カテゴリー [ミドルスクール]
第二十八回 D.O

第二十八回
最近アルバムを発表した
雷家族の一員でもあり
練マザファッカーのリーダーでもある
D.O
日本語ラップ黎明期よりMICを握り
アンダーグラウンドで名前を売り
バラエティー番組『リンカーン』に出演し
「メーン」などの独特のしゃべり方が話題となり
メディアに広く露出した
そして待望の2NDアルバムを大々的に発売しようとした矢先に
逮捕された
当時のD.Oの勢いは凄かった
もし逮捕されずに2NDアルバムを発表していたらどうなっていたか…
しかし
今回『ネリル&JO』という
素晴らしい作品を作り上げた事によって
私にとっては全てが肯定された
2NDが発売中止になった事も
逮捕されたことも…
復活第一弾シングルの『I'm Back』や
24 HOUR KARATE SCHOOL JAPANの『24 BARS TO KILL REMIX feat. DJ TY-KOH (ZEEBRA、D.O.、SIMON、SHINGO☆西成) 』で
復活後のD.Oの好調さは感じていたが
『ネリル&JO』はD.O本来の持ち味
デンジャラス&ユーモラスがいかんなく発揮された作品だ
リリックの内容は
逮捕された事によって生まれたものが多い
しかし
逮捕というマイナスを(HIPHOP的には必ずしもマイナスではないが)
ここまでプラスに変えた作品は今までの日本語ラップ界になかったのでは?
そう思えるほどの内容だ
個人的にこのアルバムを聞いて思った事は
やはりD.Oはアンダーグラウンドなアーティストで
レーベル意見や世間の目を気にした作品でなく
もっと自由に
もっとリアルに
もっとデンジャラスに
活躍して欲しいアーティストだという事だ
テレビやラジオというツールは失ったかもしれないが
私はこれからのD.Oの活躍が楽しみでならない
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登録日:2011年 02月 24日 14:37:36
第二十三回 SUPER-B

第二十三回目
今回は大阪アンダーグラウンドの重鎮
SUPER-B
元INSIDE WORKERS
大阪生まれ。韓国籍を持つILLBONのRAPPER。
島国の魂と大陸の血を兼ね備え持つ彼にしか表現できない世界を構築している。
SUPER-Bの最大の魅力はやはり
リリックのパワーだろう
誰よりもストレートに書かれたリリックが
誰よりもスムーズに耳に入ってくる
聞き手を全く飽きさせない展開
ストーリーテリングは圧巻だ
それは余念のない
リリックの構成
フローの研究の上に成り立っている
だがそれ以上にリスナーの心をゆさぶるのは
SUPER-BのMC、いや人間としてのパワー、魅力だろう
一言一言の重み、喜怒哀楽が他のMC達とは全く違う
色々なものを見て
様々な事を経験したからこそたどり着ける場所だと思う
現在群雄割拠な大阪のHIPHOPシーン
次に全国に飛び出すのは彼だと
私は思う
一度でも彼の音源を聞いたり
LIVEを見たりすれば
私の言っている事が間違いでないとわかるだろう
SUPER-B BLOG
SUPER-B SUPER STREET ''EP'' 『Rat ta ta ta』
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登録日:2010年 05月 25日 13:33:57
第十九回 OZROSAURUS

