2006年 09月 19日
価格高騰だけか?
【香港 18日 AFP】三越の香港店が17日、閉店した。1981年に開店した三越香港店は、前年度2006年2月までに約77億円の売上を記録した。これは日本の小売企業の海外店舗総売上の約40%を占める。日本経済新聞によれば、移転先を探していたが、不動産の価格が高騰していることにより断念したという。三越や大丸、松坂屋などが1980年前後に香港に進出したが相次いで撤退、三越が最後の日本系百貨店となっていた。写真は最終営業日、店舗を後にする来客。(c)AFP/TED ALJIBE
「引き続き改善の動きみせたが5か月連続のマイナス」「身のまわり品、雑貨、食料品がプラスと健闘」。これは、日本百貨店協会が発表した、2006年8月の売上概況だ。
百貨店もいろいろターゲットを変えたり、様々な工夫をしているようたが、残念ながら活路を見出せないでいる。1991年に9兆7000億円に達した後、百貨店の売り上げは、減少しつづけ、コンビニエンス・ストアにも抜かれる状態だ。
今回の三越の撤退は、家賃高騰のため、店舗存続ができなくなったためというが、日本の状況も考え合わせると、もはや百貨店でショッピングするというのは、その役割を終えてしまったかのような錯覚を生む。
朝の開店前の入口は、まるで老人会の催しがあるかように、多くのお年寄りが開店を待っている風景をみるとなおさらだ。概況が伝えているように、元気なのは、地下の食料品売り場、飲食フロアぐらいといったところだ。
デパートの買い物といえば、ひとむかし前は、ブランド品、高級品といった付加価値がついた商品というイメージがあった。しかし、インターネットの出現で、流通は大きく流れを変え、百貨店にいかなくても、自宅にいながらにしてブランド品を手に入れることができるようになったのだ。
今、百貨店のメリットは売り場が空いていて、のんびり買えることぐらいという人も多い。しかし実際に何かを購入するとレジの時間が異様に遅いという苦情もあるという。
レジ対策には、東武百貨店が、化粧品売り場で、携帯レジ60台を導入した「移動レジ」があるが、これも始まったばかりだ。
今後百貨店が伸びていくには、いままでの「百貨店」という既成概念を取り払わなければならないかも知れない。
顧客の好みそうな商品を揃え、効率を考えて、「お客を待つ」だけでは、そこから何も発展しない。売る側、作る側が、買い手である顧客の便利さ、時間、価格、規格等を追わないと、広大な売り場面積は、単なる箱になる恐れがある。
発想を変え、従業員を活用し、必要なところには、徹底的に手間をかける。ネット時代だからこそ、こうした視線が消費に繋がるのではないだろうか。
あなたの会社は、顧客の心を掴んでいますか?
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登録日:2006年 09月 19日 17:24:08
社員の健康管理につかう?
ソニー、消費カロリーや歩数が計算できるスポーツ・ウォークマン発売 - 東京
【東京 3日 AFP】ソニーは5日、消費カロリーや歩行距離の測定機能が付いたウォークマンのスポーツモデル、「Walkman NW-S203F」を発表した。NW-S203Fは汗や水しぶきに強い防滴仕様で、独自開発のGセンサー技術により、歩行距離、歩数、カロリー消費量を計算、表示、記録できる。1GBのフラッシュメモリーとFMチューナーを内蔵し、重さはわずか26グラム。予価1万5000円で9月15日から発売される。写真は5日、ソニー本社で披露されたWalkman NW-S203Fの3色モデル。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO
携帯電話にミラーがついたり、お財布機能がついたりと、様々なサービスが出ているが、カロリー消費がついたのには、正直驚いた。今後、これらの商品にどんなサービスや、機能が付加されるのか、見届けたい。
ただ、今回のカロリー消費。社員の健康管理に利用できるかも知れない。
ご存知のとおり、今、巷では、メタボリック症候群への危険度が言われている。厚生労働省も、運動喚起だけでなく、どんな運動をどれだけ実施したら、どの程度の運動量になるか、目安を発表している。
この目安。「健康づくりのための運動指針2006(エクササイズガイド2006)」というものだが、運動量の単位を、「メッツ」と「エクササイズ」いうちょっと聞きなれない数値を使って、解説している。
まずメッツだが、身体活動(安静状態よりも消費するすべての体の動きのこと)の強さを、安静時の何倍か、で表す単位で、座っている状態が、1メッツ。普通歩行を、3メッツとしている。
次に、エクササイズだが、「メッツ」に「時間」をかけ、運動量を表している。たとえば、普通歩行を1時間やった場合は、「3メッツ × 1時間」=3エクササイズ。6メッツの身体活動を30分やった場合も、6メッツ×1/2時間=3エクササイズと、同じ運動量となるとしている。
そして、ガイドでは、1エクササイズに相当する運動を紹介している。
たとえば、バレーボール20分、ゴルフ15分、水泳8分、ランニング8分、自転車15分、階段の昇降10分、重い荷物を運ぶ8分といった具合だ。
また、ガイド゛は、1週間に23エクササイズが最低でも必要としており、運動から歩行から、階段からなどなど、計算する必要がある。
こうした意味では、今回のウォークマンは、メタボリック症候群の予防に、一役買うかもしれない。
会社側とすれば、生産性に一番有効なのは、社員が元気で、健康で、やるべき仕事をキチンとやってくれることだ。
そのためには、社員がどのくらい運動しているのか、毎日チェックする日がくるかも知れない。
そのうち、パソコンのキーボート゛1時間で「○○カロリー」という表示が、あなたのパソコン画面に表示されるかる知れません。
あなたの会社は、社員の健康に、気を使っていますか?
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登録日:2006年 09月 19日 15:05:07
- プロフィール
- 如月 薫
- 東京都在住。外資系メーカーの営業職を経て、某サービス系企業の人事部に在籍。人事・労務業務の他、企業の倒産・再生の取材活動も実施。現在は社員教育、採用に注力する傍ら、フリーで教育・ビジネス関連(ビジネス文書書式集本、中小企業向採用・教育等冊子)の執筆も行っている。
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