2006年 08月 28日

子供とは別な楽しみ方?

ディズニー4-6月期、39%増 映画・テーマパークが好調 - 米国

【ロサンゼルス/米国 9日 AFP】ウォルト・ディズニー(The Walt Disney)は9日、4-6月期の業績を発表した。映画産業の黒字転換、好調なテーマパーク事業により、前年同期比39%増となった。写真はフロリダ州のディズニーワールド(Disney World)で、城を背景にしたミッキーマウスの耳をモチーフにした黄金のつけ耳。(2005年5月撮影)(c)AFP/Robert SULLIVAN

AFPBB News


■米国に限らず、日本でも、東京ディスニーランドの人気は高い。日本全国には、ディズニーランドのような、いわゆる「テーマパーク」はいつもあるが、なぜディズニーランドは成功しているのか。

■成功するテーマパークの要素には、いつかの要素があるといわれる。ひとつには、テーマパーク構築コンセプトの明確さだ。失敗した多くのテーマパークが「モノマネ」であったことを考えると、コンセプトの重要性は極めて高い。相当な投資も考えると、なおさらだろう。

■二つ目は、事業主体企業の持つ、その企業姿勢である 。悪い例としてては、いわゆる第三セクターだ。観光収入を得ようと、テーマパーク事業は「儲かる」という単純な動機で、短期間で構築しうるような、なまやさしいものではないはずだ。失敗した時の責任の所在も曖昧で、結局閉園に追い込まれるケースが多々あったのも事実だ。

■三つ目は、施設そのものの面白さ、いわゆる「ハード面の充実」と、そのハードを運営するサービスの調和にある。いくら、目玉のアトラクションとは言え、顧客に対するサービスが行き届かないのでは、すぐに離れてしまうものだ。

■そして四つ目は、リピーターの獲得だ。失敗した多くのテーマパークは、このリピーター獲得率が低く、当初の計算どおりに行かなかったケースがほとんどだろう。採算ラインの半分も入らないようでは、閉鎖も当然かも知れない。

■では東京ディスニーランドはこうした成功要素を含んでいるか。
コンセプトについては、そこに一歩足を踏み入れると「別世界」というコンセプトを徹底させているといえる。そして、事業主体であるオリエンタルランド社は、東京ディズニーランドの実現に、なんと23年もの歳月をかけたといわれ、地元、千葉県の全面的なバックアップ も得るなど、構築までの準備は完璧といえるだろう。

■一方、アトラクションをはじめとするハードと、サービス面の調和では、多くののアトラクションに加えて、入場者を迎える、従業員独特のサービスが相乗効果をあげていることは、周知のとおりであろう。リピーター獲得についても、入場者の9割近くがリピーターといわれている現状をみると、ディスニーランドは成功要素の宝庫だといっていい。

■では、リピーターをどのように獲得しているのか。リピーターの獲得策としては、数多くののエンターテインメントの要素を有し、一度では「楽しみ尽くせない」内容を持っていることがあげられる 。あまりにもアトラクションが多く、1回では廻りきれないのと同時に、その体験し損ねたアトラクションそのものが魅力的であることから、「もう一度きたい」と思わせる要素をつくり出しているのだ。

■また、テーマパークへの再投資が毎年行われていることも、リピーター獲得の大きな要素だ。いくら、人気の高いテーマパークといっても、リニューアルは必要であり、ほとんど毎年、新規アトラクションやイベントを導入し、「また行きたい」と思わせるしみが、用意されているのだ。

■もうすぐ夏休みも終わる。何か、新規事業のネタはないか、とお悩みの方は、是非一度ディズニーランドに行ってみてはいかがだろうか。
そこには、子供とは別な楽しみが発見できるかも知れませんよ。

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登録日:2006年 08月 28日 08:19:09

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プロフィール
如月 薫
東京都在住。外資系メーカーの営業職を経て、某サービス系企業の人事部に在籍。人事・労務業務の他、企業の倒産・再生の取材活動も実施。現在は社員教育、採用に注力する傍ら、フリーで教育・ビジネス関連(ビジネス文書書式集本、中小企業向採用・教育等冊子)の執筆も行っている。
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