2007年 05月

監督が全て!?

<サッカー プレミアリーグ>マンチェスター・ユナイテッド ミドルズブラと引き分けホーム11連勝ならず - 英国

【マンチェスター/英国 21日 AFP】サッカー、イングランド・プレミアリーグ・第35節、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)vsミドルズブラ(Middlesbrough)。試合は1-1のドローに終わり、首位マンチェスター・ユナイテッドのホームでの連勝は10で止まった。写真は、シュートを外して悔しがるマンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)。(c)AFP/ANDREW YATES

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 リーガ・エスパニョーラを除いて欧州各国のリーグは殆がその日程を終了し、選手や監督の移籍をめぐる話題がメディアを賑わわせています。

 欧州で活躍する日本人選手ですが、今季はセルティックの中村選手を筆頭に、フランクフルトの高原、バーゼルの中田、ガラタサライの稲本、ザルツブルグのサントスと宮本、そしてルマンの松井と7人もの選手が欧州の主要リーグでレギュラー、或いは準レギュラーとして活躍をしたわけで、奥寺康彦さん以前の時代から欧州リーグを観戦してきたおじさんにとっては感慨ひとしおです。

 しかも、セルティックがリーグとカップの2冠、ザルツブルグがリーグ、バーゼルがカップを制しており、欧州各国のトップチームで日本人選手が純粋に戦力として必要とされている現状は、喜ばしい限り!
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登録日:2007年 05月 30日 21:56:09

日本にスポーツが文化として根付かないわけ

<サッカー世界クラブ選手権>シドニーFC、大会を5位で終える

【東京/日本 16日 AFP】サッカー世界クラブ選手権・5位決定戦、シドニーFC(Sydney FC)vsアル・アハリ(Al Ahly)。試合はシドニーFCが2-1で勝利を収め、今大会を5位で終えた。(c)AFP TOSHIFUMI KITAMURA

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 先週、日本のマスコミを大いに賑わわせたフットボール絡みのニュースがあります。それは言うまでもなく、カズの参議院議員選挙出馬要請辞退と、一攫千金を求めてTOTOBIGに殺到した人々に関する話題です。

 この二つのニュースに共通しているのは、どちらも政治絡みの話題であるということです。しかも、どちらも政治家や官僚の間抜けさ加減が良く分かる話題です。誰も書きませんが、いかに政治家や官僚がスポーツを理解しようとせず、軽視しているかを伝えるには絶好の出来事なので、このブログで取り上げさせていただきたいと存じます。

 まず、カズこと三浦知良選手に自民党から参院選への出馬要請があったことについて・・・。
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登録日:2007年 05月 28日 20:36:47

「日本人としてこれだけは知っておきたいこと」

仁川上陸作戦56周年の記念式典開催 - 韓国

【仁川/韓国 15日 AFP】ソウル西方の仁川(Incheon)市で15日、朝鮮戦争仁川上陸作戦56周年の記念式典が行われた。式典には、韓国および米国の退役軍人らが参加した。1950年から53年まで続いた朝鮮戦争では、国連の旗の下、米国および15か国の連合軍が韓国軍とともに北朝鮮軍と戦った。仁川は、ダグラス・マッカーサー(Douglas MacArthur)元帥率いる米軍主導の国連軍が上陸し、北朝鮮軍を退却に追い込んだ場所である。写真は、仁川の記念式典会場に立つマッカーサーの銅像。(c)AFP/JUNG YEON-JE

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 最近、京都大学大学院教授中西輝政氏の書かれた「日本人としてこれだけは知っておきたいこと」という本(PHP新書)を読みました。

 副題として帯に「なぜ戦前を否定するのか?」と言う文字が大きく踊っているのですが、敗戦による進駐軍の占領政策によって自国を大局的な見地や、正しい歴史観で分析することが出来なくなり、そのアイデンティティーを見失いつつある戦後の日本人への警鐘の書です。

 著者が、その道の大家としてどうしても著しておかなければならなかった全ての日本人への遺言とも受け取れる渾身の書であり、是非ご一読をお勧めします。
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登録日:2007年 05月 18日 19:41:57