第十九回目
今回紹介するのはハマの大怪獣
オジロザウルス
オジロザウルスは
96年に結成
圧倒的なスキルと
「東京」ではなく「横浜」という土地
つまり地元を強くレペゼンしたスタイルで
日本語ラップヘッズから絶大なる支持を得ている
事実、彼らの1stアルバム『ROLLIN'045』は
8万枚を超える売り上げを記録している
彼は90年代中盤から活動しながら
現在進行形のスキルとプロップスを持つ数少ないMCだ
近年の日本語ラップシーンの進化には目を見張るものがある
かつて最先端を走っていたMCも
気づけば過去の存在になってしまっている
だがオジロザウルス
MC MACCHOは
レジェンドでありながら現在進行形な存在だ
彼のラップスキル、ライブパフォーマンス、そして地元を愛する「045 STYLE」は
現場のMC、日本語ラップヘッズから最大限のリスペクトを得ている
日本中のHIPHOPのビッグフェス(特に西海岸系)には
必ずと言っていいほど彼の名前がある
そして2009には
本場アメリカのHIPHOPレジェンド、グランドマスター・フラッシュの20年ぶりの新作『The Bridge: Concept Of A Culture』に客演で参加もしている
レジェンドでありつつ現在進行形
そして世界基準のHIPHOPをこの日本において体現しているOZROSAURUS
メジャー資本にも縛られず自分のスタイルを貫く彼は
(所属していたレーベルと歌詞の表記を巡って対立し、現在はインディーズに活動の場を移している)
この日本において「本物」のHIPHOPを体現し続ける
「本物」のMCだ
OZROSAURUS Official Web Site
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登録日:2010年 02月 17日 20:22:00
第十八回 SAL THE SOUL

第十八回目
今回紹介するのは大阪のベテランMC
SAL THE SOUL
大阪のHIPHOPを黎明期から支えてきたMCだ
昨年セカンドアルバムも発表している
LIVEパフォーマンス、スキル、ストーリーテリング…
どれをとっても一流であるが
それ以上の
彼の最大の魅力はやはり
「エロさ」ではないだろうか
ハスラー系、ギャングスタ系に見られるような力強く暴力的な色ではなく
メロウなトラック+緩く甘いフロウに
独自の言葉のチョイス(たまにくさいくらいの)がミックスされ
彼にしか出せない「大人の男のエロさ」を醸し出している
こんな空気を放てるMCは日本全国見ても数少ないだろう
そしてそれでいて
人間くさい
彼のリリックの中に現れるのはみなが求める「ヒーロー像」ではなく
リアルな30代半ばの男の姿
喜び、悲しみ、HIPHOPへの思い、苦悩
若いMC達が歌うような現実を知らないが故の絵空事のリリックではなく
現実を知った上での思い、考えがそこにある
だからこそリアルに心に響く
2nd アルバム 「STAY HERE」を聞けば
SAL THE SOULという男がどんな人生を歩んできて
どれだけお洒落で、どれだけ泥臭く
どれだけエロく、どれだけかっこ悪く、
それでいてどれだけ素晴らしいアーティストか
全てわかるだろう
まだHIPHOPが本当の意味で根付いていないこの日本において
彼のような本物のアーティストがもっと評価される事を願うばかりだ
SAL the soulのSalacious Life
STAY HERE
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登録日:2010年 01月 15日 19:31:22
第十五回 剣桃太郎(妄走族)

第十五回目
今回はfrom 妄走族、初代 流星會
剣桃太郎を紹介しようと思う。
剣桃太郎
名前の由来はもちろん
あの少年ジャンプ黄金期の宮下あきらの名作「魁!男塾」
そう
剣桃太郎のリリックには武闘派、ハードコアな面と
古き良きジャンプや任侠映画的な
ユーモアが含まれている
東京渋谷を根城にするHIPHOP集団「妄走族」の中でも
般若と並んで個性を放つ存在だった彼
彼の魅力はやはり一度聞いたら忘れられない「パンチライン」だろう
超イケイケな攻撃的なリリックに彼独特のユーモアセンスが相まって
唯一無二のラップが生まれる
彼にはそこらのギャングスタラッパーとは一線を画すオリジナリティーと魅力がある
「言葉自体は無意味。それを吐き出す人間がリアルかどうか?」
それが彼の信念だ
口だけアウトローではない本当のアウトロー
そしてUS HIPHOP信者ではなく日本文化を愛した上でのHIPHOP
US的なHIPHOPに抵抗がある方は是非剣桃太郎を聞いてほしい
メッセージのわかりやすさ、日本へのこだわり、自分自身の生き方への自信
おそらくそれまでのHIPHOP観が一変するだろう
KIX ENTERTAINMENT
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登録日:2009年 11月 27日 20:16:15
第十四回 漢(MSC)

