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第二十七回 C.C.D SAMPLER vol.02

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第二十七回目

今回も個人アーティストではなくて

コンピレーション。


大阪の新世代からベテランまでを網羅したC.C.D SAMPLER vol.02


現在大阪アメリカ村club AZUREで毎月第3金曜日に開催されているHIPHOPイベント「CONCORD」のアーティストを中心としたコンピレーションだ。

参加アーティストは「CONCORD」のレギュラーMC
「BYG daddy」
常に新しいものを取り入れ自分のスタイルを確立し、ハイスキルなラップとクオリティーの高いLIVEで関係者の評価も高いMC。

「RHYMING DEAD」
10月13日に自身のアルバムを発表した、ロック、メタル、ハウス…様々な要素を取り入れた独自のトラックや、オリジナルな日本語を使う個性派MC。

「阿修羅MIC」
現在は全国ニュースをにぎわした「あの事件」による逮捕で活動休止中の神戸、大阪のギャングスタ。誰にも出来ない「生き方」から生まれるパンチラインは唯一無二。

「AKANE&DON-KEY」
9月に初のストリートEPを発表した、現在大阪で最もいきのいい若手といっても過言ではない2MC。

「TORNADO」
日本最大級のストリートフェスティバル「FREESTYLE OUTRO」に2年連続参戦。アウトローな攻撃性とサウスノリのBEATを乗りこなすスキルを持った関西ニュージェネレーション最注目集団。

「BYRD」
数々のイベントでホストMCをこなし、日本人離れしたフロウを巧みに操るMC。


このメンツに加え
「SAL THE SOUL 」
大阪のベテラン。知性とエロさを備え持ついぶし銀なMC。生バンドHIPHOPグループ「improve」のメンバーとしても活動中。

「SUPER-B」
日本語ラップにおける「言葉の力」を再確認させてくれる大阪アンダーグラウンドのリリシスト。

「MONCHI」
全国でも唯一無二の個性を放つ集団「ABNORMAL BULUM@」。その中でもひと際異彩を放つMC。

「Amp-refive」
個々に活動していた「SEAMAN」「pLRayer」「Cosaqu」が集い結成された、個性をぶつけ合いながら不思議な一体感を出す3MC。

「YOUNG YAZZY」
奈良からの参戦。「え?これ本当に日本人がラップしてるの?」と誰もが思うバイリンガルフロウを操るMC。

「BOIL RHYME」
韻踏合組合主催のフリースタイルバトル「ENTER」でも何度も優勝を果たしフリースタイル巧者としても有名なCIMAと同世代でも群を抜くハイスキルで通を唸らすTRASHの2MC。

「TRACTION」
参加アーティストの中で最年少だが、他のアーティストに全く劣らないクオリティーをみせつつ、独自のユーモアを持ち合わせる2MC。


という新旧交えた注目の13組のMCが参加している

プロデューサーも
CONCORDの仕掛け人「d.b beats aka DJ B=BALL」

ABNORMAL BULUM@から「MASS CUT ヘルツェゴビナ」

生バンドHIPHOPグループ「韻シスト」のギタリストでもある「K-CITY PRINCE」

BYG daddyのトラックメーカー「Chang Kowloon」

日本人離れしたサウスなビートを操る「T'z Beatz」

ラップだけでなくトラックでもハイセンスを感じさせる「Young Yazzy」

様々なジャンルを融合させたトラックを制作する「m2kz aka RHYMING DEAD」


といった個性豊かなメンツが揃っている


このコンピレーションアルバム

全国規模でいうと超有名アーティストが参加しているわけでもない

しかしクオリティーの高さはメジャーなアーティストの作品と比べても決して劣っていない

それとこのコンピレーションの特徴は

ベテランからニュージェネレーションまで

ギャングスタからコミカルまで

様々なアーティストが参加しているが

1つのアルバムとして統一感がある。

寄せ集めのコンピレーションではなく

作りこまれた構成のアルバムだ。


このアルバムを聞いて思うことは

今の時代

メジャー、インディー

有名、無名

そういうものは関係なく素晴らしい音楽を制作しているアーティストは日本各地にいるという事


そう

テレビやラジオで流れているものを享受するだけではなく

色々な現場で街の声を聞いて

素晴らしい音楽を自分で探す姿勢を持てば

きっと人生を通して大事に出来るアーティストや音源に出会えるだろう。


C.C.D SAMPLER vol.02

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登録日:2010年 10月 13日 19:38:41

第二十五回 根

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第二十五回は

大阪にてアンダーグラウンドでコア活動を続ける

「根」 CREW 


メンバーは

STUDJ / DR.BEN / YONA a.k.a 顔面マイケル / 菜木直規 /YAMA-C a.k.a Teppen DANGAR / 数馬 / マックスマラ(仮) / M THE HUTT   

の8人

本人達曰く

全員そろった事はないらしい


最近はメディアへの露出等があまりなく

マニアックなポジションにいるが

実力は折り紙つきの

知る人ぞ知るクルーだ


音源を聞いてもらえればわかるが

ラップのスキル、リリック、トラック、音質、ジャケット…

全てにおいて高いクオリティーを持っている


一聴すると意味の分からない言葉の羅列のように聞こえるリリックだが

じっくり聞くとそこには様々なメッセージが含まれている

そして独自の視点と日本語に対する遊び心がある

彼らの曲からは意表をつくタイミングで思いもしないパンチラインが出てくる


トラックも中毒性が高いループで

何度聞いても飽きさせない


STUDJの圧倒的なスキルに

YONA a.k.a 顔面マイケルの爆発力

DR.BENの渋みの効いた味に

菜木直規のとんでもない破壊力


全く違う個性でありつつ

高いスキルを持つ4人のMCに

ひえじまライジングサンのクセになるトラックが融合し

彼らにしか出しえないグルーヴを生み出している


曲にはフックのないものも多く

普段HIPHOPを聞かずに

J-POPを聞き慣れているリスナーには難しい音楽かもしれない


だが確かな技術と高い音楽性、彼らにしか書けない歌詞がそこにはある

HIPHOP通なヘッズなら必ず反応するハズだ


彼らのような真の実力派がこの日本で

もっと評価される

そんな時代の到来が待ち遠しい


根 ホームページ

NEJIKOMI 06'