サポーターの権利

<サッカー リーガエスパニョーラ>レアル・マドリード ホームでレバンテに敗れシーズン7敗目 - スペイン

【マドリード/スペイン 4日 AFP】サッカー、スペイン・リーガエスパニョーラ1部・第21節、レアル・マドリード(Real Madrid)vsレバンテ(Levante)。試合はレアル・マドリードが0-1で敗れ、早くもシーズン7敗目を喫し4位に順位を落とした。写真は、ホームでの敗戦に肩を落とすレアル・マドリードのラウル・ゴンザレス(Raul Gonzalez)。(c)AFP/BRU GARCIA

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 前回のブログでは、セレッソ大阪の都並敏史監督の解任について触れましたが、「社長出て来い!低迷C大阪フロントにサポーターの怒り爆発」と題して、先週末の対札幌戦後にセレッソ大阪のサポーターが出原社長を取り囲み、一連の出来事に関する釈明を求めたという内容の記事を目にしました。

 その記事によると想像以上にC大阪サポーターの怒りは大きく、その矛先はフロント、特に出原社長に向けられていることがわかりました。

 Jリーグではコアなサポーターのフットボールに対する情熱、理解はフロントのそれを凌駕しているケースが多く、往々にしてサポーターの方がフロントよりも正しい分析ができていたりします。今回もリーグの序盤で突然GMと監督を解任し、クルピ監督を招聘したフロントの方針に対して到底納得できないというセレッソ大阪サポーターの想いは、理解出来ます。
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登録日:2007年 05月 15日 21:00:59

ラモスの続投、都並の解任

 今週はJSL時代の読売クラブとJリーグ発足直後のヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ1969)の黄金期を支え、日本のサッカー界にも多大なる貢献をした二人の指揮官の去就が注目を集めましたが、両者とも20年近くにわたって親しくさせていただいてきた好漢だけに、他人事ではありませんでした。

 結果だけを申し上げれば、解任間違いなしと目されていた東京ヴェルディのラモス瑠偉監督は続投となり、これからの巻き返しを誓っていたに違いないセレッソ大阪の都並監督がGM共々突然の解任と、実に対照的なコントラストを描き出したことになります。

 しかしながら、あくまでも私の個人的見解ではありますが、誠に残念ながら指揮官としてはこの愛すべき人物達に疑問符を付けざるを得ません。
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登録日:2007年 05月 11日 22:47:08

元Jリーガーをもっとフロントに!!

 先日行われた鹿島アントラーズ対浦和レッズ戦の後、現役を退いたばかりの本田泰人氏と会食をする機会に恵まれました。

 ご存知のように本田泰人氏は小柄な体格にもかかわらず、J開幕以来アントラーズ一筋に15年間でリーグ戦に328試合、天皇杯等を入れると計431試合に出場した鉄人です。代表選手としても31試合に出場し、「スッポンマーク」と言われた粘りのディフェンスを身上とした名選手でした。

 また、父君のスパルタ教育を受けたこともあって、小兵ながら闘志を全面に押し出すプレーで精神面の強さが如何に大切かを全身で示した選手でもあります。

 現役時代、それも全盛期に何度か優勝インタビューをさせていただいたことがあるのですが、久々にお会いして表情が随分穏やかになった印象を受けました。

 引退をされたのだから当然のことと言えばそれまでですが、力を出し切った充実感と悔いの無い満足感が清々しい笑顔を作り出しているのだと感じた次第です。

 ところで、引退して間もない選手に対面した際に、必ずと言って良いほど口をついて出てしまう話題といえば、今後の進路についてであります。私もご多分に洩れず、本田氏の顔を見るなり思わず訊ねてしまいました。「今後はどうなさるのですか?」と。
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登録日:2007年 05月 07日 19:39:49

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プロフィール
小谷泰介
小谷泰介
(著者近影:昨年7月にチェルシーFCのレジェンドで元イングランド代表のケリー・ディクソン氏とともに)

1955年、タイ王国バンコク生まれ。
フットボール・ジャーナリスト。
四半世紀に及ぶ取材経験をベースにしたジャーナリスティック、かつ辛口の解説はラジオ、テレビで人気を博した。
また、欧州のプロクラブの指導者や選手に知己が多く、クラブ経営にも造詣が深い。

著書に『拝啓 川淵三郎殿』(モダン出版)、『来日サポーターPERFECT図鑑』(東邦出版)などがある。
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