2007年 01月
良い監督の条件 ⑥
<サッカー 欧州チャンピオンズリーグ>バルセロナ戦への意気込みを語るシャーフ監督 - スペイン
【バルセロナ/スペイン 4日 AFP】サッカー、欧州チャンピオンズリーグ(Champions League)・グループA・第6節。
≫続きを読む…
(c)AFP/LLUIS GENE
以前に良い監督の条件と題して、私の監督論を展開致しましたが、前回ルグエン監督の辞任騒動について述べた際に、書き忘れていた条件があったことに気付きましたので追加させていただきたいと存じます。
私の考える良い監督と呼ばれるための10番目の条件ですが、それは「弱いチームを強く出来ること、また、チームの選手全員の底上げが出来ること」であります。
スター選手の集まっているビッグクラブでタイトルを取ったからといって良い監督であるかといえば、必ずしもそうではありません。例えば現在レアルの監督を務めるカペッロ氏や、現ACミラン監督のアンチェロッティー氏が本当に良い監督なのか私には断言できません。彼らには弱いクラブを強くしたという実績が無いからです。ビッグクラブのみならず、弱小クラブを躍進させてこそ名将なのではないでしょうか。
... 続きを読む
コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 01月 31日 20:17:37
え~、ルグエン、ルグエンはいっかがですか~。
<サッカー リーグ1>パリ・サンジェルマン ルグエン氏の監督就任会見を行う - フランス
【パリ/フランス 15日 AFP】サッカー、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)は、成績不振を理由に更迭したギー・ラコンブ(Guy Lacombe)監督に代わって新監督に就任したポール・ルグエン(Paul le Guen)氏の監督就任会見を行った。
≫続きを読む…
(c)AFP/BERTRAND GUAY
中村俊輔選手が所属するセルティックの永遠のライバルであるレンジャーズのポール・ルグエン監督が年明け早々辞任をしました。
昨年に引き続き、宿敵セルティックに大差をつけられたことに対して責任を取ったと言いたいところですが、厳格な規律を重んじ、徹底した自己管理を求めるルグエン監督と、スコットランド人気質とでも申しましょうか、自国の文化や習慣を貫く地元選手達の間に生じた軋轢が修復不可能なところまで来てしまったというのが真相のようです。早い話が、厳しい食事制限や禁酒を課そうとした監督に対し、地元選手達がピッチ外でラガーを呷り、大量のフィッシュアンドチップスをパクつくことを止めなかったということです。
監督と選手間の信頼関係が崩れれば、結果は自ずと見えてくるもので、現実としてレンジャーズは昨季、今季と唯一無二のライバルであるセルティックに独走を許すという屈辱を味わっているのです。
... 続きを読む
コメント[1], トラックバック[0]
登録日:2007年 01月 29日 20:00:03
頑張れ、東国原英夫宮崎県知事!