第十四回目
今回紹介するのは漢
東京新宿を根城にするヒップホップクルーMSCのリーダー的存在
B BOY PARK 2002 MC BATTLE 優勝など
フリースタイルの世界でもその名を馳せる
そして
2005年に発表したアルバム
「導~みちしるべ~」で
MCとしての揺ぎ無いプロップスを確立した
彼のリリックの特徴は
リアリティー
空想的なリリックではなく
常に現実的な目線で物事を表現する
それは
新宿という街のストリートを生き抜いてきた彼の
こだわりだろうか?
漫画や小説のようなありえない出来事に
実際に触れてきたからだろうか?
このアルバムでは
彼自身がストリートで見てきたもの、体験したこと
そして
彼の決して流されない自分自身の意思、思想が
過激な表現方法で込められている
そんな彼の世界にハマってしまったヘッズも少なくない
B BOY PARK 2009で
衰えぬフリースタイルの切れ味を見せてくれた漢
次はアルバムで
彼の今現在の「リアル」
を聞きたい
Libra RECORD HOMEPAGE
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登録日:2009年 11月 24日 15:16:15
第十一回 ICE BAHN

第十一回目
今回紹介するのはICE BAHN
日本最強のフリースタイル集団とも呼び声高い3MC+1DJグループ
そのスキルは過去
B-BOY PARK、アルティメットMCバトル、3ON3で何度も証明されている
日本一韻の固い集団
彼らの武器はズバリ
韻の固さだろう
だが、韻を踏む為に無理矢理言葉を入れて
支離滅裂な歌詞にするのではなく
意味をちゃんと通した上で韻が固い
ここでFORKの一節をかりる
「昔はサンタクロース を信じたわんぱく坊主 も今ではファン獲得 になんか凄く 頑張るフォーク 大好きな漫画クローズ」
全小節で韻を踏みまくりつつ無理の無い文章
しかもユーモアも感じる
彼らのスタイルは
洋楽の要素を強く取り入れたUS的なHIPHOPではなく
スチャダラ、ライムスター辺りの流れを組む純粋な日本語ラップだと思う
歌詞も悪ぶるわけでもなく、背伸びするわけでもない
常に等身大だ
韻で遊んでいる曲もあれば
強いメッセージを込めた曲もある
ICE BAHNのラップは日本語を楽しんでいる
ライブもがっちりこなし
フリースタイルの現場ではもはや伝説
音源でもクラシックな曲を残している
彼らのような本当に実力がある日本語ラップのアーティストが
もっと評価されるべき
そう思うのは私だけではないはずだ
ICE BAHNオフィシャルサイト
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登録日:2009年 11月 12日 20:17:07
第十回 DJ BAKU

