説明と説得


2011年の大納会となった30日の日経平均株価は、前年の大納会終値より、1773円57銭安い8455円35銭で今年の取引を終えた。大納会の終値としては8016円67銭をつけた1982年以来の安値となった格好だ。

特に株価については、ギリシャの財政危機を発端とした欧州経済の不安定さから、今後も続くと予測される。

一方、国内の政治はどうか。
震災については予算案が確定したとはいえ、一向に進展している様には見えない。そればかりか、TPPへの参加を巡り、与野党だけでなく、与党内でも足並みが乱れるなど、混乱している。

そればかりではない。マニフェストに掲げた八ツ場ダムの中止撤回、消費増税の決定など、与党として、何をどう進めていくのか方向性か見えず、一貫性に欠けている。
こうした状況では、国民の不安は高まるばかりか、野田政権への不信感は一層強まるに違いない。

では、野田政権はどうしたらよいか。それは、懇切丁寧な国民への説明だろう。
野田首相は、年頭所感で、日本経済復興のための強い決意を述べたが、これは、政治の役割だ。重要なのは、その強い決意を実行していくための具体的施策について、きちんと説明し、それを実行していくために、国民をはじめ、野党に対して、説得していくことであろう。

前述のTPPにしても、増税案についても、単なるメッセージだけで、それがどうして必要なのか、代替案も含め、説明も説得もされたとは、到底言えない。まして、増税など、国民へ負担を強いるものであれば、尚のこと説明と説得は必要だろう。

今、野田政権は発足以来の低迷に瀕している。日本経済はもとより、世界経済の牽引役になるためにも、丁寧な説明と説得は必要だろう。

あなたの会社は、従業員に対して、丁寧な説明と説得をしていますか?

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登録日:2012年 01月 02日 09:20:42

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プロフィール
如月 薫
東京都在住。外資系メーカーの営業職を経て、某サービス系企業の人事部に在籍。人事・労務業務の他、企業の倒産・再生の取材活動も実施。現在は社員教育、採用に注力する傍ら、フリーで教育・ビジネス関連(ビジネス文書書式集本、中小企業向採用・教育等冊子)の執筆も行っている。
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