2010年 04月

第二十二回 GAKU-MC

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第二十二回目

今回紹介するのはEAST ENDのGAKU-MC


EAST ENDと言えば「DA.YO.NE」や「MAICCA〜まいっか」等で

セルアウトなグループというイメージを持つ人間も少なくないだろう


だが彼らは日本のHIPHOP黎明期からアンダーグラウンドで活動し

何もない所からシーンを作ってきた功労者だ


一つおもしろいエピソードがあるので紹介させてもらう

「浜松町ワルシャワで開催されたイベント「PEACE BALL」の第一回で初ライブ決行。
共演者&楽屋にいたメンツはDJ honda、DJ KRUSH、MURO、BOY-KEN、DJ YASなど。
「お客は二人。客席より楽屋の人数の方が圧倒的に多い」(GAKU)伝説のイベントとなる。」

そう、彼らはそんな時代から

こういったメンツ達としのぎを削り合いながら生き残ってきた


そして「DA.YO.NE」の大ヒットにより

日本のHIPHOP史上初めてミリオンヒット、紅白出場を果たす

色々否定的な意見もあるだろうが

この日本においてお茶の間にHIPHOPを認知させた

その功績は大きい


GAKU-MCはそのEAST ENDの活動休止後

ソロ活動を展開し

素晴らしい作品を世に残している


彼のラップは誰にでもわかりやすく

HIPHOPを普段聞かない人間でも楽しめるラップだ


リリックのテーマも

都会で一人暮らしする若者、サラリーマン等

一般的な人の目線で書かれているものが多く

誰しもが共感できるような内容だ


それでいて通を唸らすようなポイントも突いてくる


その両立は

20年以上のキャリアを積み重ねて

なおかつ生存競争の激しいメジャーシーンで生き残った

彼だからこそなせる業だろう


現在は再指導したEAST ENDのMCとして活動中のGAKU-MC

現在巷に溢れる

「ヒップホップ」を知らない人間が作る「ヒップポップ」ではなく

しっかりと「ヒップホップ」しつつ

普段ヒップホップを聞かない人達にもアプローチを続ける

そんなGAKU-MCのラップは

若い世代の日本語ラップリスナーにも

もっと評価されてもいいはずだ。


GAKU-MC オフィシャルサイト

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登録日:2010年 04月 22日 12:20:44

第二十一回 LEED ROCK

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第二十一回目


今回紹介するのは

レペゼン大阪のニュージェネレーション

3月にミニアルバムを発売した

LEED ROCK


彼の武器は

洋楽を彷彿とさせる流れるようなフロウ

だけど聞き取りやすくわかりやすい歌詞

そして

最近のメインストリーム系のラップでは薄れがちな

しっかりと「韻を踏む」

というスタイル


ビートに乗せてしっかりとフロウ、ストーリーテリングしながらも

確実に「踏んで欲しい」というタイミングで「韻」を踏んでくる


彼のリリックの内容は

決してUS志向なサグなものでも

現実離れした夢物語ではない

あくまで等身大な

この日本の大阪という街に住む

LEED ROCKという男の目線で書かれている


MCの中には

本当に映画の様な劇的な人生

娑婆と刑務所を往復するような

ギャングスタな人生を生きている人間もいる


確かにそういうMCのリリックには

普通に生活してい人間には想像も出来ない

そんな体験や世界が描かれている

それがHIPHOPの魅力でもある


だが、全てのMCがそんな生活をしているわけでもないし

全てのリスナーがそういったラップばかりを求めているわけではない


LEED ROCKは「ラップ」をしっかりと音楽として捉え

「フロウ」、「ライム」、「メッセージ」

そういったものを鍛え上げたMCだ


彼の作品はHIPHOPを普段聞かない人間に対しても

「音楽」として勝負出来る作品だ


音楽性、クオリティー、聞きやすさ、メッセージ…

そしてなにより「HIPHOP」であるという事

LEED ROCKは

そんな現在進行系のMCに必要な「条件」を兼ね備えたアーティストと言えるだろう


LEED ROCK-DON'T SWEAT THE TECH-

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登録日:2010年 04月 06日 12:52:33