2006年 02月 18日
その言葉 検索するべからず
【香港 6日 AFP】香港の香港高等法院の前で6日、中国本土での活動が禁止されている宗教団体、法輪功(Falungong)の信者たちが抗議のために集まった。これは高等法院が台湾の信者80人に対する強制送還命令を出したことに抗議したもの。この信者らは2003年に法輪功の集会参加を目的に香港を訪れた際、有効なビザを持っているにもかかわらず国境で拘束され入国を拒否されている。写真は、抗議に参加する法輪功信者。(c)AFP/MIKE CLARKE
[金力はペンより強い]
Googleというネット検索エンジン、あれ便利ですね。試しに「法輪功」を検索したら、36万5000件も出てきました。なんで「法輪功」かというと、Googleが中国進出にあたって、「法輪功」「天安門事件」「ダライ・ラマ」「台湾独立」など100件を超える事項について、中国政府の検閲規制を受け入れたと聞いたので、いたずら心を起こして検索してみたんです。
Googleは1月25日から中国での検索サービスを開始しましたが、そういうわけですから、日本でなら36万5000件もヒットできるのに、中国語版では「法輪功」を非難するサイトにしかアクセスできないそうです。
Googleに先んじて中国に進出したYahooとMicrosoftも、中国政府の言論統制を受け入れています。米国の世論は、ドット・コミーズ Dot commies(インターネット企業)の利益優先の姿勢に批判的です。Googleも中国政府の言論統制にはかなり抵抗したようです。でも、結局はネット人口1億1000万人という巨大市場の魅力に負けてしまった。やっぱり、お金の力は強いです。
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登録日:2006年 02月 18日 00:11:14
- プロフィール
- 伊藤 延司
- (男)
- 長野県生まれ。京都大学卒。
毎日新聞社ジュネーブ支局長、パリ支局長、学芸部長、出版局次長、英文毎日局長などを歴任。
主な訳書: 『アメリカの鏡・日本』(角川書店)、『壁の向こう側』(毎日新聞社)、『ブッシュ・ベイビーズ』(マーガレット・プライスとの共訳、毎日新聞社)、『犬たちをめぐる小さな物語』(日本放送出版協会)、『ダーティー・ハンズ』(都市出版)など。
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