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登録日:2010年 07月 05日 16:42:16

第二十四回 SURRY from 紀乃國

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第二十四回目

今回は和歌山の御坊を根城に

関西全域に活動範囲を広げている

紀乃國の代表

SURRY


「音楽活動をするなら都会で」

という観念にとらわれず

決して都会ではない

むしろ田舎の御坊という街を出ずに

地元にHIPHOPの文化を根付かせるMC


フリースタイルにも定評があり

2006年 開催された、UMBでは初出場ながら大阪予選 BEST4

2007年UMBでは和歌山予選にて優勝という

現場叩き上げの実力派だ


だが彼の魅力は決してフリースタイルだけではない


圧倒的なライブパフォーマンスや

ストーリーテリングをしながら

しっかりと押韻出来る作詞能力


つまりMCとしての全ての要素をハイレベルで体現出来ている


リリックの内容も絵空事ではなく

自分で見て自分で感じた事を自分の言葉で書いている

これは簡単なようで難しい

実際、シーンではスタイルに惑わされ、周りに流されて

自分を見失ってしまってるMCが多い


だが、彼は惑わされずに自分を持ち

自分を貫いている

だから聞く者の心に刺さるリリックが書けるのだろう


今、日本にはメディアの光が当たっていない優れたMCが多数いる

全国的には無名でも

信念を持って媚びずに

虎視眈々と上を狙っている

そんなMC達の中にも間違いなく本物は存在する


紀乃國 SURRYはそんなMCだ

だが

その名前が全国的に知れ渡るのも

そう遠くないだろう


SURRY OFFICIAL BLOG

1st EP 「this is my“ep”」

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登録日:2010年 06月 17日 14:13:31

第二十一回 LEED ROCK

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第二十一回目


今回紹介するのは

レペゼン大阪のニュージェネレーション

3月にミニアルバムを発売した

LEED ROCK


彼の武器は

洋楽を彷彿とさせる流れるようなフロウ

だけど聞き取りやすくわかりやすい歌詞

そして

最近のメインストリーム系のラップでは薄れがちな

しっかりと「韻を踏む」

というスタイル


ビートに乗せてしっかりとフロウ、ストーリーテリングしながらも

確実に「踏んで欲しい」というタイミングで「韻」を踏んでくる


彼のリリックの内容は

決してUS志向なサグなものでも

現実離れした夢物語ではない

あくまで等身大な

この日本の大阪という街に住む

LEED ROCKという男の目線で書かれている


MCの中には

本当に映画の様な劇的な人生

娑婆と刑務所を往復するような

ギャングスタな人生を生きている人間もいる


確かにそういうMCのリリックには

普通に生活してい人間には想像も出来ない

そんな体験や世界が描かれている

それがHIPHOPの魅力でもある


だが、全てのMCがそんな生活をしているわけでもないし

全てのリスナーがそういったラップばかりを求めているわけではない


LEED ROCKは「ラップ」をしっかりと音楽として捉え

「フロウ」、「ライム」、「メッセージ」

そういったものを鍛え上げたMCだ


彼の作品はHIPHOPを普段聞かない人間に対しても

「音楽」として勝負出来る作品だ


音楽性、クオリティー、聞きやすさ、メッセージ…

そしてなにより「HIPHOP」であるという事

LEED ROCKは

そんな現在進行系のMCに必要な「条件」を兼ね備えたアーティストと言えるだろう


LEED ROCK-DON'T SWEAT THE TECH-

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登録日:2010年 04月 06日 12:52:33

第十六回 林鷹

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第十六回

今回紹介するのはGANGSTA TAKA 改め 林鷹

CONCRETE GREENシリーズや

SEEDA、NORIKIYO, OZROSAURUSのFEATでもおなじみのMCだ


林鷹 ex GANGSTA TAKA

彼の最大の魅力は

オリジナルでオンリーワンである事


彼にしか出来ないフロウ

彼にしか出来ない言葉選び

彼にしか出来ない生き方


あらゆる意味で「特別」な存在だ


彼にビッグアーティストからのフューチャリングのオファーが次々舞い込むのも

彼にしか出せない味があるからだろう


とことんハードなのにどこか愛嬌がある

フロウも全然韻を踏まないけど心地いい


他のどのMCとも違う

日本のHIPHOPシーンの中でも異彩を放つMCだ


そんな彼の初のアルバム

THE WORLD IS YOURS

が先日発売された


そこには彼の信念、仲間、地元横浜、愛、ビッチ、ヘイターへの怒り…

様々なものが詰まっている


そんなメッセージを

「誰かから借りた言葉」ではなく

「自分自身の言葉」でストレートにラップしている


彼なら色々なアーティストにフューチャリングの話も出来ただろう

だがこのアルバムでは有名なアーティストはあまり絡んでいない

そこに彼の美学を感じる

そしてそれによってアルバムの内容も

林鷹というMCを表現するのに

これ以上ない内容になっている


そこらにあふれかえるカタログなギャングスタラップではない

リアルでオンリーワンな彼の今後の活躍が楽しみだ


林鷹「THE WORLD IS YOURS」

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登録日:2009年 12月 10日 14:02:42