2007年 02月
グローバル人材
<第79回アカデミー賞>国際色豊かな2007年度アカデミー授賞式 - 米国
【ハリウッド/米国 25日 AFP】第79回アカデミー賞は授賞式が25日17時(日本時間で26日)、ハリウッドのコダック・シアター(Kodak Theatre)で開催された。
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(c)AFP/Getty Image Kevin Winter
米映画界最大の祭典、第79回(06年度)アカデミー賞の発表・授賞式が26日(現地時間25日)、ロサンゼルスのコダック・シアターで行われた。「バベル」で助演女優賞候補になった菊地凛子は惜しくも受賞を逃したが、「硫黄島からの手紙」や渡辺謙がプレゼンターをつとめるなど、全体としてこれほど「日本」が紹介されたことはなかったのではないだろうか。
特に印象深いのは、渡辺謙のプレゼンター役だ。世界的なフランス女優、カトリーヌドヌーブと颯爽と現われ、流暢な英語でしゃべる姿は、「グローバルな人材」というイメージがあまりにも当てはまったからだ。
では、グローバル人材とはどのような人材をいうのか。人材戦略や人材マネージメント関連の書物を見ると、概ね3つの能力に集約される。
まず一つは専門的知識だ。
日本企業においても当然だが、ある分野に対してエキスパートであることが必要だ。ここでいうエキスパートは、単に専門的な知識があるというだけでなく、それを駆使できること。つまり、常に実務レベルに落とし込んで実践的に業務を遂行できることまでも含まれる。単に机上の論理ならインターネットや専門書の手を借りれば済む。別に言い方をすれば「実践的なスキルがある」ということだ。
二つ目は異文化適応力だ。
さ文化には、表面的な面と、暗黙的な面があるとされる。前者は主に法律やルールなど目に見える決まりこどを指し、後者は価値観や慣習といったもの指す。ここでいう適応力とはもちろん後者の方だ。一国の文化を理解することは大変困難だ。
特に価値観や慣習といった目に見えないものは、時にその文化の中で生活している現地の人たちも意識していない場合もある。私たちが他国の文化に触れるのはその国の文化が作り出した産物しかない。つまりその産物をとおして、その背景にある価値観や慣習を推測できる能力、適応力が必要とされる。
三つ目はコミュニケーション能力だ。
グローバル人材に求められる能力の中で最も習得が困難なものが現地人への対応だ。業務に関して高度な技術と知識を持った人材が、かならずしもコミュニケーション能力を備えているとは限らない。実際、多くの海外勤務者の失敗は、専門知識の不足というより、派遣された本人とその家族の現地の人たちとのコミュニケーション不足が原因とされている。特に価値観や慣習を重要とする文化圏では、コミュニケーション能力がより必要とされる。
ただ現地の言葉がしゃべれるだけではグローバル人材とは言えない。文化を理解し、現地の人との良好なコミュニケーションができること。これがグローバル人材に求められる能力といえる。
あなたの会社はグローバル人材が育成されていますか?
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登録日:2007年 02月 27日 10:13:56
- プロフィール
- 如月 薫
- 東京都在住。外資系メーカーの営業職を経て、某サービス系企業の人事部に在籍。人事・労務業務の他、企業の倒産・再生の取材活動も実施。現在は社員教育、採用に注力する傍ら、フリーで教育・ビジネス関連(ビジネス文書書式集本、中小企業向採用・教育等冊子)の執筆も行っている。
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