2006年 02月 01日

世界最悪レベルの人道危機

和平合意に調印 内戦に終止符か - スーダン

【ナイロビ/ケニア AFP】スーダンのアリ・オスマン・タハ副大統領(Ali Osman Taha)と同国最大の反政府組織の指導者、ジョン・ガラン(John Garan)は、ナイロビ(Nairobi)で1月8日、長く待たれた和平協定に調印した。両者は協定を尊重し、ダルフール(Darfur)地域の危険について一層認識を高めることが求められている。写真は調印後に握手を交わすタハ副大統領(写真左)とガラン氏。(c)AFP/SIMON MAINA

AFPBB News


<手賀沼湖畔で聞いたこと>
「ダルフールでは140万人の子どもが死に瀕しています」。1月23日の朝。ポケット・ラジオのイヤホーンを耳にあて、いつものように手賀沼湖畔の道を歩いていたら、チラっとそんなニュースが耳をかすめて去りました。ホリエモンのこととか、中国に無人ヘリを不正輸出していたヤマハ発動機のこととかに気を取られていたので、うっかり聞き逃すところでした。自分の町のことをハナにかけるみたいで気が退けますが、手賀沼湖畔はイギリス人陶芸家のバーナード・リーチや、志賀直哉、武者小路実篤、といった白樺派の文人たちが好んで住んだところです。湖畔の遊歩道は風雅な桜並木で、暗いニュースなどを聞きながら歩く道ではないんです。ぼくはほんの20秒ほどのニュースに、たまらなくユーウツになってしまいました。「孤独な散歩者の憂鬱」というヤツです。
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登録日:2006年 02月 01日 19:51:13

ゲリラの後に テロリストが来た

ハマス、ラマラ市で選挙戦勝利の祝祭開催 - パレスチナ自治区

【ラマラ/パレスチナ自治区 1日 AFP】30日、イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)はヨルダン川西岸のラマラで、1月25日に実施されたパレスチナ評議会選挙で与党ファタハ(Fatah)に勝利したことを祝う祝祭を開催した。写真は手を叩き歓呼の声をあげるハマス支持者の女性たち。(c)AFP/JAMAL ARURI

AFPBB News


<「テロ組織」とは何か>
1月25日のパレスチナ評議会総選挙で、イスラム原理主義組織「ハマス」が圧勝しました。評議会は、いわば「パレスチナ国民議会」です。ハマスと「戦争」をしているイスラエルが「ハマスはテロ組織だ」というのは、分らないでもありませんが、欧米諸国の政府にも、「テロ組織」のハマスは交渉相手として認められない、という考え方が強いと聞いて、ハタと立ち止まってしまいました。そもそも「テロリスト」とは何ものか。ぼくは基本的な疑問に突き当たっているのです。
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登録日:2006年 02月 01日 19:43:32

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プロフィール
伊藤 延司
(男)
長野県生まれ。京都大学卒。
毎日新聞社ジュネーブ支局長、パリ支局長、学芸部長、出版局次長、英文毎日局長などを歴任。
主な訳書: 『アメリカの鏡・日本』(角川書店)、『壁の向こう側』(毎日新聞社)、『ブッシュ・ベイビーズ』(マーガレット・プライスとの共訳、毎日新聞社)、『犬たちをめぐる小さな物語』(日本放送出版協会)、『ダーティー・ハンズ』(都市出版)など。
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