして養成してほしい、という希望を表明した。彼によれば、アートマネージメントには①グローバル②国③地域④個人の4つのレベルがあり、グローバルに活躍する辣腕アートマネージャーが必要だとのこと。例としてグッゲンハイム美術館のトーマス・クレンスや国立パリピカソ美術館のやり手アンヌ・バルダサリ館長をあげていた。
私も、アートマネージメントは、地方の公立文化ホールの自主事業をどうするか、というようなちまちました問題ではないと考えている。もちろん地域とアートの関係も重要だが、日本の文化が海外で高い評価を受けている今日、日本からグローバルに仕掛けるスケールの大きな動きが必要だ。大学のアートマネージメント教育はそのような人材を育てられるだろうか?
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登録日:2008年 11月 30日 00:45:54
指定管理者協議会発足

11月19日は指定管理者協議会の設立総会に招かれた。
この協議会は指定管理者になっている企業・団体37社が集まって設立されたもので、その目的は、会則によれば、
「本協議会は、指定管理者制度及び公の施設等の管理運営に関し、指定管理者、地方公共団体の知識、技術、ノウハウを高めるとともに、住民等を含めた関係者間の対話を通じた相互理解及び情報共有を深め、もって我が国における公共サービスの発展に寄与することを目的とする」
とのことである。つまりいわゆる業界団体、圧力団体ではなく、「指定管理団体が個々の利害を超えた立場から、官民連携による行政サービスの効率化と公共サービスの向上に貢献していくことを真摯に目指してまいります」(ホームページより)との趣旨の団体だ。
集まった37社・団体で全国で約400の施設を管理している。ちなみに37のうち民間企業が36、財団法人が1という構成だ。
私はこの団体の顧問に就任したので招かれたのである。ただの業界団体なら引き受けなかったかもしれないが、みなさん官民連携、住民との対話でパブリックを担っていこう、という志をお持ちなのでお手伝いしようと思ったのである。
総会では、顧問のおひとりである三菱総研地域経営研究本部長の鎌形太郎さんとともに、30分程度のパネルトークを行った。司会者の質問に対する私の発言の趣旨は以下の通り。
司会「指定管理者制度の導入自体をどのように評価しているか?」
桧森「三つある。①民間企業に自治体の仕事ができることを証明した。②民間企業のマネージメントノウハウが自治体の仕事にも有効であることを証明した。③施設の管理運営だけでなく、他の自治体の仕事にも広がっていくきっかけになるだろう」
司会「現在の主要な課題、取り組むべき問題はどういったものがあると考えるか?」
桧森「具体的には自治体の制度運用の問題と指定管理者側に起因するものなどいろいろあるが、根本的な問題は、制度の導入当時から自治体の財政がさらに悪化していることだ。自治体の再建ということになると指定管理者制度では追いつかない。施設の廃止、売却、転用などが必要となる。本当に必要な施設かどうかが問われる。それを証明することが、指定管理者にも求められる」
司会「指定管理者制度をよりよくしていくには、どういったことが必要か?」
桧森「官民のお互いの理解がまだまだ足りない。とくに、民は自分たちのほんとうの顧客は誰かを考える必要がある。顧客は施設の利用者や指定の窓口である自治体の担当者だけではない。施設を利用しない市民・納税者も顧客だ。そこにどう理解してもらうかが重要だ」
司会「この協議会は、どんな機能や役割を果たしていくべきか?」
桧森「三つある。①外郭団体にもぜひ入ってほしい。そして民間企業のマネージメントノウハウが伝播していってほしい。②現場からの制度への提言を制度作り、法改正に反映させる。③そもそも公共財・準公共財の管理運営だからそうそう儲かる商売ではないことはみなさんご承知の通り。もうからなくてもパブリックを担うのだという志を持ってやってほしい。それがこの仕事の資格だということを広める」
以上
協会の詳しいことは以下のホームページをご覧ください。
http://www.shiteikanri.org/index.html
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登録日:2008年 11月 29日 00:37:11
- プロフィール
- Ryuichi Himori
- (男)
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- 団塊世代の会社員から、定年を1年半後にひかえ、大学教授に転職しました。肩書きは日本文化政策学会理事、行政経営フォーラム副代表、市民フォーラム21・NPOセンター常務理事などいろいろ。行政経営(NPM)、文化政策、アートマネージメント、NPO論、都市政策などを研究しています。
というような立場を離れて、勝手なことを書かせていただきます。
(なお、mixi Twitterもやってます。)
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