第十回目
今回は少し趣向を変えて
DJのアルバムを紹介しようと思う
そう
DJ BAKUの「12JAPS」を
このアルバムは
DJ BAKUのトラックの上で
DJ BAKUが選び抜いた12人の日本人MCがラップする
そんなアルバムだ
参加しているMCは
ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB) / Shing02 / B.I.G. JOE(MIC JACK PRODUCTION) / 般若 / 漢(MSC) / NORIKIYO(SD JUNKSTA) / BRON-K(SD JUNKSTA) / NIPPS / K-BOMB(THINK TANK) / FREEZ(RAMB CAMP) / INI(MIC JACK PRODUCTION) / HIDADDY(韻踏合組合)
日本語ラップ好きなら
このメンツを見ただけで
「どんな内容なんだ?」
と気になって仕方ないだろう
全員が個性とスキルとプロップスを持ち合わせたMC達だ
それに
DJ BAKUのトラックが素晴らしい
このアルバムは
トラック的にもラップ的にも
日本のHIPHOPがネクストのレベルに達した
それを証明するアルバムだ
まず一曲目のB.I.G. JOEでぶっ飛んだ
オーストラリアの刑務所に長く服役していたB.I.G. JOE
最近自由の身になったばかりだ
帰ってきていきなりヤバ過ぎるラップを披露している
そして1番ぶっ飛んだのは
BRON-K
NORIKIYO率いるレペゼン相模のCREW
SD JUNKSTAのメンバーとしても名前を売っているMCだが
この曲で更なる境地に達したと言っても過言ではない
彼の持ち味は
歌のようでラップ
スムースなフロウだが日本的
恐らく普段HIPHOPを聞かない人でも
彼のラップは耳に残るだろう
このアルバムを通して感じることは
日本のHIPHOPもここまで来たか
という事
確かにキングギドラ、BUDDHA BRANDは素晴らしい
NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDは時代を作った
だが、今活躍しているアーティスト達は更なる次元に日本のHIPHOPを押し上げようとしている
このアルバムを聞けば
懐古主義な人達も
現代のシーンからも目が離せなくなるだろう
DJ BAKUオフィシャルサイト
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登録日:2009年 11月 05日 19:25:03
第八回 だるまさん

第八回目
今回は
最近EP【UP & DOWN】を発表した
だるまさん
そう、元韻踏合組合のOHYA 改め 達磨様 改め だるまさん
韻踏合組合時代その際立ったライミングと破天荒な行動で
個性派揃いな韻踏の中でも特に注目を浴びていたMC
今はだるまさんとしてソロMCで活動中
でもライブ活動はほぼしていない
というか音楽活動もかなりのスローペースなアーティスト
それでも彼のラップが聞きたいという
根強いファンも多い
その証拠に最近発表されたEP【UP & DOWN】
500枚限定でネットで発売したところ
10日で完売してしまった
メディアへの露出どころか全くLIVE活動もしていないアーティストとしては
異例の売り上げだろう
そんなファンの心を掴んで話さないだるまさんの魅力は
やはり歯に衣着せぬ発言、誰にも真似できない個性的な音の乗り方、韻の固さ、遊び心
そういったところではないだろうか?
周りに流されず自分の美学を持ち
それを追求する
時に過激な発言
時に思わず笑いがこみ上げるユーモア
そして韻に対するこだわり
流行に流されたりアメリカの真似ばかりするラップではなく
あくまで自分のスタイルを追及している
だからこそ現場を離れて何年も経つが
未だに根強いファンが多いのだろう
個人的にも
今後の作品を楽しみにしている
他のアーティストでは代わりは出来ない
それは
だるまさんの味はだるまさんにしか出せないから
だるまさん BLOG
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登録日:2009年 10月 27日 20:52:52
第七回 JUSWANNA

第七回目を迎えた
勝手にオススメ日本語ラップ
今回は2009の話題を掻っ攫った
Libra Record所属の2MCプラス1DJ
JUSWANNA
確かなスキルと個性
ハードコアとユーモア
今までも客演で確かな存在感を示していたが
2009に待望の1stアルバム「Black Box」をドロップ
その完成度に度肝を抜かれた関係者&リスナーも多いのではないだろうか?
今年発表されたばかりだが、早くも日本語ラップクラシックとの声も高い
メシアTHEフライのクセになる独特のフロウとリアルなリリック
MEGA-Gのハイレベルな押韻と遊び心
とにかく聞いてる者を飽きさせない
「日本語ラップのレベルは低い」
そう思っている人は是非「Black Box」を聞いて欲しい
トラック、ラップ、音質、アートワーク…
全てにおいてクオリティーの高い作品だ
聞いたら思うハズだ
「日本語ラップもここまできた」
JUSWANNA BLOG
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登録日:2009年 10月 21日 14:19:15
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