2006年 07月

ジダンが教えてくれた「親子愛」のかたち

【ジダンが堪忍袋の緒を切ったわけ】
サッカーW杯決勝戦のテレビ中継で、フランスのジダン選手がイタリアのマテラッツィ選手の胸に、強烈な頭突きを入れるのを見た瞬間、ぼくの頭をよぎったのは「殿中・松の廊下」の刃傷でした。
藩主が、一国の命運を賭けてまで守ろうとした名誉とは、いったい何だったのか。後世の歴史家はいろいろ解説しているけれど、ぼくは未だに釈然としていません。
それと同じように、目前のW杯を蹴飛ばしてまで、ジダンが守ろうとしたものが、よくわからなかったのです。初めは、人種差別的な言葉、たとえば「テロリスト」みたいな言葉をいわれて怒ったらしい、と伝えられていましたから、そんなことで堪忍袋の緒が切れるものなのか、納得できなかった。「人種差別」を「そんなこと」扱いしたら、叱られるかもしれませんが、頭突きの理由としては、なんか「ポリティカリー・コレクト」すぎる感じがしたのです。
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登録日:2006年 07月 17日 15:17:31

ミサイルを乱射した少年Aの生い立ち

<北朝鮮ミサイル>中・露、制裁決議案へ反対姿勢崩さず - 米国

【ニューヨーク/米国 8日 AFP】北朝鮮のミサイル発射問題で、日本、米国、英国、フランスは7日午後、制裁措置についての決議案を国連安全保障理事会(UN Security Council)へ正式に提出した。なお、議長声明にとどめたい中国とロシアは、この決議案に反対の姿勢を示している。写真は同日、協議のため安保理に到着する中国の王光亞(Wang Guangya)国連大使。(c)AFP/Stan HONDA

AFPBB News


【児戯に等しい行為だけれど】
北朝鮮が、テポドンとか、ノドンとか、スカッドとか、いろいろなミサイルを7発も乱射した動機と目的については、いろいろなことがいわれています。
キムジョンビル将軍は、イランのアフマディネジャド大統領やベネズエラのチャベス大統領ばかりが目立つ昨今の世界に向って、「ぼくもいるぞ」と存在感を示したかった。
世界のミサイル市場に、北朝鮮のミサイル技術を展示したかった。
アメリカの金融制裁をミサイル・ショックで解除させたかった。
「すぐビビる日本」をビビらせたかった。
アメリカとの直接交渉に突破口を開きたかった。
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登録日:2006年 07月 08日 13:10:00

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プロフィール
伊藤 延司
(男)
長野県生まれ。京都大学卒。
毎日新聞社ジュネーブ支局長、パリ支局長、学芸部長、出版局次長、英文毎日局長などを歴任。
主な訳書: 『アメリカの鏡・日本』(角川書店)、『壁の向こう側』(毎日新聞社)、『ブッシュ・ベイビーズ』(マーガレット・プライスとの共訳、毎日新聞社)、『犬たちをめぐる小さな物語』(日本放送出版協会)、『ダーティー・ハンズ』(都市出版)など。
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