2007年 05月
なんでもかんでもアルカイダ
【5月27日 AFP】レバノン政府は26日、イスラム教スンニ派武装グループ「ファタハ・イスラム(Fatah al-Islam)」がレバノン北部、同国第2の都市トリポリ(Tripoli)郊外ナハル・アルバレド(Nahr al-Bared)難民キャンプに立てこもった事件で、平和的な解決を目指して交渉を提案した。
≫続きを読む…
(c)AFP/Michel Moutot
【ファタハ・イスラムの正体】
レバノンに「ファタハ・イスラム」というわけのわからない武装グループが現れて、パレスチナ難民キャンプを盾に、レバノン軍と銃撃戦をしています。
このグループ、イスラム教スンニ派だとか、アルカイダ系とかいわれているけれど、ほんとにアルカイダと関係あるんですか?
指導者はアンマンで米外交官を殺害した男で、名前をシャケル・アバシというそうです。彼はこの事件で、04年にヨルダンの軍事法廷から死刑判決を受けています。「イラクのアルカイダ」の指導者だったアブ・ムサブ・ザルカウィも、同じ事件で死刑を宣告されています。(2人とも欠席裁判でした)
ザルカウィがアルカイダを名乗っていたから、アバシもアルカイダにつながりがあるというのでしょうが、イスラム過激派だから「アルカイダ」というのは、短絡的に過ぎませんか。
... 続きを読む
カテゴリー[ 戦争・紛争 ], コメント[1], トラックバック[0]
登録日:2007年 05月 28日 01:32:45
なんだか近代日本を見ているような
【イスタンブール/トルコ 29日 AFP】イスタンブール(Istanbul)のチャーラヤン(Caglayan)広場で29日、100万人以上の人々が世俗主義と民主主義を支持する集会を行った。
≫続きを読む…
(c)AFP/HOCINE ZAOURAR
【美女たちが震えた石打ちの刑】
イスタンブールで、イスラム系大統領の選出に抗議する数十万人の集会がありましたね(4月29日)。国民の99%がイスラム教徒のトルコで、これだけ多くの人が「政教分離」を叫んで集まるなんて意外でした。
それよりも、その模様をテレビで見ていて、なぜか5年前のナイジェリア暴動を思い出したのが意外でした。
2002年11月、首都アブジャで開かれる予定のミス・ワールド世界大会に反対するイスラム教徒が、大会開催に賛成する新聞社を襲い、それが死者220人にのぼる大惨事に発展した事件です。
... 続きを読む
カテゴリー[ 政治 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 05月 25日 01:32:49
「共通の歴史認識」なんて無理な話
【モスクワ/ロシア 3日 AFP】エストニアの首都タリン(Tallinn)から旧ソ連兵の戦争記念碑が撤去されたことに抗議する、親ロシア派の若者団体「ナーシ(Nashi)」のメンバーらが、モスクワの在ロシア大使館周辺の道路を封鎖し、これを受けたエストニア政府が2日、同施設を一時閉鎖した。
≫続きを読む…
(c)AFP/ALEXANDER TITORENKO
【旧ソ連兵士の記念碑】
エストニア政府が首都タリンの中心部にあった旧ソ連兵士の記念碑を、郊外の軍人墓地に移転したことで、ロシアとエストニアが「歴史認識」をめぐって対立しています。
記念碑は、エストニア国会の移転決議に基づいて4月26日、政府が撤去作業を始めたのですが、これに抗議して記念碑周辺に集まったロシア系住民と警官隊が衝突し、1人が死亡しました。
モスクワでは、プーチン大統領の「親衛隊」といわれるナーシ(我ら)の若者たちがエストニア大使館を取り巻き、一時は交通がストップする騒ぎになりました。ロシアの上院も撤去の翌日、プーチン大統領にエストニアとの国交断絶を求めるなど、かなりナショナリスティックな反応をみせています。
... 続きを読む
カテゴリー[ 政治 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 05月 18日 12:46:21
- プロフィール
- 伊藤 延司
- (男)
- 長野県生まれ。京都大学卒。
毎日新聞社ジュネーブ支局長、パリ支局長、学芸部長、出版局次長、英文毎日局長などを歴任。
主な訳書: 『アメリカの鏡・日本』(角川書店)、『壁の向こう側』(毎日新聞社)、『ブッシュ・ベイビーズ』(マーガレット・プライスとの共訳、毎日新聞社)、『犬たちをめぐる小さな物語』(日本放送出版協会)、『ダーティー・ハンズ』(都市出版)など。
- 最近のエントリー
- [10/04] 国連は結局、何もできないのです
- [08/27] ロシアと中国の「テロとの戦い」
- [07/07] 「しょうがない」で済まないなら、どうしろと?
- [06/27] ベトナム大統領の訪米とぼくのトラウマ
- [05/28] なんでもかんでもアルカイダ
- [05/25] なんだか近代日本を見ているような
- [05/18] 「共通の歴史認識」なんて無理な話
- [04/27] シャシャリ出る「民主主義」の危なさ
- [04/16] 今に始まったわけではない「米国流」の押し付け
- [04/06] また鬼が来る! 兵士たちの終わらない戦争
- 最近のコメント
- [02/12] ベトナム大統領の訪米とぼくのトラウマ 緋色
- [01/09] アメリカ批判は 誰にでもできる トリーバーチ 靴
- [10/04] 欧州はアルメニア人虐殺問題を「踏み絵」にした armenian
- [12/24] 胡錦涛が「フー・ジンタオ」なのに、なぜ安倍晋三は「シンゾウ・アベ」ですか? S*******M*****
- [10/11] 胡錦涛が「フー・ジンタオ」なのに、なぜ安倍晋三は「シンゾウ・アベ」ですか? 斎藤多喜夫
- [10/27] ゲリラの後に テロリストが来た 藤重典子
- [11/02] 死刑制度を支持するぼくの中の野蛮性 amkm
- [10/24] ベトナム大統領の訪米とぼくのトラウマ 一般人
- [10/11] ベトナム大統領の訪米とぼくのトラウマ 通りすがりPt2
- [10/10] 「タイガーフォース」を追いつめた米軍のコロンボ 感想です。
- 最近のトラックバック
- カテゴリー
- 社会 [6]
- 社会 [1]
- 経済 [1]
- 戦争・紛争 [20]
- 政治 [24]
- お気に入りリンク
- 検索