カルバラーの聖廟
イスラム教シーア派の宗教行事「アルバイン」、数百万の巡礼者が参加
【2月28日 AFP】イラクにあるイスラム教シーア派の聖地カルバラ(Karbala)で27日、厳戒な警備態勢の下、同派の重要な宗教行事「アルバイン(Arbaeen)」が開催された。イマーム・フセイン廟(Shrine of Imam Hussein)周辺には数百万人の巡礼者たちが集まった。この行事は故サダム・フセイン(Saddam Hussein)元大統領の政権下で大々的に支持されたことでも知られる。(c)AFP
イラクのカルバラーで、アルバイーンの行事がありました、という記事ですが、聖廟の写真が珍しいので、ご覧ください。
アルバイーンというのは、40という意味で、命日の40日目に死者を追憶する行事です。イスラームそのものの教えというわけではないかもしれませんが、イスラーム世界のあちこちで、なんらかの形でおこなわれているような気がします。
このカルバラーでのアルバイーンは、イスラーム暦1月10日におこった「カルバラーの悲劇」でイマーム・フサインが殉教した、その40日後の追悼行事と言うことです。カルバラーの悲劇そのものは、西暦680年の出来事でした。
この行事をするのは、シーア派の特徴の一つとなっています。シーア派とは何かということは、けっこう難問ですが、カルバラーで大事な指導者のフサインを亡くしてしまった、ということに衝撃を受けた人たちがやがてシーア派になった、とされています。そうすると、シーア派がアルバイーンの追悼行事をしているとも言えますし、このような追悼行事をわがこととして行う人こそがシーア派だということにもなります。
ちなみに、シーア派はイスラーム世界の総人口のうちの1割くらいです。イラクでは、国民の6割くらいなので、多数派になっています。
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登録日:2008年 02月 29日 15:46:42
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