2006年 01月 24日
アルパカのセーターは反米のシンボルか?
【ティワナク/ボリビア 21日 AFP】ボリビア(Bolivia)の大統領に選出されたエボ・モラレス(Evo Morales)氏は、初の先住民出身。大統領として正式就任する前日の21日、ティワナク(Tiwanaku)の古代遺跡にあるカラササーヤ(Kalasasaya)寺院で行われる儀式では、伝統衣装を身にまとう予定である。ティワナクは、ラ・パス(La Paz)から70キロメートル離れたところ。写真は20日、カラササーヤ寺院の前に集まる先住民。(c)AFP/MARTIN BERNETTI
<ボリビアに初めての先住民大統領>
1月22日、インカ文明のティワナク遺跡で、ボリビア新大統領の就任を祝う先住民族の儀式が行われました。新大統領のエボ・モラレスさん(46)は、アンデス山脈のティティカカ湖周辺でコカを栽培するアイマラ族の出身で、昨年12月18日の大統領選挙で勝利した時には、「ボリビア初の先住民大統領」と、大きな話題になりました。とりわけメディアの目を引いたのは、新大統領が先住民族のアイデンティティを誇示するかのように、いつも着ているアルパカ・セーターです。1月9日、北京で胡錦濤・中国国家主席と会談した時も、スーツの下はこのセーターでした。これが先住民の民族意識を高揚させたのか、いまボリビアでは「エボ・ファッション」が大はやりだそうです。
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登録日:2006年 01月 24日 16:04:42
- プロフィール
- 伊藤 延司
- (男)
- 長野県生まれ。京都大学卒。
毎日新聞社ジュネーブ支局長、パリ支局長、学芸部長、出版局次長、英文毎日局長などを歴任。
主な訳書: 『アメリカの鏡・日本』(角川書店)、『壁の向こう側』(毎日新聞社)、『ブッシュ・ベイビーズ』(マーガレット・プライスとの共訳、毎日新聞社)、『犬たちをめぐる小さな物語』(日本放送出版協会)、『ダーティー・ハンズ』(都市出版)など。
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