先の宮崎県知事選挙で、タレントだったそのまんま東さんが保守派候補らに圧勝し、見事当選を果たしました。
初登庁直後に鳥インフルエンザ騒動などが持ち上がり、前途多難を予期させる船出となりましたが、いち早く現場に駆けつけるなど、迅速な対応と論点をぼかさない明確な語り口には好感が持てます。また、これまでのタレント候補とは違って、大学に入りなおして政治を学んでいることと、選挙に出馬する前に所属事務所を辞めてタレントを廃業されている点も、高く評価したいと思います。さらには知事選出馬にあたっての公約とも言える「そのまんまマニフェスト」は秀逸の出来栄えですし、皆様には是非、一読をお薦めいたします(特に宮崎県民の方には!)。
... 続きを読む
コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 01月 26日 22:42:48
鳴かなくなった鶯
<06サッカーW杯>ボールを競るL・ゴンザレスとシムコビアク - ドイツ
【ハノーバー/ドイツ 20日 AFP】06サッカーW杯・グループリーグA・第3戦、コスタリカvsポーランド。試合はポーランドが2-1で勝利を収め、通算成績を1勝2敗としてグループリーグAを3位で終えた。写真はボールを競るコスタリカのレオナルド・ゴンサレス(Leonardo Gonzalez、右)とポーランドのミロスラフ・シムコビアク(Miroslaw Szymkowiak、左)。(c)AFP/ODD ANDERSEN
シーズンオフ恒例の移籍に関するニュースがスポーツ新聞紙面を賑わせていますが、突き抜けたような明るい話題が殆んど無いのはどうしたことでしょうか。
まず、日本人選手に関してはジェフとオシム・ジャパンの顔ともいえる阿部選手の浦和レッズへの移籍がついに決定しました。しかし、本来なら今日本で最もホットな選手の移籍話ですから、「阿部、年俸○○!!目指せ6冠!」といった勇ましいタイトルが紙面を飾っても良いはずです。6冠というのは国内で5冠(リーグ、天皇杯、ナビスコ杯、ゼロックス杯)、代表チームで1冠(アジアカップ)の意味ですが、そういった前向きな記事ではなく、所属チームとの確執や揉め事ばかりが目に付く内容になってしまっています。
... 続きを読む
コメント[2], トラックバック[0]
登録日:2007年 01月 24日 18:54:38
元浦和レッズのサントスがFCポルトへ移籍の報に想う
<サッカー 07南米ユース選手権>ブラジル代表 市内にショッピングに訪れる - パラグアイ
【シウダード・デル・エステ/パラグアイ 11日 AFP】サッカー、南米ユース選手権(2007 South American Youth Championship)・グループAに所属し2連勝を飾っているブラジル代表は、練習の合間をぬって市内にショッピングに訪れた。写真は、ショッピングを楽しむ(左から)カルリーニョス(Carlinhos)、ブラジルのルーカス・ペッツィーニ(Lucas Pezzini)、エリエジオ・サントス・サンタナ(Eliezio Santos Santana)。(c)AFP/Miguel ROJO
18日付けのスポーツ報知に「元浦和のサントスがFCポルト移籍」との見出しがあったので、おっとこれはサプライズと思いきや三都主選手のことではなく、05年に浦和に所属していた19歳のディフェンダー、サントス選手(本名エリエジオ・サントス・サンタナ)のことでした。
といっても私はこの選手のことは全く知らず、一体どんな選手なのか記事を熟読せざるを得ませんでした。記事によるとサントス選手は16歳で来日し、関東一高に入学。古くは東海大一校からヤマハ、清水で活躍したアデミール・サントスや、闘莉王、三都主と同じ立場にあったブラジル人留学生組の一人であることがわかりました。きっとレッズの熱烈なサポーターならばよくご存知の選手なのでしょうね。
... 続きを読む
コメント[20], トラックバック[0]
登録日:2007年 01月 18日 21:55:27
高校選手権大会決勝戦に想う
今年の高校選手権大会はいわゆる強豪校が序盤で次々と姿を消し、準決勝に残った4チームの顔ぶれは実に新鮮でした。決勝戦に至ってはどちらが勝っても初優勝という珍しい顔合わせとなり、何と東北は岩手県代表の盛岡商業高校が逆転の末に初の栄冠を手にしました。
その盛岡商の華麗と呼ぶには程遠い純朴かつ直向なプレーは、黄金期のスコットランド代表チームを連想させ、林、大山、成田、千葉といった殊勲選手達のパフォーマンスはビリー・ブレムナー、ウィリー・ジョンストン、アーチー・ゲミル、エイサ・ハートフォード、ゴードン・ストラッカンといった小柄ながらも闘志と技術、そしてスタミナを兼ね備えた往年の名手を思い起こさせてくれました。
... 続きを読む
コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 01月 12日 21:32:59
元旦にドイツ人は真面目で律儀だと改めて想う
<サッカー 第86回天皇杯>浦和レッドダイヤモンズ 2連覇で2冠に輝く - 東京
【東京 1日 AFP】サッカー第86回・天皇杯(The 86th Emperor's Cup)・決勝、浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)vsガンバ大阪(Gamba Osaka)。
≫続きを読む…
(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA
皆様、新年明けましておめでとうございます。本年が皆様に取りまして良き1年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
浦和レッズの天皇杯連覇と二冠達成で幕を開けた2007年の日本フットボール界ですが、天皇杯決勝でのレッズの優勝は実にラッキーでありました。しかし、運も実力のうち。ここは手堅く二冠を手にした浦和レッズを素直に称えたいと思います。
それにしてもブッフバルト監督は何と運の強い監督なのでしょう。準々決勝はジュビロ磐田に粘りのPK勝ち。準決勝は鹿島アントラーズに押し込まれながらも小野らクオリティー・プレイヤーが要所で活躍をして辛勝。決勝はガンバ大阪に圧倒的に試合を支配されながらも終盤、岡野の折り返したボールが相手ディフェンダーに当たってコースが変わり、ゴール前に詰めていた永井のところへ転がって決勝点をゲットと、まさに運なくしては掴めなかった栄冠であります。
... 続きを読む
コメント[2], トラックバック[0]
登録日:2007年 01月 09日 17:28:23
- プロフィール
- 小谷泰介
- (著者近影:昨年7月にチェルシーFCのレジェンドで元イングランド代表のケリー・ディクソン氏とともに)
1955年、タイ王国バンコク生まれ。
フットボール・ジャーナリスト。
四半世紀に及ぶ取材経験をベースにしたジャーナリスティック、かつ辛口の解説はラジオ、テレビで人気を博した。
また、欧州のプロクラブの指導者や選手に知己が多く、クラブ経営にも造詣が深い。
著書に『拝啓 川淵三郎殿』(モダン出版)、『来日サポーターPERFECT図鑑』(東邦出版)などがある。
- 最近のエントリー
- [09/24] 健康第一!
- [08/26] 日本のフットボールの行く末
- [08/15] 勝てない日の丸軍団
- [08/04] 今、Jリーグで一番偉いチームは、大分トリニータである!
- [07/30] ゴーンさんが泣いている・・・。
- [07/28] 世にも不思議なホームゲーム
- [07/18] 釜本さんが泣いている・・・(2)
- [07/17] 釜本さんが泣いている・・・(1)
- [07/07] 頑張れ!ろう者の日本代表!!(4) ~アジア太平洋デフリンピック予選大会を振り返って~
- [07/04] 過酷な監督業
- 最近のコメント
- [10/13] 健康第一! juve10
- [09/27] 健康第一! ボン
- [09/26] 健康第一! 小谷泰介
- [09/25] 健康第一! アニヤン
- [09/25] 日本のフットボールの行く末 小谷泰介
- [09/25] 日本のフットボールの行く末 小谷
- [09/25] 日本のフットボールの行く末 小谷泰介
- [09/16] 日本のフットボールの行く末 The Den
- [09/07] 日本のフットボールの行く末 ボン
- [09/05] 日本のフットボールの行く末 アニヤン
- 最近のトラックバック
- カテゴリー
- 月別アーカイブ
- 2008年 09月 [1]
- 2008年 08月 [3]
- 2008年 07月 [6]
- 2008年 06月 [4]
- 2008年 05月 [8]
- 2008年 04月 [1]
- 2008年 03月 [4]
- 2008年 02月 [7]
- 2008年 01月 [6]
- 2007年 12月 [9]
- 2007年 11月 [8]
- 2007年 10月 [9]
- 2007年 09月 [3]
- 2007年 08月 [7]
- 2007年 07月 [10]
- 2007年 06月 [5]
- 2007年 05月 [6]
- 2007年 04月 [7]
- 2007年 03月 [7]
- 2007年 02月 [7]
- 2007年 01月 [7]
- 2006年 12月 [7]
- 2006年 11月 [8]
- 2006年 10月 [7]
- 2006年 09月 [8]
- 2006年 08月 [7]
- 2006年 07月 [13]
- 2006年 06月 [12]
- お気に入りリンク
- 検索