2007年 06月 27日
ベトナム大統領の訪米とぼくのトラウマ
【6月23日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領とグエン・ミン・チェット(Nguyen Minh Triet)ベトナム大統領の会談が22日、ホワイトハウスで行われた。
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(c)AFP
【自由と民主主義の旗のもとで】
ベトナム戦争終結から32年も経ったんですね。
あれから初めて、ベトナム社会主義共和国の大統領が米国を公式訪問した(6月22日)というニュースを聞いて、ぼくは若いころに味わった嫌なことを思い出してしまいました。一種トラウマに似た感覚です。
あの戦争では、米兵だけでも5万8000人が戦死しました。そして、敵同士だった米国のブッシュ大統領とベトナムのグエン・ミン・チェット大統領が、32年ぶりでようやく会談した。画期的なことではありますが、いったいどれだけの人がベトナム戦争のことを、同時代人として実感できるのだろうか。実にベトナム戦争は、遠い昔の話です。
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登録日:2007年 06月 27日 00:38:30
- プロフィール
- 伊藤 延司
- (男)
- 長野県生まれ。京都大学卒。
毎日新聞社ジュネーブ支局長、パリ支局長、学芸部長、出版局次長、英文毎日局長などを歴任。
主な訳書: 『アメリカの鏡・日本』(角川書店)、『壁の向こう側』(毎日新聞社)、『ブッシュ・ベイビーズ』(マーガレット・プライスとの共訳、毎日新聞社)、『犬たちをめぐる小さな物語』(日本放送出版協会)、『ダーティー・ハンズ』(都市出版)など。
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