スパーズ、9対1の大勝!デフォーは5得点と大暴れ!!


今季のプレミアシップは、スパーズが元気です!

開幕以来、マンU、チェルシー、リヴァプール、アーセナルの一角に割って入る活躍をみせており、前節ではウィガンを何と9対1と粉砕!その勢いは、止まるところを知りません。

今季はリヴァプールが低迷しているので、長年プレミアシップに君臨してきた前述のビッグ4の牙城が崩れる可能性大ですが、スパーズが4強の一角を崩す候補の筆頭であることは誰もが認めるところでしょう。

それにしても9得点というスコアは、欧州のトップレベルのリーグで近年耳にしたことのない数字であり、快調スパーズの餌食になった哀れウィガンのマルティネス監督は、「どこに大敗の原因があるのかをチェックして、次節に備えたい・・・。」と、試合後のインタビューで力なく答えるのが精一杯でした。

イングランドのプレミアシップは創設以来、そのリーグ・タイトルをマンU、アーセナル、そしてチェルシーの3チームによってほぼ独占され続けていますが、スパーズといえば1960年代にイングランドで最初にリーグとカップのダブル・タイトルを獲得した古豪です。欧州の舞台でもUEFA CUPを2回、CUP WINNERS CUPを1回獲得しており、何よりもFAカップ優勝8回という数字が燦然と輝いています。

60年代から70年代にかけて、ジミー・グリーブス、アラン・マレリー、マーティン・ピータース、マーティン・チヴァース、アラン・ギルジーン、パット・ジェニングス、そして若き日のスティーブ・ぺりマン等を擁して黄金時代を築き、当時中学生であった私にとっても白のシャツ、紺のショーツ、白のソックスという上品なユニフォームは憧れの的でした。そしてあれは確か1970年だったと記憶しておりますが、彼等が来日した際に国立競技場で観戦し、釜本、杉山率いる日本代表をスパーズが粉砕したことを鮮明に覚えております。

スパーズはその後もキリンカップで2回来日していますが、徐々にチーム力に翳りが見え始め、2部落ちも経験。しかし、今世紀に入ったあたりから再び力をつけ、ここ数年は上位をキープするようになり、今季はかなりの可能性を感じさせる活躍を見せています。

その要因は、デフォー、クラウチ、ハドルストーン、ジェナス、レノンといったスパーズ所属の現役イングランド代表選手達が、南アW杯への出場枠を巡って闘争心を燃やしていることが一番かと存じますが、現役イングランド代表を最も多く抱えるスパーズには要注目です!!(久々に2度目の出場を決めたホンジュラスの中盤の要であるパラシオス選手の存在も光っていますね!彼もW杯という大舞台を前に高いモチベーションに裏打ちされた活躍を見せてくれています。)

プレミアシップのビッグ4の一角を崩すことができるのは、イングランド代表選手のモチベーションに支えられたスパーズか、監督力のヴィラのどちらかに違いなく、残る後半戦が本当に楽しみです。

※このブログは、11月23日に書かれたものですが、掲載が遅くなりましたことを
お詫び申し上げます。

コメント[1], トラックバック[0]
登録日:2009年 11月 23日 22:58:26

コメント

小谷さん こんにちわ。
ここ数年は上位陣が決まってしまってて面白みに欠けるシーズンが続いていましたが、今年のスパーズの勢いは楽しみです。どこまで続くんでしょうか。
今はStoke City、Burnleyなどというクラブが1部にいますが、来年はCardiff,
Swansea,Blackpoolあたりのどれかがが復帰を果たすと面白いですね。

スパーズの来日と言うと私は91年のキリンカップを観戦しました。
背番号が24だったカズがハットトリックを決め日本代表が勝利を収めましたが、
スパーズで目を引いたのはリネカーではなく体格のいいセンターバックの黒人選手でした。
それが数年後、ソル・キャンベルであることが分かったのですが、年齢を計算すると当時16歳くらいでの来日であったのだと思います。
やはりスパーズの胸スポンサーと言えばHOLSTENであり、ManUはSHARP、
エバートンはNEC、アストン・ビラはMita copiersで、アーセナルはJVCのイメージがあります。

The Den @ 2009年 12月 01日 22:06:48

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プロフィール
小谷泰介
1955年、タイ王国バンコク市生まれのフットボールジャーナリスト。

四半世紀に及ぶ取材経験を生かしたジャーナリスティック、かつ辛口の解説は、ラジオやテレビで人気を博した。
また、本場欧州にプロクラブの監督や選手の友人が多く、クラブ経営にも造詣が深い。
チーム強化に重点を置いたクラブ運営に関する講演も好評。

著書に「拝啓 川淵三郎殿」(モダン出版)や「Jリーグ入門」[講談社)などがある。
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