白
【10月31日 AFP】フランスのエッソンヌ(Essonne)県シャマランド(Chamarande)にて、フランスに帰化した日本人の画家で彫刻家の藤田嗣治(1886-1968)(Leonard Tsuguharu Foujita)が1928年に制作した大型絵画4点が、修復を終えて展示されている。展覧会は2008年2月3日まで。(c)AFP
藤田嗣治、通称レオナール藤田の大型作品が
フランスで公開されているらしい。
公開は2008年2月3日までらしいです。
以前、国立新美術館の展示会、「異邦人達のパリ」で目にしました。
サインペンを使って書くという非常におもしろい作品を書いていました。
何よりも印象的だったのは、その白の美しさでした。
なんというでしょうか。陶器のような、とでもいいましょうか。
うーん、何か違う・・・
とにかく素晴らしい「白」を表現する画家だったように、私は思いました。
調べてみると、この独特の白は「乳白色の肌」と呼ばれており、
フランスでも、人気を博していたとのこと。
コレは先に述べたサインペンを利用した線描や、独自の絵の具の配合に
よるものなのだそうです。
ふむ、素晴らしいこだわりがあるようですね。
さすが。
フランスでは大人気だった、藤田ですが、
どうやら日本ではなかなか評価を与えてもらえなかったようです。
戦争画家として、第二次世界大戦に従軍した藤田でしたが、
敗戦後に受けたのは、戦争協力の罪だったそうです。
いわゆるスケープゴートだったようですね。
そんな批判に嫌気がさした藤田は、パリに移住、日本に再び帰ってくることは
なかったといいます。
美術の水準も低く、挙句、いわれのない批判をする日本は、
彼を苦しめただけだったのでしょうか。
悲しいけれどしょうがないですかね。
ただ、もちろん今では評価も復活し、展覧会も見れるわけです。
みなさんもあの印象的な「白」をぜひ、見に行ってください。
そうそう、戦争映画を撮るように言われた、小津安二郎はそれを頑として断り、
アメリカに行き、映画「白雪姫」を見てこういったそうな、
「こんな映画を撮れるような国と戦争して勝てるはずがない」
静かで日本的な映画を撮る人だと思っていた小津安二郎。
その心の中には熱い何かがあったのかもしれませんね。
カテゴリー[ じょんの芸術鑑賞 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 10月 31日 20:19:35
コメントを追加
Trackback
この記事に対するトラックバックURL:
- プロフィール

- じょん
- (男)
- いかれたBABYです。
来てくれた人に感謝(驚)
- 最近のエントリー
- [08/18] TOKYO!の感想 = 東京の評価?
- [06/23] あなたの人生、How much?
- [06/20] アニー・リーボヴィッツッッ!!
- [06/12] ユニークだけど笑えない?面白CM
- [05/27] ミイラの羞恥心…
- [05/20] メシアの声はもう聞こえない…
- [05/15] 伊勢谷 in カンヌ!!
- [05/14] ジョージ・W・ブッシュの伝記映画
- [05/13] タバコをやめるには、同級生の助言が効果的
- [05/12] レーニン風キング牧師??
- 最近のコメント
- [11/29] 美術館も美術品!でもさぶい… mam
- [06/07] やっぱ映画の話題がいいや。 やまゆう
- 最近のトラックバック
- お気に入りリンク
- 検索