2006年 06月 30日
死刑制度を支持するぼくの中の野蛮性
【マニラ/フィリピン 27日 AFP】犯罪防止団体のDante Jimenez代表が死刑廃止反対の呼びかけを行っている。
≫続きを読む…
(c)AFP/Jay DIRECTO
【殺人犯を死刑にしない不正義】
山口県光市の母子殺害事件で、殺人罪と強姦致死罪に問われた元少年(当時18歳)に対する1、2審の無期懲役判決が、最高裁で破棄され、2審の広島高裁に差し戻されました(6月20日)。犯行の計画性と残忍性から、無期懲役判決は「著しく不正義である」というのです。
この判決について、最高裁が「自判」しなかったことを不満とする有識者の意見が新聞に出ていました。差し戻しではなく、最高裁が死刑判決を下すべきだった、という批判です。露骨な言い方をすれば、「こんな凶悪犯は、とっとと死刑にしてしまえ」ということでしょう。
ぼくは死刑制度を支持するほうです。それでも、死刑を当前のこととして受け止めている日本の社会に、ちょっとタジログ思いがしました。
... 続きを読む
カテゴリー[ 社会 ], コメント[4], トラックバック[647]
登録日:2006年 06月 30日 00:09:42
- プロフィール
- 伊藤 延司
- (男)
- 長野県生まれ。京都大学卒。
毎日新聞社ジュネーブ支局長、パリ支局長、学芸部長、出版局次長、英文毎日局長などを歴任。
主な訳書: 『アメリカの鏡・日本』(角川書店)、『壁の向こう側』(毎日新聞社)、『ブッシュ・ベイビーズ』(マーガレット・プライスとの共訳、毎日新聞社)、『犬たちをめぐる小さな物語』(日本放送出版協会)、『ダーティー・ハンズ』(都市出版)など。
- 最近のエントリー
- [10/04] 国連は結局、何もできないのです
- [08/27] ロシアと中国の「テロとの戦い」
- [07/07] 「しょうがない」で済まないなら、どうしろと?
- [06/27] ベトナム大統領の訪米とぼくのトラウマ
- [05/28] なんでもかんでもアルカイダ
- [05/25] なんだか近代日本を見ているような
- [05/18] 「共通の歴史認識」なんて無理な話
- [04/27] シャシャリ出る「民主主義」の危なさ
- [04/16] 今に始まったわけではない「米国流」の押し付け
- [04/06] また鬼が来る! 兵士たちの終わらない戦争
- 最近のコメント
- [05/03] 世界最悪レベルの人道危機 SATC DVD box
- [02/12] ベトナム大統領の訪米とぼくのトラウマ 緋色
- [10/04] 欧州はアルメニア人虐殺問題を「踏み絵」にした armenian
- [12/24] 胡錦涛が「フー・ジンタオ」なのに、なぜ安倍晋三は「シンゾウ・アベ」ですか? S*******M*****
- [10/11] 胡錦涛が「フー・ジンタオ」なのに、なぜ安倍晋三は「シンゾウ・アベ」ですか? 斎藤多喜夫
- [10/27] ゲリラの後に テロリストが来た 藤重典子
- [11/02] 死刑制度を支持するぼくの中の野蛮性 amkm
- [10/24] ベトナム大統領の訪米とぼくのトラウマ 一般人
- [10/11] ベトナム大統領の訪米とぼくのトラウマ 通りすがりPt2
- [10/10] 「タイガーフォース」を追いつめた米軍のコロンボ 感想です。
- 最近のトラックバック
- カテゴリー
- 社会 [6]
- 社会 [1]
- 経済 [1]
- 戦争・紛争 [20]
- 政治 [24]
- お気に入りリンク
- 検索